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公開番号2024073932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184923
出願日2022-11-18
発明の名称集約モジュール
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】小型化することが可能な集約モジュールを提供する。
【解決手段】集約モジュール1は、車両に搭載される複数の補機2の夫々に通電する複数のドライバ82と、複数のドライバ82が実装された共通の基板20と、複数のドライバ82の夫々に給電する複数のバスバー体90と、基板20及び複数のバスバー体90を保持するモジュールハウジング30と、を備え、複数のバスバー体90の夫々は、複数のバスバー80が一体成形された一次成形品であり、モジュールハウジング30は、複数の一次成形品の夫々を保持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される複数の補機の夫々に通電する複数のドライバと、
複数の前記ドライバが実装された共通の基板と、
複数の前記ドライバの夫々に給電する複数のバスバー体と、
前記基板及び複数の前記バスバー体を保持するモジュールハウジングと、を備え、
複数の前記バスバー体の夫々は、複数のバスバーが一体成形された一次成形品であり、
前記モジュールハウジングは、複数の前記一次成形品の夫々を保持する集約モジュール。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記モジュールハウジングは、複数の前記一次成形品を、1つに一体成形した二次成形品で構成される請求項1に記載の集約モジュール。
【請求項3】
前記バスバー体は、溝部を有する本体部と、前記溝部に収容される前記バスバーと、前記溝部において前記バスバーを保持する保持部材と、前記保持部材によって保持された前記バスバーを前記本体部の少なくとも一部を含んで覆うカバー部材と、を有する請求項1又は2に記載の集約モジュール。
【請求項4】
1つの前記溝部に、1つの前記バスバーが収容される請求項3に記載の集約モジュール。
【請求項5】
1つの前記溝部に、複数の前記バスバーが収容され、
複数の前記バスバーのうち、互いに隣接する2つの前記バスバーの間に絶縁部材が設けられている請求項3に記載の集約モジュール。
【請求項6】
前記モジュールハウジングは、冷却液を流通させる冷却流路が内部に形成された流路ハウジングを有する請求項1又は2に記載の集約モジュール。
【請求項7】
前記モジュールハウジングは、前記バスバー体と前記冷却流路とに亘ってヒートシンクが設けられている請求項6に記載の集約モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された補機に通電するドライバを備える集約モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両には、様々な補機(例えば電動ポンプや弁装置等)が搭載されている。このような補機はドライバにより通電される。このようなドライバに関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には、インバータ装置に関して記載されている。このインバータ装置は、スイッチング素子を備えたパワーモジュールと、当該パワーモジュールを冷却する冷却モジュールと、スイッチング素子を制御する制御回路を備えた制御基板と、パワーモジュールの交流端子に接続される交流バスバーと、交流バスバーを流れる電流を検出する電流センサとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-153228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のインバータ装置は、冷却モジュールの一方側に、パワーモジュールが実装された制御基板を設け、冷却モジュールの他方側に、交流バスバーや電流センサを設けて小型化を行っている。しかしながら、上述したように車両には様々な補機が備えられており、このインバータ装置を補機毎に設けるとサイズが大きくなってしまう。このため、複数の補機への対応を鑑みた場合には、小型化をする上で改善の余地がある。
【0006】
そこで、小型化することが可能な集約モジュールが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る冷却モジュールの特徴構成は、車両に搭載される複数の補機の夫々に通電する複数のドライバと、複数の前記ドライバが実装された共通の基板と、複数の前記ドライバの夫々に給電する複数のバスバー体と、前記基板及び複数の前記バスバー体を保持するモジュールハウジングと、を備え、複数の前記バスバー体の夫々は、複数のバスバーが一体成形された一次成形品であり、前記モジュールハウジングは、複数の前記一次成形品の夫々を保持する点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、複数のドライバを実装した共通の基板と、複数のドライバに給電するバスバーを一体成形したバスバー体とを共通のモジュールハウジングで保持するので、例えば複数のドライバを夫々、別々の基板に実装すると共に、バスバーを当該基板と別々に設けた場合に比べて、小型化することができる。したがって、集約モジュールの軽量化を行うことが可能となる。また、車両への搭載を考えた場合、小型化できるので搭載の自由度を向上することが可能となる。さらに、バスバー体として一次成形品を作製しているため、個々のバスバーを位置決めしてモジュールハウジングを製造する煩雑さも解消できる。
【0009】
また、前記モジュールハウジングは、複数の前記一次成形品を、1つに一体成形した二次成形品で構成されると好適である。
【0010】
このような構成とすれば、モジュールハウジングに、バスバー体を容易に保持させることができる。また、一次成形品を樹脂等で成形して二次成形品とすればよいので、バスバーの位置決めが容易であり、成形精度が向上する。このように、複数のバスバーを保持した状態のモジュールハウジングを容易に構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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