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公開番号2024060846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168393
出願日2022-10-20
発明の名称発熱体の収容構造及び射出成形機の制御盤
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240425BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】発熱量の高い発熱体を効果的に冷却可能な発熱体の収容構造を提供する。
【解決手段】制御盤4は、筐体41と、少なくとも一つの高発熱体(ヒートシンク43等)と、筐体41に収容され、少なくとも一つの高発熱体より発熱量の低い少なくとも一つの低発熱体(基板45等)と、を有している。筐体41は、少なくとも一つの高発熱体を収容する少なくとも一つの高発熱体収容部51と、少なくとも一つの高発熱体収容部51から分離され、少なくとも一つの低発熱体を収容する低発熱体収容部52と、を有している。少なくとも一つの高発熱体収容部51は、低発熱体収容部52との境界面53と対向する面55に、外気と連通する複数の連通口61を有している。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前記筐体に収容された少なくとも一つの高発熱体と、前記筐体に収容され、前記少なくとも一つの高発熱体より発熱量の低い少なくとも一つの低発熱体と、を有し、
前記筐体は、
前記少なくとも一つの高発熱体を収容する少なくとも一つの高発熱体収容部と、
前記少なくとも一つの高発熱体収容部から分離され、前記少なくとも一つの低発熱体を収容する低発熱体収容部と、を有し、
前記少なくとも一つの高発熱体収容部は、前記低発熱体収容部との境界面と対向する面に、外気と連通する複数の連通口を有する、発熱体の収容構造。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記少なくとも一つの低発熱体は熱エネルギー発生部を有し、前記少なくとも一つの高発熱体は、前記熱エネルギー発生部から伝導した熱エネルギーを放散する放熱部を有する、請求項1に記載の発熱体の収容構造。
【請求項3】
前記熱エネルギー発生部は射出成形機の駆動電力を発生させるアンプを含み、前記放熱部は前記アンプに接続されたヒートシンクを含む、請求項2に記載の発熱体の収容構造。
【請求項4】
前記少なくとも一つの高発熱体収容部の奥行きは40cm以上50cm以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項5】
前記少なくとも一つの高発熱体収容部に収容され、前記外気を前記少なくとも一つの高発熱体収容部に供給する外気送風機を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項6】
前記低発熱体収容部に収容され、前記低発熱体収容部の内部空気を循環させる空気循環用送風機を有し、前記低発熱体収容部は通風口を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項7】
前記低発熱体収容部は自然換気のための通風口を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項8】
前記低発熱体収容部に収容され、前記低発熱体収容部の内部空気を循環させる空気循環用送風機を有し、前記低発熱体収容部は密閉構造である、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項9】
前記少なくとも一つの高発熱体収容部は一つの高発熱体収容部である、請求項1から3のいずれか1項に記載の発熱体の収容構造。
【請求項10】
前記少なくとも一つの高発熱体は複数の高発熱体であり、前記複数の高発熱体は上下方向に複数段で配置されている、請求項9に記載の発熱体の収容構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱体の収容構造と射出成形機の制御盤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
産業機器の制御盤は、制御対象機器の制御のための様々な電気機器や電子機器を収容している。これらの機器から大きな熱が発生する場合、制御盤は冷却のための機構を備えることがある。特許文献1にはNC工作機械の制御盤の冷却装置が開示されている。この冷却装置では、アンプなどの発熱体にフィンやヒートレーンが接続されている。フィンやヒートレーンはダクトに配置され、ダクト内を流動する空気で冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-353679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された冷却機構では、フィンやヒートレーンなどの被冷却物がダクトに設置されているため、冷却効率の向上に限度がある。このような課題はNC工作機械の制御盤に限らず、広く発熱体の収容構造に共通する。
【0005】
本開示は、発熱量の高い発熱体を効果的に冷却可能な発熱体の収容構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、筐体と、筐体に収容された発熱体と、を有する発熱体の収容構造に関する。筐体は、高発熱体を収容する高発熱体収容部と、高発熱体収容部から分離され、低発熱体を収容する低発熱体収容部と、を有している。高発熱体収容部は、低発熱体収容部との境界面と対向する面に、外気と連通する複数の連通口を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、発熱量の高い発熱体を効果的に冷却可能な発熱体の収容構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される例示的な射出成形機の概略図である。
第1の実施形態に係る射出成形機の制御盤の概略断面図である。
図2Aに示す射出成形機の制御盤の概略正面図である。
図2Aに示す射出成形機の制御盤の概略斜視図である。
連通口の一例を示す概念図である。
連通口の他の例を示す概念図である。
連通口の他の例を示す概念図である。
第2の実施形態に係る射出成形機の制御盤の概略断面図である。
第3の実施形態に係る射出成形機の制御盤の概略断面図である。
第4の実施形態に係る射出成形機の制御盤の概略断面図である。
図6Aに示す射出成形機の制御盤の概略正面図である。
図6Aに示す射出成形機の制御盤の概略斜視図である。
第5の実施形態に係る射出成形機の制御盤の概略断面図である。
比較例の制御盤の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
図面を参照して本発明のいくつかの実施形態について説明する。以下の実施形態では射出成形機の制御盤について説明する。しかし、本発明はNC工作機械の制御盤など、発熱体の収容構造に広く適用することができる。
【0010】
図1を参照して、本発明が適用される射出成形機の概要について説明する。射出成形機1は、金型Mを型締めする型締装置2と、射出される材料を加熱溶融して射出する射出装置3と、から概略構成されている。また、射出成形機1は、射出成形機1を制御するための電気機器や電子機器が収容された制御盤4を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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