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公開番号2024060801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168313
出願日2022-10-20
発明の名称防犯灯システム及び点灯装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 45/30 20200101AFI20240425BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】防犯灯システムに関し、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本開示は、照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、点灯指令を受け付けた場合に、光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、異常判定処理において、光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合は、点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に光源を点灯する異常時点灯処理と、を実行するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、
前記光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源を点灯する異常時点灯処理と、
を実行するように構成される防犯灯システム。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
記憶部をさらに備え、
前記異常判定処理においては、
前記光源が前回点灯していた際の前記点灯時間が前記所定時間よりも長い場合は、前記記憶部に正常であることを示すデータを書き込む正常時書き込み処理を実行し、
前記光源が前回点灯していた際の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記記憶部に異常であることを示すデータを書き込む異常時書き込み処理を実行し、
前記データを用いて前記判定を実行するように構成される、請求項1に記載の防犯灯システム。
【請求項3】
光源と照度センサとともに用いる点灯装置であって、
光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源の点灯を指示する異常時点灯処理と、
を実行するように構成される点灯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防犯灯システム及び点灯装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
防犯灯システムの光源にLEDが使用されるようになり、照度が改善される一方、照度センサの誤作動により光源が点滅をしてしまうと、防犯灯が設置された地域の住民にストレスを与えかねない。この照度センサの誤作動は、照度センサが光源のLEDの明るさを誤検知してしまうこと、また、周辺の樹木が風に揺れるのを誤検知してしまうことが原因で生じる。
【0003】
特許文献1には、照度センサによって検出される検出値と予め設定される検出の閾値を補正し、光源の点灯を制御する技術が開示されている。これにより、周囲の明るさを正確に検出し、光源の点灯および消灯を正常に制御することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-201010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、先行技術の方法では、補正を行う制御回路と照度センサが直接接続されている必要があるため、通信線が必要になってしまい、例えば購入者が制御回路と照度センサを個別に購入した場合は補正をすることが難しい。その結果、光源の点灯制御は照度センサの精度に左右されてしまい、照度センサが誤検知してしまったとしても対処することができない。
【0006】
本開示は上述の問題を解決するため、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システムを提供することを第一の目的とする。
【0007】
また、本開示は、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる点灯装置を提供することを第二の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第一の態様は、照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、
前記光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源を点灯する異常時点灯処理と、
を実行するように構成されることが好ましい。
【0009】
また、本開示の第二の態様は、光源と照度センサとともに用いる点灯装置であって、
光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源の点灯を指示する異常時点灯処理と、
を実行するように構成されることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本開示の第一から第二の態様によれば、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システム及び点灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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