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公開番号2024058916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166328
出願日2022-10-17
発明の名称プログラム、情報処理装置および接続設定方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20240422BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークに接続可能な端末装置の利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】アプリケーション101は、端末装置100と周辺機器110とを通信可能とする接続設定を行う。アプリケーション101は、端末装置100が接続されているネットワークに関するネットワーク情報を取得する取得工程と、取得工程で取得されたネットワーク情報と、ネットワーク情報が取得されるよりも以前に取得されたネットワーク情報とを比較する比較工程と、少なくとも比較工程での比較結果に基づいて、接続設定のための条件を決定する決定工程と、決定工程で決定された条件の実行を促す報知を行う条件処理工程とを実行させ得る。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1装置と、該第1装置を介して操作可能な第2装置とを通信可能とする接続設定を行うプログラムであって、
前記第1装置が接続されているネットワークに関するネットワーク情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得されたネットワーク情報と、該ネットワーク情報が取得されるよりも以前に取得されたネットワーク情報とを比較する比較工程と、
少なくとも前記比較工程での比較結果に基づいて、前記接続設定のための条件を決定する決定工程と、
前記決定工程で決定された前記条件を実行するか、または、該条件の実行を促す報知を行う条件処理工程と、を実行させ得ることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記決定工程後に、前記取得工程で取得されたネットワーク情報に、該ネットワーク情報が取得されるよりも以前に取得されたネットワーク情報を更新して保存する保存工程を実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記保存工程よりも以前に、前記条件の実行が完了したか否かを判断する工程を実行させることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記条件の実行が完了と判断された場合に、前記保存工程を実行させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記ネットワークの変化、前記第1装置の位置の変化および前記第1装置の作動状態の変化のいずれかの変化が生じた場合に、前記取得工程の実行を開始させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記取得工程では、前記ネットワーク情報として、前記ネットワークの名前、前記ネットワークの周波数帯域を取得させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記比較工程では、前記取得工程で取得されたネットワーク情報と、該ネットワーク情報が取得されるよりも以前に取得されたネットワーク情報との相違点の有無を比較させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記比較工程で前記相違点が有る場合に、前記決定工程を実行させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記比較工程で前記相違点が無い場合には、前記決定工程、前記条件処理工程を省略させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項10】
前記決定工程では、前記接続設定の可不可の判断を行わせ、該判断の結果、前記接続設定が可と判断された場合に、前記条件を決定させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置および接続設定方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ等の端末装置の周辺には、当該端末装置と接続されて、利用可能な周辺機器が配置されている。周辺機器には、例えば、プリンタやカメラ等の画像処理装置、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等のスマートデバイス、冷蔵庫やウォーターサーバ等の家電機器等、多くの種類の電子機器がある。これら周辺機器は、いずれも、端末装置、周辺機器または基地局(無線ルータ)での操作によって無線ローカルエリアネットワーク(以下「無線LAN」と言う)に接続される。そして、この接続状態で周辺機器は、端末装置から操作されて、利用可能となる。ところが、周辺機器は、適正な無線LANに接続されていない状態では、端末装置からの操作を受け付けることができず、結果、利用不可となる。特許文献1には、端末装置から周辺機器へ無線接続を要求して、この接続が失敗した場合に、無線接続を維持できなくなった理由を検知する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-227786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ネットワークに接続可能な端末装置が普及するにつれ、当該端末装置の利便性を向上させることが要望されている。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ネットワークに接続可能な端末装置の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、第1装置と、該第1装置を介して操作可能な第2装置とを通信可能とする接続設定を行うプログラムであって、前記第1装置が接続されているネットワークに関するネットワーク情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得されたネットワーク情報と、該ネットワーク情報が取得されるよりも以前に取得されたネットワーク情報とを比較する比較工程と、少なくとも前記比較工程での比較結果に基づいて、前記接続設定のための条件を決定する決定工程と、前記決定工程で決定された前記条件を実行するか、または、該条件の実行を促す報知を行う条件処理工程と、を実行させ得ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ネットワークに接続可能な端末装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。
端末装置、周辺機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
アプリケーション、OS、基地局および周辺機器の間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
図3に示すシーケンス図中の処理のうち、アプリケーションが実行する処理の詳細を示すフローチャート(アクティビティ図)である。
アプリケーションが生成する画像の一例を示す図である。
第2実施形態において、図3に示すシーケンス図中の処理のうち、アプリケーションが実行する処理の詳細を示すフローチャート(アクティビティ図)である。
アプリケーションが修復・設定処理を実行し、アプリケーションデータ保存部の情報を更新するまでの処理を示すフローチャートである。
第3実施形態において、図3に示すシーケンス図中の処理のうち、アプリケーションが実行する処理の詳細を示すフローチャート(アクティビティ図)である。
第4実施形態において、図3に示すシーケンス図中の処理のうち、アプリケーションが実行する処理の詳細を示すフローチャート(アクティビティ図)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図5を参照して、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。図1に示すシステム1000は、第1装置としての端末装置100と、第2装置としての周辺機器110と、端末装置100と周辺機器110と通信可能に接続する基地局120とを有する。端末装置100は、例えばパーソナルコンピュータ等である。端末装置100は、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)101、アプリケーションデータ保存部102、Operating System(以下「OS」と言う)103を有する。アプリケーション101は、周辺機器110に関連したアプリケーションであり、例えば、周辺機器110に関する情報を表示させたり、周辺機器110に対する操作を行ったりすることができる。周辺機器110は、例えば、プリンタやカメラ、スマートデバイス、家電製品等である。周辺機器110は、当該周辺機器110が操作部を有する場合は、操作部で直接操作することにより使用可能である。また、周辺機器110は、端末装置100と通信可能に接続されている場合には、端末装置100を介して操作することにより使用可能である。基地局120は、例えばルータ等である。端末装置100および周辺機器110は、基地局120と無線または有線で接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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