TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024067456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177547
出願日2022-11-04
発明の名称表示制御装置における表示方法及び表示制御装置
出願人株式会社和井田製作所
代理人個人,個人
主分類G06F 30/12 20200101AFI20240510BHJP(計算;計数)
要約【課題】静的に表示制御される第1形状線と、動的に表示制御される第2形状線が、接触、または重ね合わせ状態となったときに、操作者にそのことを明示できる表示制御装置における表示方法及び表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御部が、ディスプレイにワーク輪郭線Bを静的に表示制御するとともに、砥石輪郭線Aを動的に表示制御する。そして、表示制御部は、動的に表示制御する砥石輪郭線Aがワーク輪郭線Bと接触した状態となったときに、ワーク輪郭線Bの接触された一部をハイライト表示させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
表示制御部が、ディスプレイに第1形状線を静的に表示制御するとともに、第2形状線を動的に表示制御する表示制御装置における表示方法であって、
前記表示制御部は、動的に表示制御する前記第2形状線が前記第1形状線と接触した状態となったときに、前記第1形状線の接触された少なくとも一部をハイライト表示させ、
または、動的に表示制御する前記第2形状線の少なくとも一部の領域が前記第1形状線と重ね合わせ状態となったときに、前記第1形状線と前記第2形状線の重ね合わせ状態の前記領域をハイライト表示する表示制御装置における表示方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記表示制御装置が前記第2形状線を手動で移動させる手動操作部を備え、
前記表示制御部の前記第2形状線に対する動的に表示制御することは、前記手動操作部の操作に応じて、前記第2形状線を前記ディスプレイで移動表示制御することである請求項1に記載の表示制御装置における表示方法。
【請求項3】
前記第1形状線が、直線と直線の変化点、直線と円弧との変化点、或いは円弧と円弧との変化点のうち、少なくとも1つの変化点を有するとき、
前記表示制御部は、前記第1形状線の前記変化点から延出される延長線を延長表示制御するとともに、移動表示制御する前記第2形状線が前記延長線と接触した状態となったときに、前記接触された延長線をハイライト表示させる請求項2に記載の表示制御装置における表示方法。
【請求項4】
前記表示制御部の前記第2形状線に対する動的に表示制御することは、前記第2形状線に対する形状変化表示制御をすることである請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の表示制御装置における表示方法。
【請求項5】
ディスプレイと、
前記ディスプレイに対して、第1形状線を静的に表示制御するとともに、第2形状線を動的に表示制御する表示制御部を備える表示制御装置であって、
前記表示制御部は、動的に表示制御する前記第2形状線が前記第1形状線と接触した状態となったときに、前記第1形状線の接触された少なくとも一部をハイライト表示させ、または、動的に表示制御する前記第2形状線の少なくとも一部の領域が前記第1形状線と重ね合わせ状態となったときに、前記第1形状線と前記第2形状線の重ね合わせ状態の前記領域をハイライト表示する表示制御装置。
【請求項6】
前記第2形状線を手動で移動させる手動操作部を備え、
前記表示制御部の前記第2形状線に対する動的に表示制御することは、前記手動操作部の操作に応じて、前記第2形状線を前記ディスプレイで移動表示制御することである請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記第1形状線が、直線と直線の変化点、直線と円弧との変化点、或いは円弧と円弧との変化点のうち、少なくとも1つの変化点を有するとき、
前記表示制御部は、前記第1形状線の前記変化点から延出される延長線を延長表示制御するとともに、移動表示制御する前記第2形状線が前記延長線と接触した状態となったときに、前記接触された延長線をハイライト表示させる請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記第1形状線と前記第2形状線との接触を検出する接触検出部を備え、
前記接触検出部による前記接触の検出があったときに、前記表示制御部は、前記ハイライト表示する請求項5乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の表示制御装置。
【請求項9】
前記第1形状線と前記第2形状線との重ね合わせ状態を検出する重ね合わせ検出部を備え、
前記重ね合わせ検出部による前記重ね合わせ状態の検出があったときに、前記表示制御部は、前記ハイライト表示する請求項5乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置における表示方法及び表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、CADシステムでは、特許文献1が公知である。特許文献1のCADシステムでは、部品干渉ツールにより、部品干渉チェックが行われている。
この方法では、部品毎に、平面ビュー、正面ビュー、側面ビューを1つのグループとして、部品番号、部品名称を定義して、図形データベースに記憶させる。象限分割ツールは象限を区切るための区切り線を定義して、表示ディスプレイに前記区切り線を表示させる。前記部品干渉ツールは、前記図形データベースの各要素をグループ設定に従って、部品毎にかつ象限毎に認識して、2つの部品の要素間で交点があるか、否かを判定するようにしている。そして、干渉していれば、該当箇所をハイライト表示するようにしている。このハイライト表示により、操作者に部品間の干渉を明示できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-11474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように特許文献1では、部品間の干渉チェックが行われているが、この方法は、静的な部品に関する平面ビュー、正面ビュー、側面ビューに基づいて行われている。このため、実際にディスプレイで、例えば物の輪郭を表す形状線と、他の形状線の一方が移動、または形状変化により動的に変化している場合には、適さない方法である。
【0005】
本発明の目的は、静的に表示制御される第1形状線と、動的に表示制御される第2形状線が、接触、または重ね合わせ状態となったときに、操作者にそのことを明示できる表示制御装置における表示方法及び表示制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題点を解決するために、本発明は、表示制御部が、ディスプレイに第1形状線を静的に表示制御するとともに、第2形状線を動的に表示制御する表示制御装置における表示方法であって、前記表示制御部は、動的に表示制御する前記第2形状線が前記第1形状線と接触した状態となったときに、前記第1形状線の接触された少なくとも一部をハイライト表示させ、または、動的に表示制御する前記第2形状線の少なくとも一部の領域が前記第1形状線と重ね合わせ状態となったときに、前記第1形状線と前記第2形状線の重ね合わせ状態の前記領域をハイライト表示するものである(請求項1)。
【0007】
ここで、ハイライト表示とは、強調表示のことを言う。強調表示には、色を変えること、線の太さを代えること、輝度を変えること、線種を変えることを含む。色を変える場合は、色を変える前よりも、明るい色に変えることが望ましい。線の太さを変える場合は、変える前よりも、より太くすることが好ましい。輝度を変える場合は、変える前よりもより輝度を上げることが好ましい。
【0008】
ディスプレイが表示する線とは、直線、曲線を含む。また、ディスプレイが表示する線は、点を線状に羅列したものを含む。
形状線とは、形状表現に使用される要素としての線、物自体の形状の全体または形状の一部を表す線群を含む。形状表現に使用される要素としての線は、直線、点線、鎖線、曲線等である。
【0009】
上記構成によれば、静的に表示制御される第1形状線と、動的に表示制御される第2形状線が、接触、または重ね合わせ状態となったときに、操作者にそのことを明示できる。
また、前記表示方法は、前記表示制御装置が前記第2形状線を手動で移動させる手動操作部を備え、前記表示制御部の前記第2形状線に対する動的に表示制御することは、前記手動操作部の操作に応じて、前記第2形状線を前記ディスプレイで移動表示制御することが好ましい(請求項2)。
【0010】
上記構成の方法によれば、手動操作部を操作している操作者に対して、静的に表示制御される第1形状線と、動的に表示制御される第2形状線が、接触、または重ね合わせ状態となったときに、そのことを明示できる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
プロジェクター
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
暗号化記憶媒体
24日前
個人
求人支援システム
13日前
キヤノン電子株式会社
周辺機器
1か月前
個人
求人マッチングサーバ
1か月前
カゴメ株式会社
営農支援プログラム
1か月前
カゴメ株式会社
営農支援プログラム
1か月前
カゴメ株式会社
営農支援プログラム
1か月前
カゴメ株式会社
営農支援プログラム
1か月前
株式会社ワコム
電子ペン
27日前
アスエネ株式会社
水管理の方法
1か月前
シャープ株式会社
情報出力装置
11日前
株式会社ワコム
電子ペン
25日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
1か月前
株式会社寺岡精工
システム
27日前
株式会社NGA
画像投稿システム
1か月前
大日本印刷株式会社
作業台
1か月前
CKD株式会社
遠隔支援システム
1か月前
トヨタ紡織株式会社
検査装置
20日前
株式会社カロニマ
情報発信システム
3日前
日本信号株式会社
料金精算システム
9日前
個人
ポイント増量アプリ「太陽光銭サー」
1か月前
個人
言語翻訳システム及びプログラム
1か月前
株式会社三富
取引管理システム
1か月前
BH株式会社
商品販売システム
1か月前
株式会社アジラ
異常行動検出システム
20日前
株式会社小野測器
移動量計測システム
1か月前
株式会社小野測器
移動量計測システム
1か月前
個人
AI営業システム
23日前
個人
特許審査支援ボットおよびボットシステム
10日前
個人
スマートフォンにおける使用料金削減方法
10日前
シーアンドアールエム株式会社
広告装置
6日前
株式会社mov
情報処理システム
19日前
旭化成株式会社
装置
1か月前
株式会社セガ
情報処理装置及びプログラム
26日前
続きを見る