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公開番号2024071019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181714
出願日2022-11-14
発明の名称グミ組成物
出願人サンスター株式会社
代理人個人,個人
主分類A23L 21/10 20160101AFI20240517BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】コラーゲンペプチドを含有しつつ、原料を混合した溶液を型に充填する際の作業性の低下を抑制する。
【解決手段】グミ組成物は、ゼラチンを配合している。グミ組成物は、食物繊維と、コラーゲンペプチドと、二糖以下の糖アルコールと、を含有している。当該グミ組成物における固形分当たりの含有量として、食物繊維の含有量が10質量%以上70質量%以下であり、コラーゲンペプチドの含有量が5質量%以上20質量%以下であり、二糖以下の糖アルコールの含有量が6質量%以上50質量%以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ゼラチンを配合するグミ組成物であって、
食物繊維と、コラーゲンペプチドと、二糖以下の糖アルコールと、を含有し、
当該グミ組成物における固形分当たりの含有量として、
前記食物繊維の含有量が10質量%以上70質量%以下であり、
前記コラーゲンペプチドの含有量が5質量%以上20質量%以下であり、
前記二糖以下の糖アルコールの含有量が6質量%以上50質量%以下である
グミ組成物。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記ゼラチンのブルーム値が120以上350以下である
請求項1に記載のグミ組成物。
【請求項3】
前記コラーゲンペプチドの質量平均分子量が6000以下である
請求項1又は2に記載のグミ組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、グミ組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コラーゲンペプチドを含有するグミキャンディ様構造物が開示されている。このようなグミキャンディは、原料を混合した溶液を型に充填した後に乾燥させることで得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5429033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているようなコラーゲンペプチドを配合する場合には、原料を混合した溶液の粘性にコラーゲンペプチドが影響を与えやすいという事情がある。具体的には、原料を混合した溶液の粘性が高くなりやすいため、溶液を型に充填する際に、糸状に延びやすくなる。言い換えれば、溶液の曳糸性が高くなりやすい。溶液の曳糸性が高くなることによって、型へ充填する際の作業性が低下するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのグミ組成物は、ゼラチンを配合するグミ組成物であって、食物繊維と、コラーゲンペプチドと、二糖以下の糖アルコールと、を含有し、当該グミ組成物における固形分当たりの含有量として、前記食物繊維の含有量が10質量%以上70質量%以下であり、前記コラーゲンペプチドの含有量が5質量%以上20質量%以下であり、前記二糖以下の糖アルコールの含有量が6質量%以上50質量%以下であることを要旨とする。
【0006】
上記グミ組成物は、前記ゼラチンのブルーム値が120以上350以下であることが好ましい。
上記グミ組成物は、前記コラーゲンペプチドの質量平均分子量が6000以下であることが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明のグミ組成物によれば、コラーゲンペプチドを含有しつつ、原料を混合した溶液を型に充填する際の作業性の低下を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、グミ組成物の一実施形態について説明する。
本実施形態のグミ組成物は、ゼラチンを配合している。グミ組成物は、食物繊維と、コラーゲンペプチドと、二糖以下の糖アルコールと、を含有している。
【0009】
<グミ組成物>
グミ組成物は、水分を含有している。グミ組成物の製造方法は特に限定されないが、たとえば、原料を混合した溶液を型に充填することでグミ組成物を成型する。型の具体例としては、コーンスターチを用いたスターチモールド、シリコンモールド等が挙げられる。型に流し込んだ溶液の含有する水分量が所望の値になるまで乾燥させることでゲル化したグミ組成物を得ることができる。グミ組成物の水分量は、特に限定されないが、たとえば10質量%以上30質量%以下である。以下では、ゲル化させる前の溶液のことをグミ液という。
【0010】
グミ組成物全体の質量からグミ組成物における水分の質量を除いたものがグミ組成物における全固形分の質量に対応する。以下では、グミ組成物の固形分が含有する各成分の含有量について、ゲル化させたグミ組成物における全固形分に対する含有量を、固形分当たりの含有量として示す。
(【0011】以降は省略されています)

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