TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024059313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166922
出願日2022-10-18
発明の名称ヘアドライヤー装置
出願人個人
代理人個人
主分類A45D 20/10 20060101AFI20240423BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】複数人で行う場合と同等の時間で一人の者が髪の毛を乾かすことを可能とする。
【解決手段】筐体30内に配設された二つのヘアドライヤーユニット10の各々は、筐体30の背面30BSの吸気口31側に配設された送風用ファン2と、当該ファン2を駆動制御するモーター1と、当該ファン2からの送風を温風として排出するヒーター3を有する。筐体30内に配設された温風導管体20は、各ヘアドライヤーユニット10から吹き出される上記温風を筐体30の正面30FSの排気口32へと導く。その結果、当該排気口32から、人の髪の毛を乾かすための温風が外部へと吹き出される。又、排気口32を覆って筐体30の正面30FSに接続された一端部40E1を有するホース状のホース形状体40を筐体30に設けても良い。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
吸気口及び排気口を有する筐体と、
前記筐体内に配設された複数のヘアドライヤーユニットと、
前記複数のヘアドライヤーユニットの各々から吹き出される温風を前記筐体の前記排気口へと導く、前記筐体内に配設された温風導管体と
を備えており、
前記複数のヘアドライヤーユニットの各々は、
前記吸気口側に配設されたファンと、
前記ファンからの送風を前記温風として排出するヒーターと
を有する
ことを特徴とする、ヘアドライヤー装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
請求項1に記載のヘアドライヤー装置であって、
前記筐体の前記排気口を覆って前記筐体の外面に接続された一端部、及び、前記排気口より前記一端部を介して長手方向に貫通した中空の内部空間に流入して前記内部空間内を流れる前記温風を外部へと吹き出すための他端部を有するホース形状体を
更に有することを特徴とする、ヘアドライヤー装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のヘアドライヤー装置であって、
前記複数のヘアドライヤーユニットの各々は、
前記ヒーターからの前記温風を受けて遠赤外線を放出するフィルターを
更に有することを特徴とする、ヘアドライヤー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人の髪の毛を乾かすためのヘアドライヤーの技術分野に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
送風ファンと当該送風ファンを駆動制御するモーターとが別個のケーシング内に設けられており、当該別個のケーシングとヘアドライヤー本体部とが連結ホースで連結して成るヘアドライヤーが、提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。又、二つの別個のヘアドライヤーの電源配線が共通のプラグと共に共通化されて、当該二つの別個のヘアドライヤーより成るヘアドライヤーが提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。又、ヘアドライヤーの本体部の温風吹き出し口の近傍位置に、当該本体部内のヒーターより放出される温風を受けて遠赤外線を温風吹き出し口側へ放出する遠赤外線物質が塗布されたフィルターを、当該本体部内に配設して成る構成が、提案されている(例えば、特許文献3を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国特許第2140655号公報
中国特開第1575140号公報
日本国特許第6053906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
美容院に於いては、一日の営業時間内に美容師が多くの人の髪の毛に対する美容を取り扱うことが出来る様に、他の作業と比較して長い作業時間を要する髪の毛を乾かす作業時間をより早くするための作業効率化が、求められる。そこで、ヘアドライヤーとして、通常使用時に於ける吹き出し口から吹き出される温風の温度が約60℃であり且つ消費電力が650ワットである、「低温ドライヤー(復元ドライヤーとも言う。)」が用いられる。その場合、低温ドライヤーの吹き出し口を髪の毛に対して比較的近距離(5cm~10cm)を離して、即ち、「従来のヘアドライヤー」よりも吹き出し口を髪の毛により近づけて、温風を髪の毛に吹き付けることが出来る。そのために、二人の作業者が各自「低温ドライヤー」を持って且つ「低温ドライヤー」を振り回す事無く顧客の髪の毛を乾燥させる作業が行われている。この場合、「低温ドライヤー」の消費電力が既述の通り650ワットであるため、2台の「低温ドライヤー」の各プラグを一つのコンセント(1500ワット)に差し込んで2台の「低温ドライヤー」を同時に使用することが出来る。尚、吹き出し口での温風の温度が90℃~120℃であり且つ消費電力が1200ワットである「従来のヘアドライヤー」(1台)を、「低温ドライヤー」の使用時よりも人の頭部乃至は頭皮に対してより一層遠くに離して実用する場合に於いても、人の頭皮に於ける体感温度は約45℃であり、一台の「低温ドライヤー」の使用時での人の頭皮に於ける体感温度もまた約45℃である。従って、人の頭皮に於ける体感温度に関しては両者間での差異は殆ど無いと言え、よって、髪の毛の乾燥作業に要する時間も、ドライヤー単体使用時に於いては、両者とも同程度である。
【0005】
しかしながら、一人の顧客の髪の毛を乾燥させる作業に対して二人の作業者が同時に取り掛かることは、上記の作業効率化の観点から判断して決して好ましいものではなく、一人の作業者による髪の毛の乾燥作業の実現が求められる。又、一人の美容師のみが美容院を経営・運営している場合には、顧客の髪の毛の乾燥作業時に当該美容師一人が2台の「低温ドライヤー」を手で持って同時に使用する必要性があるので、当該美容師にとっては2台の「低温ドライヤー」を手で持って作業を行う分だけ重くて辛い作業となるのであり、その分、手が疲れて体力を使用するので、必ずしも効率の良い作業であるとは言えない。
【0006】
又、上記の問題点は、「低温ドライヤー」を業務用ヘアドライヤーとしてではなく家庭用ヘアドライヤーとして用いて髪の毛を早く乾燥させる場合にも生じるものであり、更に、「低温ドライヤー」の使用ではなくて、吹き出し口での温風の温度が90℃~120℃(消費電力:1200ワット)である「従来のヘアドライヤー」を髪の毛からより一層離して2台で以って髪の毛を早く乾燥させる場合に於いても生じ得る問題点である。
【0007】
(発明の目的)
この発明はその様な問題点に鑑みて成されたものであり、その主目的は、複数人の作業者で以って人の髪の毛を乾かす作業に要する時間と同等の時間で以って、一人の作業者が髪の毛を乾かすこと(数倍速化)を可能とするヘアドライヤー装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の主題に係るヘアドライヤー装置は、吸気口及び排気口を有する筐体と、前記筐体内に配設された複数のヘアドライヤーユニットと、前記複数のヘアドライヤーユニットの各々から吹き出される温風を前記筐体の前記排気口へと導く、前記筐体内に配設された温風導管体とを備えており、前記複数のヘアドライヤーユニットの各々は、前記吸気口側に配設されたファンと、前記ファンからの送風を前記温風として排出するヒーターとを有することを特徴とする。
【0009】
以下、本発明の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態1に係るヘアドライヤー装置を模式的に示す斜視図である。
本発明の実施の形態1に係るヘアドライヤー装置の内部構成を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態1の変形例に係るヘアドライヤー装置の内部構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
10か月前
個人
傘袋
8か月前
個人
つけ爪
9か月前
個人
バッグ
2か月前
個人
杖の把手
11か月前
個人
令和花傘
6か月前
個人
仕切り具
9か月前
個人
杖自立具
4か月前
個人
水筒
3か月前
個人
カサ
7か月前
個人
巾着バッグ
9か月前
個人
カバン
11か月前
個人
毛髪乾燥装置
8か月前
個人
爪切り具
4か月前
個人
頭髪乾燥補助具
10か月前
個人
カードファイル
5か月前
個人
耳カバー
1か月前
個人
コインホルダー
8か月前
個人
傘収納具
10か月前
個人
ボックスホルダー
4か月前
個人
後方確認鏡装着具
11か月前
個人
物品取付具
6か月前
イズミ工業株式会社
6か月前
イズミ工業株式会社
6か月前
個人
毛髪カット補助具
2か月前
個人
ヘアードライヤー
2か月前
株式会社コーワ
清掃櫛
7か月前
個人
傘カバー収納装置
8か月前
個人
ヘアバンド
12か月前
個人
車内雨傘収納保管具
4か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
6か月前
個人
折り畳み収納買物袋
6か月前
個人
自動でたためる傘袋
3か月前
個人
毛髪カット用補助具
10か月前
個人
折り畳みビニール傘
10か月前
個人
香りカプセル
6日前
続きを見る