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公開番号2024059934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024031171,2022078585
出願日2024-03-01,2020-04-24
発明の名称自動トイレ砂装置
出願人オートメーテッド ペット ケア プロダクツ,リミティッド・ライアビリティ・カンパニー,Automated Pet Care Products, LLC
代理人個人
主分類A01K 1/01 20060101AFI20240423BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】動物の排泄物をトイレ砂から自動的に取り除く、動物が使用するためのトイレ砂装置を提供する。
【解決手段】基部121と、トイレ砂を保持するように構成され、かつ支持基部によって回転可能に支持されたチャンバ10であって、動物がチャンバに出入りすることができる進入開口部と、チャンバの回転に応じて動物の排泄物が排泄物開口部を通って基部に入るように構成された、進入開口部に略対向した排泄物開口部と、を含む、チャンバと、を有する、自動トイレ砂装置。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
自動トイレ砂装置であって、
a)基部と、
b)トイレ砂を保持するように構成され、かつ前記基部によって回転可能に支持されたチャンバであって、
i)動物が前記チャンバに出入りすることができる進入開口部と、
ii)前記チャンバの回転に応じて動物の排泄物が排泄物開口部を通って前記基部に入るように構成された前記排泄物開口部と、を含む、前記チャンバと、
を有し、
前記自動トイレ砂装置が、
i)前記チャンバ内の前記動物の存在、前記基部内の排泄物ビン内の前記排泄物の存在、前記チャンバ内の前記トイレ砂のレベル、前記基部に対する前記チャンバの位置、またはそれらの任意の組み合わせ、を検知するように適合された、前記進入開口部に隣接して設置された1つ以上のセンサ、
ii)前記基部内の悪臭を低減、排除、及び/または防止するように構成された濾過システム、及び/または
iii)前記トイレ砂の一部を前記チャンバに移送するように前記チャンバと連通しているトイレ砂分配器、のうちの1つ以上を含む、自動トイレ砂装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記1つ以上のセンサが、存在の検知、距離の測定、変位の測定、前記自動トイレ砂装置の1つ以上の構成要素に対する位置の検出、またはそれらの任意の組み合わせを行うことが可能な1つ以上のセンサである、請求項1に記載の自動トイレ砂装置。
【請求項3】
前記1つ以上のセンサが、1つ以上の質量センサ、静電容量センサ、赤外線センサ、レーザセンサ、超音波センサ、膜センサ、無線周波数(RF)アドミタンスセンサ、導電センサ、光インターフェースセンサ、マイクロ波センサなど、またはそれらの組み合わせであり得る、請求項1または2に記載の自動トイレ砂装置。
【請求項4】
前記1つ以上のセンサが、1つ以上のレーザセンサである、先行請求項のいずれかに記載の自動トイレ砂装置。
【請求項5】
前記1つ以上のセンサが、複数のセンサである、先行請求項のいずれかに記載の自動トイレ砂装置。
【請求項6】
前記1つ以上のセンサが、1つ以上の円錐レーザセンサを含む、先行請求項のいずれかに記載の自動トイレ砂装置。
【請求項7】
前記1つ以上の円錐レーザセンサが、1つ以上の広円錐レーザセンサ、狭円錐レーザセンサ、または両方を含む、請求項6に記載の自動トイレ砂装置。
【請求項8】
前記1つ以上のセンサが、1つ以上のセンサから5つ以下のセンサ(例えば、1~5つのセンサ)を含む、先行請求項のいずれかに記載の自動トイレ砂装置。
【請求項9】
前記1つ以上のセンサが、2つの広円錐レーザセンサと、1つの狭円錐レーザセンサと、を含む、請求項6~8のいずれか一項に記載の自動トイレ砂装置。
【請求項10】
前記自動トイレ砂装置が、前記進入開口部の周りにベゼルを含む、先行請求項のいずれかに記載の自動トイレ砂装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本教示は、概して、動物の排泄物をトイレ砂から自動的に取り除く、動物が使用するためのトイレ砂装置に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動トイレ砂装置は、ペットの所有者(例えば、ユーザ)が、1匹以上の自分のペットによって排泄された排泄物を効果的に管理する手段を提供し得る。これらの自動トイレ砂装置は、トイレ砂から排泄物内容物を自動的に取り除くこと、その後の廃棄のために排泄物を自動的に収集すること、排泄物内容物が周囲環境に露出しないようにトイレ砂チャンバとは別に貯蔵し、それによって、排泄物からの臭いを防止及び/または低減させること、において有利であり得る。特に有益であり得るいくつかの自動トイレ砂箱の例は、米国特許第6,463,881号、同第8,757,094号、及び同第9,433,185号において見出され得、全ての目的について参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0003】
自動トイレ砂装置に関する課題の1つは、装置内に動物が存在することを検知すること、及び動物が存在する場合に清掃サイクルを回避することである。1つの解決策は、装置内の質量の変化を検出することができる質量センサである。1つのそのような解決策は、米国特許第8,757,094号に開示されている。別の既知の方法は、装置の開口部に、またはその近くに設置された1つ以上のセンサである。これらのセンサは、装置の入口に沿って検知カーテンを提供し、動物がカーテンを通過するときの動物の運動を検知し得る。これらの検知カーテンは、開口部を通過している動物の存在だけを検知するように狭い検知範囲を提供する場合があり、動物が装置に入ったのか、出たのかを判定できない場合があり、さらには、装置内部の動物の物理的存在を検出することができない場合がある。上記にも関わらず、動物の重量に関係なく装置内の動物の存在を検知するための、及び入口開口部だけよりも広い検知範囲を有する、より正確な手段を開発することに対する必要性が依然として存在する。例えば、排泄のしつけをしているときの若い子猫は、質量センサによって求められている質量の差をトリガするのに十分な重量ではない場合がある。
【0004】
自動トイレ砂装置に関する別の課題は、排泄物ビンまたは排泄物ドロワなどの排泄物貯蔵領域がほとんど満杯、または満杯であり、したがって空にする必要があるときを決定することである。排泄物ドロワ内の排泄物を検出するために使用され得る1つ以上のセンサは、典型的に、排泄物ドロワにごく接近して、またはその中に設置される。近接しているため、センサは、動物による装置の頻繁な使用を通じて、トイレ砂、尿、さらには排泄物による損傷を受けやすい。損傷を回避するためにセンサを排泄物ビンから離されたままに保ちながら、排泄物ドロワの正確な排泄物及び排泄物レベルの検出を提供することに対する必要性が存在する。
【0005】
自動トイレ砂装置に関する別の懸念は、装置を空にすることが必要になる前に大量の排泄物を装置内に収集することが可能であるときに、臭気を管理することである。排泄物ドロワは、使用済みのトイレ砂及び動物の排泄物を周囲環境に露出することを防止し得るので、ペットの所有者は、排泄物ドロワを清掃する前に複数日、あるいはさらに長く待機し得る。したがって、より長い期間(例えば、連続する数日、数週)にわたって、自動トイレ砂装置内に貯蔵された排泄物の臭気制御を提供することに対する必要性が依然として存在する。
【0006】
自動トイレ砂装置と関連する課題は、きれいなトイレ砂の再充填を人間に依存することである。この装置は、未使用のトイレ砂から排泄物を分離することが可能であり得るが、装置自体は、まだ排泄物を収集する能力を有しながら、トイレ砂が不足する場合がある。トイレ砂の不足は、臭気の増加、動物が不快に感じること、またはトイレ砂装置に近寄らなくなること、さらには排泄物が内面に接触して付着することにつながり得る。したがって、より頻繁にトイレ砂をトイレ砂装置に分配し、人間が相互作用することなく長い期間にわたって装置を使用することを可能にする方法を提供することに対する必要性が存在する。
【発明の概要】
【0007】
本教示は、a)基部と、b)トイレ砂を保持するように構成され、かつ支持基部によって回転可能に支持されたチャンバであって、i)動物がチャンバに出入りすることができる進入開口部と、ii)チャンバの回転に応じて動物の排泄物が排泄物開口部を通って基部に入るように構成された、進入開口部に略対向した排泄物開口部と、を含む、チャンバと、を有する、自動トイレ砂装置に関するものであり、自動トイレ砂装置は、i)チャンバ内の動物の存在、基部内の排泄物ビンに貯蔵された排泄物のレベル、チャンバ内のトイレ砂のレベル、基部に対するチャンバの位置、またはそれらの任意の組み合わせ、を検知するように適合された、進入開口部に隣接して設置された1つ以上のセンサ、ii)基部内の悪臭の蓄積を低減、排除、及び/または防止するように構成された濾過システム、及び/またはiii)トイレ砂の一部をチャンバに移送するようにチャンバと連通しているトイレ砂分配器、のうちの1つ以上を含む。
【0008】
本教示の自動トイレ砂装置は、チャンバ及び進入開口部に近接して固定され得る1つ以上のセンサを提供する。1つ以上のセンサは、1つ以上のレーザセンサであり得る。1つ以上のセンサは、進入開口部の周りに設置されたベゼル上に設置され得る。1つ以上のセンサは、動物の質量に依存することなく、動物の存在を検出することが可能であり得る。チャンバは、垂直軸に対して傾斜され得る。1つ以上のセンサは、チャンバの傾斜により、チャンバ内の動物の存在を検出することが可能であり得る。1つ以上のセンサは、排泄物の存在、排泄物の特定のレベルもしくは量、または両方を検出することが可能であり得る。1つ以上のセンサは、装置の1つ以上の開口部と整列させて、排泄物ビン内への見通し線を有し得る。チャンバの傾斜は、1つ以上のセンサが、清掃サイクル中にチャンバが回転するときに、排泄物開口部を介して、排泄物ビン内への見通し線を有することを可能にし得る。1つ以上のセンサは、排泄物ビンから離間され得る。1つ以上のセンサは、さらに、清掃サイクル中にチャンバの位置を検出するために有用であり得る。自動トイレ砂装置は、濾過システムを含み得る。濾過システムは、装置の基部に貯留している悪臭の低減さらには排除のための能動的手段、受動的手段、または両方を提供し得る。自動トイレ砂装置は、トイレ砂分配器と互換であり得るか、またはそれを含み得る。トイレ砂分配器は、自動化され得る。トイレ砂分配器は、トイレ砂装置のチャンバの内部と流体連通し得る。トイレ砂分配器は、きれいな未使用のトイレ砂をチャンバの内部に配置し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の斜視図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の正面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の上面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の分解図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の背面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の底面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の右側面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の左側面図である。
本明細書の教示による、ボンネットを取り除いた、自動トイレ砂装置の左側面図である。
本明細書の教示による、ボンネット及び基部を取り除いた、自動トイレ砂装置の右側面図である。
本明細書の教示による、隔壁の斜視図である。
本明細書の教示による、隔壁の別の斜視図である。
本明細書の教示による、上部チャンバを示す。
本明細書の教示による、下部チャンバを示す。
本明細書の教示による、基部の斜視図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の図3の断面A-Aに沿った断面を示す。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の図3の断面A-Aに沿った断面を示す。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の一部分の図3の断面A-Aに沿った断面を示す。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の図17の断面C-Cに沿った断面を示す。
本明細書の教示による、図19Aに示す自動トイレ砂装置のフィルタシステムを示す。
本明細書の教示による、チャンバの斜視図を示す。
本明細書の教示による、フィルタを示す。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の図3の断面A-Aに沿った断面を示す。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の斜視図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の左側面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の背面図である。
本明細書の教示による、トイレ砂分配器の正面斜視図である。
本明細書の教示による、トイレ砂分配器の背面斜視図である。
本明細書の教示による、図25の断面C-Cに沿ったトイレ砂分配器の断面を示す。
本明細書の教示による、トイレ砂分配器の分解図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置のトイレ砂分配器及びボンネットを示す。
本明細書の教示による、トイレ砂の分配プロセスを示す。
本明細書の教示による、図25の断面C-Cに沿った部分断面を有する自動トイレ砂装置の左側面図である。
本明細書の教示による、自動トイレ砂装置の正面図である。
本明細書の教示による、分配器ハウジングの内部の斜視図である。
本明細書の教示による、分注装置を保持している分配器ハウジングの内部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書に提示される説明及び図解は、本教示、その原理、及びその実際の応用について他の当業者に知らせることを意図している。記載される本教示の特定の実施形態は、本教示を網羅する、または限定することを意図していない。本教示の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる等価物の全範囲とともに決定されるべきである。特許出願及び特許公報を含む全ての論文及び参考文献の開示は、全ての目的のために参照により組み込まれる。以下の特許請求の範囲から収集されるように、他の組み合わせも可能であり、これらもまた参照により本明細書に組み込まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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