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公開番号2024072692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183683
出願日2022-11-16
発明の名称車両下部構造
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/00 20060101AFI20240521BHJP(車両一般)
要約【課題】車両下部の最適化を図ることが可能な車両下部構造を提供する。
【解決手段】車両下部構造は、分割されたサスペンションメンバ10に支持されたハウジング21と、ハウジング21に収容され、駆動回転力を車両の車輪に伝える電動モータ221と、を備え、ハウジング21は、サスペンションメンバ10の一方に一体化された第1ハウジング211と、サスペンションメンバ10の他方に一体化された第2ハウジング212と、第1ハウジング211と第2ハウジング212とに連結され、電動モータ221を収容する第3ハウジング213と、を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
分割されたサスペンションメンバに支持されたハウジングと、
前記ハウジングに収容され、駆動回転力を車両の車輪に伝える電動モータと、を備え、
前記ハウジングは、前記サスペンションメンバの一方に一体化された第1ハウジングと、前記サスペンションメンバの他方に一体化された第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに連結され、前記電動モータを収容する第3ハウジングと、を有している車両下部構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記サスペンションメンバの前記一方と前記他方とは、固定部材を介して連結されている請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第1ハウジング及び前記サスペンションメンバの前記一方と、前記第2ハウジング及び前記サスペンションメンバの前記他方とは、夫々一体成形品である請求項1又は2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
サスペンションメンバに支持されたハウジングと、
前記ハウジングに収容され、駆動回転力を車両の車輪に伝える電動モータと、を備え、
前記ハウジングは、前記サスペンションメンバに一体化された下部ハウジングと、当該下部ハウジングに連結された上部ハウジングとを有している車両下部構造。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングとが溶着された溶着部を有している請求項4に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記下部ハウジングと前記サスペンションメンバとは一体成形品である請求項4又は5に記載の車両下部構造。
【請求項7】
サスペンションメンバと、
前記サスペンションメンバに支持されたハウジングと、
前記ハウジングに収容され、駆動回転力を車両の車輪に伝える電動モータと、を備え、
前記サスペンションメンバには、前記電動モータを冷却するオイルが流れるオイル路が形成されている車両下部構造。
【請求項8】
前記オイル路は、前記サスペンションメンバの全周に亘って設けられている請求項7に記載の車両下部構造。
【請求項9】
前記電動モータを駆動するための電子回路を更に備え、
前記サスペンションメンバには、前記電子回路を冷却する流体を循環させる流体路が形成されており、当該流体路と前記オイル路とが近接配置されている請求項7に記載の車両下部構造。
【請求項10】
サスペンションメンバに支持されたハウジングと、
前記ハウジングに収容され、電動モータ及び当該電動モータの駆動回転力を車輪に伝えるギア機構を少なくとも含む電動車両用駆動ユニットと、前記電動モータを駆動するための電子回路を少なくとも含む電子回路ユニットと、が一体化された統合ユニットと、を備え、
前記電動モータは、前記ハウジングの内部において、前記ギア機構よりもバッテリの側に配置される車両下部構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車等で構成される車両下部構造として、車室の床下スペースにバッテリが配置され、車体フレームに接続されたサスペンションメンバにモータパワーユニット(電動車両用駆動ユニット)を配置した技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の車両下部構造では、サスペンションメンバに複数の防振マウントを介してモータパワーユニットが固定されている。また、モータパワーユニットは、原動機であるモータと当該モータの回転駆動力をドライブシャフトに伝える減速機とが一ユニット化(集約)されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/069774号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車両下部構造では、モータパワーユニットを一体化してサスペンションメンバに固定することにより、スペース効率の改善に図っているものの、車両下部スペースを更に有効活用する等、車両下部には改善の余地がある。
【0006】
そこで、車両下部の最適化を図ることが可能な車両下部構造が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両下部構造の特徴構成は、分割されたサスペンションメンバに支持されたハウジングと、前記ハウジングに収容され、駆動回転力を車両の車輪に伝える電動モータと、を備え、前記ハウジングは、前記サスペンションメンバの一方に一体化された第1ハウジングと、前記サスペンションメンバの他方に一体化された第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに連結され、前記電動モータを収容する第3ハウジングと、を有している点にある。
【0008】
本構成では、電動モータを収容するハウジングを、サスペンションメンバの一方に一体化された第1ハウジングと、サスペンションメンバの他方に一体化された第2ハウジングと、第1ハウジングと第2ハウジングとに連結された第3ハウジングとで構成している。
【0009】
このため、従来のようにサスペンションメンバに複数のブラケットを介してハウジングを固定する場合に比べて、部品点数を節減することが可能となる。部品点数が節減されることにより、組立品の質量を抑制することができる。また、サスペンションメンバに対するハウジングの組付工数、製造コスト等も低減できる。しかも、ブラケット等の部品が不要となるため、組立品(サスペンションメンバとハウジングと)の小型化を図ることが可能となり、車両下部スペースの空間使用率を向上させることができる。つまり、本構成によれば、車両下部構造の最適化を図ることができる。
【0010】
他の特徴構成は、前記サスペンションメンバの前記一方と前記他方とは、固定部材を介して連結されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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