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公開番号2024061088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168802
出願日2022-10-21
発明の名称物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G07G 1/00 20060101AFI20240425BHJP(チェック装置)
要約【課題】不正行為により商品を正しく認識できないことを抑制できる物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置を提供する。
【解決手段】物品識別システム1において、識別端末4の制御部は、撮影装置3に指示を出し、撮影部31による撮影を行う。撮影装置3は、撮影された撮影画像の画像データを生成し、識別端末4に出力する。識別端末4の制御部は、取得した画像データから定価ARマーカ28、割引ARマーカ38を検出する。制御部は、定価ARマーカ28のIDと割引ARマーカ38のIDが一致するか否かを判定する。制御部は、取得した画像データに基づき、表示部に撮影画像を表示する。制御部は、撮影画像から検出した定価ARマーカ28に対応する商品名を示す商品名表示を表示部に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
商品、及び前記商品に付された複数のARマーカであって、第1ARマーカ、及び前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカを少なくとも含む前記複数のARマーカを撮影する撮影部と、
表示部と、
レジスターと通信する通信部と、
前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとの対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、
前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、
前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、
前記データベースに基づき、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にあるか否かを判定する判定処理と
を実行することを特徴とする物品識別システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記判定処理において前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にないと判定された場合、前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にないことを報知する報知処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の物品識別システム。
【請求項3】
前記データベースにおいて、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカには、共通する識別子が関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品識別システム。
【請求項4】
前記データベースにおいて、前記第1ARマーカには前記商品の定価を示す定価情報が関連付けられ、前記第2ARマーカには前記商品の価格の割引を示す割引情報が関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品識別システム。
【請求項5】
商品、及び前記商品に付されたARマーカを撮影する撮影部と、
表示部と、
レジスターと通信する通信部と、
前記ARマーカと、所定のデータに関する所定条件との対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記撮影部が撮影した画像から前記ARマーカを抽出する抽出処理と、
前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、
前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、
前記データを取得する取得処理と、
前記取得処理で取得された前記データが、前記抽出処理で抽出された前記ARマーカに対応する前記所定条件を満たすか否かを判定する判定処理と
を実行することを特徴とする物品識別システム。
【請求項6】
前記データは時刻であって、
前記制御部は、
前記取得処理において、時刻を取得し、
前記判定処理において、前記取得処理で取得された前記時刻が、前記ARマーカに対応する前記時刻の前記所定条件を満たすか否かを判定すること
を特徴とする請求項5に記載の物品識別システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記判定処理において、前記取得処理で取得された前記データが、前記ARマーカに対応する前記所定条件を満たさないと判定された場合、前記取得処理で取得された前記データが、前記ARマーカに対応する前記所定条件を満たさないことを報知する報知処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の物品識別システム。
【請求項8】
前記第一表示処理により表示される前記画像と、前記第二表示処理により表示される前記商品情報とは、前記表示部において重畳して表示されることを特徴とする請求項1又は5に記載の物品識別システム。
【請求項9】
商品、及び前記商品に付された、第1ARマーカ及び前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとの対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部とを制御する制御部を備える物品識別装置であって、
前記制御部は、
前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、
前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、
前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、
前記データベースに基づき、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にあるか否かを判定する判定処理と
を実行することを特徴とする物品識別装置。
【請求項10】
商品、及び前記商品に付された、第1ARマーカ及び前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとの対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部とを制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出ステップと、
前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示ステップと、
前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示ステップと、
前記データベースに基づき、前記抽出ステップで抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にあるか否かを判定する判定ステップと
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
複数の商品の情報を一括で認識できる装置が知られている。特許文献1に記載の商品登録装置は、トレー上の複数の商品を撮影し、撮影画像中の商品のバーコードを一括で読み取ることで、複数の商品をまとめて認識することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-177433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第三者による不正行為(例えば、バーコードの付け替え等)が行われる場合がある。この場合、上記商品登録装置では、バーコードに対応する商品の情報を検出するので、第三者の不正行為があった場合、商品を正しく認識できない可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、不正行為により商品を正しく認識できないことを抑制できる物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係る物品識別システムは、商品、及び前記商品に付された複数のARマーカであって、第1ARマーカ、及び前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカを少なくとも含む前記複数のARマーカを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとの対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、前記データベースに基づき、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にあるか否かを判定する判定処理とを実行することを特徴とする。
【0007】
第一態様によれば、物品識別システムは、抽出された第1ARマーカと第2ARマーカとの対応関係により、商品に関して正しく認識できているか判定する。よって、物品識別システムは、不正行為により商品を正しく認識できないことを抑制できる。
【0008】
本発明の第二態様に係る物品識別システムは、商品、及び前記商品に付されたARマーカを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、前記ARマーカと、所定のデータに関する所定条件との対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記撮影部が撮影した画像から前記ARマーカを抽出する抽出処理と、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、前記データを取得する取得処理と、前記取得処理で取得された前記データが、前記抽出処理で抽出された前記ARマーカに対応する前記所定条件を満たすか否かを判定する判定処理とを実行することを特徴とする。
【0009】
第二態様によれば、物品識別システムは、取得処理で取得されたデータが、抽出されたARマーカに対応する所定条件を満たすか否かを判定する。よって、物品識別システムは、不正行為により商品を正しく認識できないことを抑制できる。
【0010】
本発明の第三態様に係る物品識別装置は、商品、及び前記商品に付された、第1ARマーカ及び前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとの対応関係を示すデータベースを記憶する記憶部とを制御する制御部を備える物品識別装置であって、前記制御部は、前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品に係る商品情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、前記データベースに基づき、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが対応関係にあるか否かを判定する判定処理とを実行することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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