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公開番号2024072634
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183590
出願日2022-11-16
発明の名称車両用駆動伝達装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類F16H 57/04 20100101AFI20240521BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】掻き上げ部材の回転速度が低い場合であっても、油の掻上量を確保し易い車両用駆動伝達装置を実現する。
【解決手段】伝達機構20とケース50とを備えた車両用駆動伝達装置10であって、伝達機構20は回転することによりケース50内の油を掻き上げる掻き上げ部材15を備え、ケース50は掻き上げ部材15に対して軸方向第1側X1から対向する対向壁部70を備え、掻き上げ部材15は周方向Cに並ぶ複数の凹凸状に形成された掻上部16を備え、対向壁部70には、掻上部15よりも径方向Rの内側且つ支持部57tよりも径方向Rの外側において、軸方向第2側X2に突出すると共に周方向Cに沿って延在する周方向案内部71が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源に駆動連結される入力部材と、
車輪に駆動連結される出力部材と、
前記入力部材の回転を前記出力部材に伝達する伝達機構と、
前記伝達機構及び当該伝達機構を潤滑するための油を収容したケースと、
を備えた車両用駆動伝達装置であって、
前記伝達機構は、回転することにより前記ケース内の油を掻き上げる掻き上げ部材を備え、
前記掻き上げ部材の回転軸心に沿う方向を軸方向とし、前記軸方向の一方側を軸方向第1側とし、前記軸方向の他方側を軸方向第2側とし、前記回転軸心に直交する方向を径方向とし、前記回転軸心を周回する方向を周方向として、
前記ケースは、前記掻き上げ部材に対して前記軸方向第1側から対向する対向壁部を備え、
前記対向壁部は、前記伝達機構を構成する軸部材が貫通する貫通孔と、前記貫通孔を囲むと共に前記軸部材を支持する支持部と、を備え、
前記掻き上げ部材は、前記周方向に並ぶ複数の凹凸状に形成された掻上部を備え、
前記対向壁部には、前記掻上部よりも前記径方向の内側且つ前記支持部よりも前記径方向の外側において、前記軸方向第2側に突出すると共に前記周方向に沿って延在する周方向案内部が設けられている、車両用駆動伝達装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記周方向案内部は、前記径方向に沿う径方向視で前記掻上部と重複するように配置されている、請求項1に記載の車両用駆動伝達装置。
【請求項3】
前記ケースは油貯留部を備え、
前記周方向における、車両を前進させる方向に前記車輪が回転している状態で前記掻き上げ部材の回転する側を周方向正転側とし、その反対側を周方向逆転側とし、前記掻き上げ部材が前記周方向正転側に回転している状態で前記掻上部に掻き上げられた油が前記掻上部の最上部から飛散する側を正転時飛散側として、
前記対向壁部には、
前記掻上部の前記最上部に対して前記正転時飛散側に配置され、前記掻上部の前記最上部に向かって開口していると共に前記油貯留部に連通している導入部と、
前記掻上部の前記最上部よりも前記周方向正転側に配置されていると共に、前記周方向案内部から前記径方向の外側に向かって突出するように形成され、前記掻上部の前記最上部から前記正転時飛散側に飛散する油の飛散方向を斜め上方へ向けて案内する案内突部と、
が設けられている、請求項1に記載の車両用駆動伝達装置。
【請求項4】
前記案内突部は、前記掻き上げ部材が前記周方向逆転側に回転している状態では、前記掻上部に掻き上げられた油を前記導入部へ向けて飛散させるように形成されている、請求項3に記載の車両用駆動伝達装置。
【請求項5】
前記周方向における、車両を前進させる方向に前記車輪が回転している状態で前記掻き上げ部材の回転する側を周方向正転側とし、その反対側を周方向逆転側として、
前記対向壁部には、
前記掻上部の最下部よりも前記周方向正転側であって前記掻上部の最上部よりも前記周方向逆転側の位置において前記軸方向第1側に窪んでいると共に前記径方向に延在する第1径方向案内部と、
前記掻上部の前記最上部よりも前記周方向正転側であって前記掻上部の前記最下部よりも前記周方向逆転側の位置において前記軸方向第1側に窪んでいると共に前記径方向に延在する第2径方向案内部と、
が設けられ、
前記第1径方向案内部及び前記第2径方向案内部は、それぞれ、潤滑必要箇所に油を案内するように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用駆動伝達装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、掻き上げ部材を備えた車両用駆動伝達装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
掻き上げ部材を備えた車両用駆動伝達装置が知られている。以下、背景技術の説明において括弧内に示す符号は特許文献1のものである。特許文献1には、環状空間である攪拌室(S)から油を掻き上げ、貯留タンク(50)と連通するスロープ(6b)及びノズル部(50a)に油を供給する掻き上げ部材(29)を備えた車両用駆動伝達装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-95952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、オイルは自重によって攪拌室(S)内を落下する。このため、攪拌室(S)から油を掻き上げる掻き上げ部材(29)の回転速度が低い場合には、油の掻上量が減少してスロープ(6b)やノズル部(50a)に供給するための油の確保が困難になるという問題があった。
【0005】
そこで、掻き上げ部材の回転速度が低い場合であっても、油の掻上量を確保し易い車両用駆動伝達装置の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用駆動伝達装置は、駆動源に駆動連結される入力部材と、車輪に駆動連結される出力部材と、前記入力部材の回転を前記出力部材に伝達する伝達機構と、前記伝達機構及び当該伝達機構を潤滑するための油を収容したケースと、を備えた車両用駆動伝達装置であって、前記伝達機構は、回転することにより前記ケース内の油を掻き上げる掻き上げ部材を備え、前記掻き上げ部材の回転軸心に沿う方向を軸方向とし、前記軸方向の一方側を軸方向第1側とし、前記軸方向の他方側を軸方向第2側とし、前記回転軸心に直交する方向を径方向とし、前記回転軸心を周回する方向を周方向として、前記ケースは、前記掻き上げ部材に対して前記軸方向第1側から対向する対向壁部を備え、前記対向壁部は、前記伝達機構を構成する軸部材が貫通する貫通孔と、前記貫通孔を囲むと共に前記軸部材を支持する支持部と、を備え、前記掻き上げ部材は、前記周方向に並ぶ複数の凹凸状に形成された掻上部を備え、前記対向壁部には、前記掻上部よりも前記径方向の内側且つ前記支持部よりも前記径方向の外側において、前記軸方向第2側に突出すると共に前記周方向に沿って延在する周方向案内部が設けられている。
【0007】
本構成によれば、掻上部により掻き上げた油が径方向の内側へ流れることを周方向案内部によって妨げることができるため、掻上部による油の掻上効率を高めることができる。従って、掻き上げ部材の回転速度が低い場合であっても、油の掻上量を確保し易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両用駆動伝達装置を備える車両の模式図
図1の駆動伝達装置の断面図
図1の第2ケース部の断面図
図1の第1ケース部の断面図
図1の第2ケース部の斜視断面図
図1の第2ケース部の斜視断面図
図1の第1ケース部の斜視断面図
図1の第1ケース部の斜視断面図
伝達機構が取り付けられた第1ケース部の斜視断面図
ブリーザ室カバーが取り付けられた第1ケース部の斜視断面図
パーキングロック機構が取り付けられた第1ケース部の斜視断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、車両用駆動伝達装置(以下、駆動伝達装置)の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、駆動伝達装置10が搭載された車両11の一例を示す模式図である。図2は、駆動伝達装置10の一例を示す回転軸心Xcを含む断面図である。
【0010】
本実施形態では、駆動伝達装置10は、回転電機等の駆動源12と、差動歯車装置13と、車輪14とを備えた車両11に搭載されている。差動歯車装置13は、駆動源12の側から駆動伝達装置10を介して入力された駆動力を一対の車輪14に分配する。なお、本願において「回転電機」は、モータ(電動機)、ジェネレータ(発電機)、及び必要に応じてモータ及びジェネレータの双方の機能を果たすモータ・ジェネレータのいずれをも含む概念として用いている。
(【0011】以降は省略されています)

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