TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024066946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176782
出願日2022-11-02
発明の名称ドームカバー、撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240509BHJP(光学)
要約【課題】 フランジの裏面に薬液が付着しにくいドームカバーおよびドームカバーを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のドームカバーは、コーティング剤により覆われる略半球状の球面部と、前記球面部の端部に設けられるフランジ部であって、前記球面部側に位置する第一のフランジ面および前記第一のフランジ面と対向する第二のフランジ面とからなるフランジ部と、を備え、前記第一のフランジ面は、前記球面部の径方向外側に向かうにつれて前記第一のフランジ面が前記第二のフランジ面に近づくように傾斜する第一の傾斜部を有し、前記第一の傾斜部の端部において円周状に設けられる壁部と、前記壁部を貫通するように設けられ、前記第二のフランジ面に対して傾斜する第二の傾斜部と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
コーティング剤により覆われる略半球状の球面部と、
前記球面部の端部に設けられるフランジ部であって、前記球面部側に位置する第一のフランジ面および前記第一のフランジ面と対向する第二のフランジ面とからなるフランジ部と、を備え、
前記第一のフランジ面は、前記球面部の径方向外側に向かうにつれて前記第一のフランジ面が前記第二のフランジ面に近づくように傾斜する第一の傾斜部を有し、
前記第一の傾斜部の端部において円周状に設けられる壁部と、
前記壁部を貫通するように設けられ、前記第二のフランジ面に対して傾斜する第二の傾斜部と、を有することを特徴とするドームカバー。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記第一の傾斜部の傾斜角は、前記第二の傾斜部の傾斜角よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項3】
前記壁部は傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項4】
前記球面部には、前記ドームカバーが回転することにより、熱または光で硬化する前記コーティング剤が塗布される、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項5】
前記第二の傾斜部の終端は、前記第二のフランジ面より突出することを特徴とする、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項6】
前記光学面とフランジ部は紫外線を遮光する材料から形成されることを特徴とする、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項7】
前記第二の傾斜部は、少なくとも2つ以上形成され、前記第二の傾斜部の終端部が同一高さであることを特徴とする、請求項1に記載のドームカバー。
【請求項8】
請求項1に記載のドームカバーと、
レンズユニットと、
前記ドームカバーを固定する固定部材と、を備え、
前記ドームカバーは前記壁部を溶着することで前記固定部材に固定されることを特徴とする、撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドームカバーおよび撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、監視カメラのドームカバーは、ドームカバーの表面にハードコートを施したものが知られている。ハードコートの塗布方法としては、薬液をたらしながらドームカバーを高速回転させる事により遠心力で薄膜を形成するスピンコート方式が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特登録3451647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、スピンコート方式の場合、薬液がドームカバーのフランジの裏面に付着してしまう場合がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、フランジの裏面に薬液が付着しにくいドームカバーおよびドームカバーを備えた撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のドームカバーは、コーティング剤により覆われる略半球状の球面部と、前記球面部の端部に設けられるフランジ部であって、前記球面部側に位置する第一のフランジ面および前記第一のフランジ面と対向する第二のフランジ面とからなるフランジ部と、を備え、前記第一のフランジ面は、前記球面部の径方向外側に向かうにつれて前記第一のフランジ面が前記第二のフランジ面に近づくように傾斜する第一の傾斜部を有し、前記第一の傾斜部の端部において円周状に設けられる壁部と、前記壁部を貫通するように設けられ、前記第二のフランジ面に対して傾斜する第二の傾斜部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フランジの裏面に薬液が付着しにくいドームカバーおよびドームカバーを備えた撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1におけるドームカバーへの薬液塗布時の断面図である。
本発明の実施形態1における監視カメラのメカ構成図である。
本発明の実施形態1におけるドームカバーへの薬液塗布時の流路を示す図である。
本発明の実施形態1におけるドームカバーへの紫外線照射時の図である。
本発明の実施形態1におけるドームにおいて傾斜壁部がない場合の紫外線照射時の図である。
本発明の実施形態1における監視カメラの断面図である。
本発明の実施形態2におけるドームカバーへの薬液塗布時の流路を示す図である。
本発明の実施形態2における監視カメラの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態1)
ドームカバーを搭載する撮像装置(監視カメラ)の構成について説明する。図1は本発明の実施形態1におけるドームカバーへの薬液塗布時の断面図である。図2は本発明の実施形態1における監視カメラの分解斜視構成図である。
【0010】
撮像装置は、ドームカバー1と、固定部材2と、レンズユニット3と、パンチルトユニット4と、遮光部材7と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
鏡筒
14日前
キヤノン株式会社
ボトル
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
発光装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
電気機器
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
電子機器
14日前
キヤノン株式会社
光学装置
1日前
キヤノン株式会社
測距装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
発光装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
現像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
現像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
定着装置
7日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
8日前
キヤノン株式会社
光走査装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
続きを見る