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公開番号2024070280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2024039060,2023178755
出願日2024-03-13,2023-06-27
発明の名称反射構造体、反射構造体の製造方法、および周波数選択反射板セット
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 15/14 20060101AFI20240515BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する周波数選択反射板を有する反射構造体において、反射特性が良好であり、大面積化が可能な反射構造体を提供する。
【解決手段】特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する複数の周波数選択反射板を有する反射構造体20であって、第1アライメントマーク22を有する基材21と、基材21の一方の面に並べて配置された複数の周波数選択反射板1と、を有し、隣接する周波数選択反射板1間の距離d1、d2が、電磁波の波長の1/2未満である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する周波数選択反射板を有する反射構造体であって、
第1アライメントマークを有する基材と、
基材の一方の面に並べて配置された複数の前記周波数選択反射板と、
を有し、隣接する前記周波数選択反射板間の距離が、前記電磁波の波長の1/2未満である、反射構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する周波数選択反射板を有する反射構造体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムにおいては、伝搬環境およびエリアを改善するために、リフレクトアレイの技術が検討されている(例えば、特許文献1~2、非特許文献1)。特に、第5世代通信システム(5G)に使用されるような高周波では、直進性が強いため、カバレッジホール(電波が届かない領域)の解消が重要な課題である。
【0003】
リフレクトアレイとしては、所定の方向の基地局から入射する特定の周波数の電磁波に対し、所望の方向に電磁波を反射することが可能であることが望まれている。このようなリフレクトアレイとしては、例えば、複数の反射素子が配列されており、反射素子の寸法や形状を変化させることによって、反射素子毎の共振周波数を変化させ、電磁波の反射位相を制御し、それにより、電磁波の入射方向および反射方向を制御する技術が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5371633号公報
特許第5162677号公報
【非特許文献】
【0005】
芳野真弓ら、「メタ・サーフェス反射板によるL字型廊下見通し外環境の受信電力の改善」、信学技報(IEICE TechnicalReport)、A・P2020-5(2020-04)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
カバレッジホールに高強度の電磁波を反射させるためには、大面積のリフレクトアレイが必要になる。しかし、製造装置の制約から、大面積のリフレクトアレイを製造するのは困難である。
【0007】
ところで、リフレクトアレイを大面積化するには、例えば、リフレクトアレイを並べて配置する、タイリング技術が考えられる。しかし、リフレクトアレイのタイリングにより大面積化する場合、複数のリフレクトアレイ間における相対位置のずれが問題となる。リフレクトアレイの相対位置のずれによって、電磁波の反射強度が低下したり、電磁波の反射位相が変化したりするため、所望の反射特性が得られなくなってしまう。
【0008】
なお、リフレクトアレイではないが、表示装置の分野においては、タイリング技術の開発が行われている。しかし、表示装置では、各表示装置の継ぎ目が見えることが重要な課題であるのに対して、リフレクトアレイでは、各リフレクトアレイの相対位置精度が重要な課題となる。また、リフレクトアレイでは、表示装置と比較して、高い位置精度が要求されると考えられる。そのため、リフレクトアレイに、表示装置のタイリング技術をそのまま適用することは困難であると考えられる。
【0009】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する周波数選択反射板を有する反射構造体において、反射特性が良好であり、大面積化が可能な反射構造体を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一実施形態は、特定の周波数帯の電磁波を正反射方向とは異なる方向に反射する周波数選択反射板を有する反射構造体であって、第1アライメントマークを有する基材と、上記基材の一方の面に並べて配置された複数の上記周波数選択反射板と、を有し、隣接する上記周波数選択反射板間の距離が、上記電磁波の波長の1/2未満である、反射構造体を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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