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公開番号2024066812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176528
出願日2022-11-02
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 21/235 20110101AFI20240509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信のプロトコルに応じて、映像に適切なラベル情報を重畳する。
【解決手段】映像から検出される被写体の属性を示す属性情報を生成する。映像が配信される端末装置が用いるプロトコルの種別を識別する識別情報を取得する。プロトコルの種別に基づいて、属性情報により示される属性から、端末装置において取り扱い可能な属性を示すラベル情報を特定する。映像とラベル情報とから得られる配信データを送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
映像から検出される被写体の属性を示す属性情報を生成する生成手段と、
前記映像が配信される端末装置が用いるプロトコルの種別を識別する識別情報を取得する第1の取得手段と、
前記種別に基づいて、前記属性情報により示される属性から、前記端末装置において取り扱い可能な属性を示すラベル情報を特定する特定手段と、
前記映像と前記ラベル情報とから得られる配信データを送信する第1の送信手段と、
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記プロトコルの種別ごとに対応する前記属性を設定する設定手段を更に備え、
前記特定手段は、前記属性情報により示される属性のうち、前記識別情報により識別された種別に対応する属性を、前記ラベル情報として特定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記設定手段は、前記プロトコルの種別ごとに対応する前記属性を、前記種別に対応する属性を定義するメタデータとして設定することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の取得手段は、前記端末装置からコマンドを受信する際に用いられたプロトコルの種別が、前記端末装置が用いるプロトコルの種別であるものとして、前記識別情報を取得することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の取得手段は、前記端末装置ごとに対応する前記種別を予め登録したテーブルを参照することにより前記識別情報を取得することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記属性を指定する指定情報を取得する第2の取得手段を更に備え、
前記特定手段は、前記ラベル情報から、前記指定情報により指定される属性を除外することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
映像から検出される被写体の属性を示す属性情報を生成する工程と、
前記映像が配信される端末装置が用いるプロトコルの種別を識別する識別情報を取得する工程と、
前記種別に基づいて、前記属性情報により示される属性から、前記端末装置において取り扱い可能な属性を示すラベル情報を特定する工程と、
前記映像と前記ラベル情報とから得られる配信データを送信する工程と、
を備えることを特徴とする、情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、映像解析によって検出したオブジェクトの情報をメタデータとして映像と共にクライアント装置に配信し、クライアント装置で受信した映像にオブジェクトの情報を重畳表示する技術があった。メタデータ配信の規格としては、ONVIF(Open Network Video Interface Forum)により策定された規格によって定義されるものが知られている。
【0003】
非特許文献2では、映像解析によって検出したオブジェクト情報を映像パラメータとして映像中に示すARSEIが定義されている。ARSEIは、検出したオブジェクトの撮像画像内の座標、及びオブジェクトを説明するラベルなどの情報を有している。ここで、ラベルは例えば255バイトの文字列で定義され、そのフォーマットも自由である。またARSEIにおいては、「Human:Age30:GreenClothes:Glasses」など複数の情報をラベルに付与することが可能である。また特許文献1では、クライアント装置から受信したコマンドに含まれる情報に応じて、応答するプロファイルの順番を変更する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-29888号公報
【非特許文献】
【0005】
“ONVIF Specification”,[online],[令和4年10月11日検索],インターネット <URL:https://www.onvif.org/specs/DocMap.html>
“ITU-T H.265(V7)(11/2019)”[online],[令和4年10月11日検索],インターネット <URL:https://www.itu.int/itu-t/recommendations/rec.aspx?rec=14107>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、監視カメラ以外にも映像制作向けリモートカメラ等、IPネットワークを介して映像配信又はカメラ制御を行うネットワークカメラが増加しており、それらの制御において様々なプロトコルが用いられている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、そのようなプロトコルの違いを考慮しておらず、適切なラベル情報が付与されるとは限らないという課題があった。例えば、255バイトで定義される大容量のラベルがクライアント装置に配信される場合、フォーマットによってはそのラベルの情報の全てをクライアント装置が使用できず、ユーザにとって有益な情報が利用不可能となる可能性がある。また、クライアント装置がラベルの情報を映像に重畳表示する場合、ラベル情報を全て重畳してしまうとユーザの視認性が悪くなってしまうことも考えられる。
【0007】
本発明は、通信のプロトコルに応じて、映像に適切なラベル情報を重畳することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、映像から検出される被写体の属性を示す属性情報を生成する生成手段と、前記映像が配信される端末装置が用いるプロトコルの種別を識別する識別情報を取得する第1の取得手段と、前記種別に基づいて、前記属性情報により示される属性から、前記端末装置において取り扱い可能な属性を示すラベル情報を特定する特定手段と、前記映像と前記ラベル情報とから得られる配信データを送信する第1の送信手段と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
通信のプロトコルに応じて、映像に適切なラベル情報を重畳する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る情報処理装置及び端末装置によるシステムを示す図。
(a)実施形態1に係る情報処理装置の構成の一例を示す図。(b)実施形態1に係る端末装置の構成の一例を示す図。
実施形態1に係るメタデータ定義の一例を示す図。
実施形態1に係るシステムによる処理の一例を示す図。
実施形態1に係る情報処理装置により配信される映像を説明するための図。
実施形態1に係るラベル情報の特定処理の一例を示すフローチャート。
実施形態2に係るシステムによる処理の一例を示す図。
実施形態3に係るシステムによる処理の一例を示す図。
実施形態2に係るラベル情報の特定処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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