TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024076112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187511
出願日2022-11-24
発明の名称液体処理装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C02F 1/32 20230101AFI20240529BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】筒状の容器の内部に堆積した異物を容易に除去することができる液体処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る液体処理装置は、液体に紫外線を照射する液体処理装置である。前記液体処理装置は、筒状を呈し、前記液体が供給される空間を内部に有する容器と;前記容器の内部を延びる少なくとも1つの保護管と;前記保護管の内部を延び、前記紫外線を照射可能な少なくとも1つの光源と;厚み方向を貫通するとともに前記容器の内部に接続された孔を有し、前記容器の下側の端部に設けられた底板と;前記孔を着脱可能に塞ぐ栓と;を具備している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体に紫外線を照射する液体処理装置であって、
筒状を呈し、前記液体が供給される空間を内部に有する容器と;
前記容器の内部を延びる少なくとも1つの保護管と;
前記保護管の内部を延び、前記紫外線を照射可能な少なくとも1つの光源と;
厚み方向を貫通するとともに前記容器の内部に接続された孔を有し、前記容器の下側の端部に設けられた底板と;
前記孔を着脱可能に塞ぐ栓と;
を具備した液体処理装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記孔は、管用テーパめねじであり、
前記栓は、管用テーパおねじである請求項1記載の液体処理装置。
【請求項3】
前記孔の、前記容器の内部側の開口の周辺は、テーパ、または傾斜面となっている請求項1または2に記載の液体処理装置。
【請求項4】
前記傾斜面の一方の端部は、前記容器の内壁の位置に設けられ、
前記傾斜面の他方の端部は、前記孔の開口の位置に設けられている請求項3記載の液体処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、液体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
水などの液体に紫外線を照射して、液体を殺菌したり、液体に含まれている有機物を除去したりする液体処理装置がある。紫外線による処理を行えば、熱や薬品などによる処理に比べて、処理の対象となる液体をほとんど変質させることがなく、また、多種類の不純物、細菌、ウイルスなどの処理に対応することができる。
そのため、紫外線を液体に照射する液体処理装置は、例えば、半導体装置などの電子部品の洗浄工程、飲料水の殺菌や不純物の除去工程、商業用水(漁業用水、農業用水、食品工場用水など)の殺菌や不純物の除去工程、各種工業用水の殺菌や不純物の除去工程などの幅広い技術分野において用いられている。
【0003】
この様な液体処理装置として、処理を行う液体が流れる筒状の容器と、容器の内部に設けられた保護管と、保護管の内部に設けられ、紫外線を照射する放電ランプと、を備えた液体処理装置が提案されている。
【0004】
ここで、筒状の容器の延びる方向が、水平に対して垂直な方向や、水平に対して傾いた方向となるように液体処理装置が設置される場合がある。この様な場合には、筒状の容器の底面に、液体に含まれていた異物が堆積しやすくなる。筒状の容器の底面に堆積した異物の量が余り多くなると、容器の内部に設けられた保護管が損傷したり、堆積した異物が剥離するなどして処理済みの液体に混入したりするおそれがある。そのため、定期的に、あるいは必要に応じて、筒状の容器の内部に堆積した異物を除去するようにしている。
【0005】
筒状の容器の内部に堆積した異物を除去する際には、放電ランプが設けられた保護管を容器から取り外し、さらに、容器の下側の端部を塞いでいる板状の部材を容器から取り外す必要がある。そして、板状の部材に堆積している異物を除去した後に、前述した手順と逆の手順で、板状の部材と、放電ランプが設けられた保護管とを順次取り付ける必要がある。そのため、筒状の容器の内部に堆積した異物を除去する際に、手間と時間を要していた。
そこで、筒状の容器の内部に堆積した異物を容易に除去することができる液体処理装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-144912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、筒状の容器の内部に堆積した異物を容易に除去することができる液体処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る液体処理装置は、液体に紫外線を照射する液体処理装置である。前記液体処理装置は、筒状を呈し、前記液体が供給される空間を内部に有する容器と;前記容器の内部を延びる少なくとも1つの保護管と;前記保護管の内部を延び、前記紫外線を照射可能な少なくとも1つの光源と;厚み方向を貫通するとともに前記容器の内部に接続された孔を有し、前記容器の下側の端部に設けられた底板と;前記孔を着脱可能に塞ぐ栓と;を具備している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、筒状の容器の内部に堆積した異物を容易に除去することができる液体処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。
光源の模式断面図である。
図1における光源の上側の端部の近傍を例示するための模式断面図である。
図1における光源の下側の端部の近傍を例示するための模式断面図である。
他の実施形態に係る底板を例示するための模式断面図である。
他の実施形態に係る底板を例示するための模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
水処理装置
16日前
株式会社夢職人
機能水の製造方法
26日前
関西化工株式会社
汚水処理用担体
1か月前
三浦工業株式会社
水処理システム
23日前
個人
歯科治療廃水処理装置
19日前
フタムラ化学株式会社
浄水用フィルター体
29日前
株式会社川本製作所
水処理装置
28日前
栗田工業株式会社
純水製造システムの制御方法
5日前
栗田工業株式会社
純水製造システムの制御方法
12日前
株式会社石垣
連続式固液分離装置における含水率一定制御方法
6日前
個人
浄水器及びフィルターユニット
5日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
軟水化装置
20日前
ハイモ株式会社
高Mアルカリ度且つ高アニオン量汚泥の脱水方法
5日前
株式会社タクマ
汚泥焼却設備、及びクリンカ成長防止方法
5日前
水ing株式会社
被処理物の処理方法および処理装置
13日前
栗田工業株式会社
水処理設備の状況診断支援システム
13日前
栗田工業株式会社
水処理設備の状況診断支援システム
13日前
株式会社竹村製作所
給水システム
27日前
株式会社ディスコ
水供給システム
12日前
北海道電力株式会社
粒子の回収装置及びその回収方法
16日前
株式会社石垣
スクリュープレスにおけるスクリュー軸トルク一定制御方法
6日前
株式会社ササクラ
船舶用造水装置
5日前
水ing株式会社
下水処理施設及びその運転方法
26日前
日本ヒューム株式会社
水処理施設の構築方法、水処理施設
27日前
日特建設株式会社
中和処理装置及び中和処理方法
29日前
水ing株式会社
有機性排水の処理方法及び処理装置
19日前
栗田工業株式会社
水溶液の濃縮装置及び濃縮方法
13日前
水ing株式会社
有機性排水の処理方法及び有機性排水の処理装置
1か月前
国立大学法人北海道国立大学機構
アンモニア回収方法
6日前
三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
イオン交換樹脂を用いた水処理方法
19日前
クボタ環境エンジニアリング株式会社
固液分離方法および固液分離設備
29日前
成信實業股ふん有限公司
半導体化学機械研磨スラッジのリサイクル方法
5日前
栗田工業株式会社
純水製造システムの制御方法
5日前
水ing株式会社
有機性排水又は有機性汚泥を含む処理対象物の処理方法及び装置
19日前
水ing株式会社
有機性汚泥又は有機性排水を含む処理対象物の処理方法及び処理装置
19日前
一般財団法人畜産環境整備機構
脱窒処理装置および注水装置
26日前
続きを見る