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公開番号
2024065256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-15
出願番号
2022174006
出願日
2022-10-31
発明の名称
照明器具
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21S
8/04 20060101AFI20240508BHJP(照明)
要約
【課題】大型化することなくアームの回転角度の範囲を拡げる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具は、被取付部に取り付けられるアームと、アームに対し回転自在に取り付けられる板状のベースプレートと、ベースプレートの光源取付面に取り付けられ、光を照射する光源部と、を備え、アームは、被取付部に取り付けられ、第1方向に延びるアーム主部と、アーム主部の両端に設けられ、ベースプレート側に延びるアーム側部と、を有し、ベースプレートは、一面が光源取付面であるベースプレート主部と、ベースプレート主部の両端部からアーム側に延び、第1方向に垂直な第2方向に延びる溝が形成され、溝に沿ってアーム主部がスライド自在に取り付けられるベースプレート側部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被取付部に取り付けられるアームと、
前記アームに対し回転自在に取り付けられる板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの光源取付面に取り付けられ、光を照射する光源部と、を備え、
前記アームは、
前記被取付部に取り付けられ、第1方向に延びるアーム主部と、
前記アーム主部の両端に設けられ、前記ベースプレート側に延びるアーム側部と、を有し、
前記ベースプレートは、
一面が前記光源取付面であるベースプレート主部と、
前記ベースプレート主部の両端部から前記アーム側に延び、前記第1方向に垂直な第2方向に延びる溝が形成され、前記溝に沿って前記アーム主部がスライド自在に取り付けられるベースプレート側部と、を有する
照明器具。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記ベースプレート主部の他面である器具取付面に設けられた器具部品を更に備え、
前記アームは、
前記アーム側部が前記ベースプレート側部に取り付けられた位置を中心として回転自在であり、
前記溝の一端側を中心として回転する場合、前記アーム主部が前記器具部品に干渉し、
前記溝の他端側を中心として回転する場合、前記アーム主部が前記器具部品に非干渉となる
請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記溝は、
前記第2方向に延びる水平溝と、
前記水平溝の端部に形成され、前記第2方向と交差する第3方向に延びる垂直溝と、
からなる
請求項1又は2記載の照明器具。
【請求項4】
前記垂直溝は、
前記アーム側に延びている
請求項3記載の照明器具。
【請求項5】
一対の前記アーム側部は、
対向する一対の前記ベースプレート側部の間に配置されている
請求項1又は2記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光を照射する光源部を備える照明器具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光を照射する光源部を備える照明器具が知られている。特許文献1には、天井等の被取付部に取り付けられたアームが、連結部を介して、一方の面に光源部が取り付けられたベース部に取り付けられた照明装置が開示されている。特許文献2には、ベース主部、ベース側部、アーム及び器具部品を備えている照明器具が開示されている。ベース主部は光源部が取り付けられるものであり、ベース側部はベース主部から上方に立設されたものである。アームは、天井等の被取付部に取り付けられるアーム主部と、アーム主部の両端部から延びてベース側部に回転自在に取り付けられベース主部と対向するアーム側部とを有している。器具部品は、アームとベース主部との間に設けられた点灯装置等である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-197232号公報
特開2020-161387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2も、アーム側部が連結部又はベース側部に取り付けられた位置を回転軸として回転した場合に、アーム主部が器具部品に当たるおそれがある。このため、アームの回転角度が制限されるおそれがある。
【0005】
照明器具が天井に取り付けられる場合、取付方向は上下方向に沿っている。この場合、照射方向は下側であるため、照射方向と取付方向とが一致している。従って、アームの回転角度が制限されても、所望の角度が達成される可能性が高い。一方、照明器具が壁に取り付けられる場合、取付方向は水平方向に沿っている。この場合、照射方向は下側であるため、照射方向と取付方向とが90°ずれている。従って、アームを大きく回転する必要があるため、アーム主部が器具部品に当たる。このため、回転角度が制限されると、照明器具が所望の方向に光を出射することができない。
【0006】
これらを解消することを目的として、アーム側部の長さを長くして、アーム主部と器具部品とが当たらないようにすることが考えられる。しかし、この場合、照明器具が大型化且つ重量化してしまう。また、別にオプションとして取付部材を用いて照明器具を被取付部に取り付けることが考えられる。しかし、この場合も、照明器具が大型化、重量化且つ複雑化してしまう。更に、アームをベース側部から取り外して、所望の角度に変えた状態で再度アームをベース側部に取り付けることが考えられる。しかし、この場合、施工性が悪い。
【0007】
また、照明器具が包装箱に収容される場合、アーム主部が器具部品に当たって回転角度が制限されると、その状態のまま収容する必要がある分、包装箱の上下方向の長さが長くなり、容積が大きくなる。
【0008】
これを解消することを目的として、アーム側部の長さを長くして、アーム主部と器具部品とが当たらないようにすることが考えられる。しかし、この場合、照明器具及び包装箱が大型化且つ重量化してしまう。また、アームをベース側部から取り外して、アーム及びベース側部を別々に包装箱に収容することが考えられる。しかし、この場合、施工性が悪く、包装箱も大型化してしまう。
【0009】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、大型化することなくアームの回転角度の範囲を拡げる照明器具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る照明器具は、被取付部に取り付けられるアームと、アームに対し回転自在に取り付けられる板状のベースプレートと、ベースプレートの光源取付面に取り付けられ、光を照射する光源部と、を備え、アームは、被取付部に取り付けられ、第1方向に延びるアーム主部と、アーム主部の両端に設けられ、ベースプレート側に延びるアーム側部と、を有し、ベースプレートは、一面が光源取付面であるベースプレート主部と、ベースプレート主部の両端部からアーム側に延び、第1方向に垂直な第2方向に延びる溝が形成され、溝に沿ってアーム主部がスライド自在に取り付けられるベースプレート側部と、を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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