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公開番号2024070969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181633
出願日2022-11-14
発明の名称光学装置及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240517BHJP(光学)
要約【課題】例えば、小型の点で有利な光学装置を提供する。
【解決手段】前部固定鏡筒1及び後部固定鏡筒3を有し、前部固定鏡筒1及び後部固定鏡筒3内に、第1~第4移動レンズ群L1~L4と、第1~第4移動レンズ群L1~L4をそれぞれ光軸Oに沿った方向に駆動する第1~第4アクチュエータ10~40と、光を調整する絞りユニット5と、絞りユニット5を駆動する第5アクチュエータ50とを有するレンズ装置100であって、第5アクチュエータ50と、絞りユニット5よりも像面側に配置された第1~第4アクチュエータ10~40の中で光軸Oに沿った方向において最も長い第2アクチュエータ20とは、光軸Oの周囲を4等分した領域における互いに異なる領域に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体を有し、
前記筐体内に、
複数のレンズ群と、
前記複数のレンズ群をそれぞれ光軸に沿った方向に駆動する複数のレンズ群駆動部と、
光を調整する調整部材と、
前記調整部材を駆動する調整部材駆動部とを有する光学装置であって、
前記調整部材駆動部と、前記調整部材よりも像側に配置された前記複数のレンズ群駆動部の中で前記光軸に沿った方向において最も長いレンズ群駆動部とは、前記光軸の周囲を4等分した領域における互いに異なる領域に配置されていることを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記筐体は、互いに対向する底面及び上面と、互いに対向する2つの側面とを有し、
前記光軸の周囲を4等分した領域は、前記光軸を通り且つ前記底面に直交する第1の面と、前記光軸を通り且つ前記第1の面に直交する第2の面とにより前記光軸の周囲を分割した領域であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記光軸の周囲を4等分した領域における互いに異なる領域に配置された前記複数のレンズ群駆動部のうちの2つのレンズ群駆動部は、前記光軸に沿った方向において互いに重なって配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記光軸の周囲を4等分した領域に前記複数のレンズ群駆動部のうちの4つのレンズ群駆動部がそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項5】
前記調整部材は、光量を調整することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
前記調整部材は、開口絞り又はフィルタを含むことを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
【請求項7】
前記複数のレンズ群は、可動の4つのレンズ群を含み、
前記複数のレンズ群駆動部は、前記4つのレンズ群をそれぞれ駆動する4つのレンズ群駆動部を含むことを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
【請求項8】
前記複数のレンズ群駆動部のうちの少なくとも1つのレンズ群駆動部は、ステッピングモータを含み、前記複数のレンズ群駆動部のうちの他の少なくとも1つのレンズ群駆動部は、ボイスコイルモータを含むことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項9】
前記調整部材駆動部は、ステッピングモータ又はDCモータを含むことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項10】
請求項1ないし9のいずれか一項に記載の光学装置と、前記光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ビデオカメラ等の光学機器に用いられるレンズ鏡筒では、レンズを保持する移動枠を光軸に沿った方向にアクチュエータで駆動することで、変倍(ズーミング)や焦点調節(フォーカシング)が行われている。また、開口絞りユニットの複数の羽根をアクチュエータで駆動することで、光量が調整されている。
【0003】
特許文献1には、3つのレンズ群移動枠をそれぞれ駆動する3つのアクチュエータ、絞りを駆動するアクチュエータ及び防振用レンズを駆動するアクチュエータを有するレンズ鏡筒が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-101606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のレンズ鏡筒においては、絞りユニットと第4レンズ群駆動モータとが光軸に沿って直列に配置されている。ここで、第4レンズ群駆動モータは、絞りユニットよりも像側のアクチュエータの中では光軸に沿った方向において最も長い。そのため、第4レンズ群駆動モータが絞りユニットと直列に配置されることにより、光軸に沿った方向においてレンズ鏡筒が大型化している。
【0006】
本発明は、例えば、小型の点で有利な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、筐体を有し、前記筐体内に、複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群をそれぞれ光軸に沿った方向に駆動する複数のレンズ群駆動部と、光を調整する調整部材と、前記調整部材を駆動する調整部材駆動部とを有する光学装置であって、前記調整部材駆動部と、前記調整部材よりも像側に配置された前記複数のレンズ群駆動部の中で前記光軸に沿った方向において最も長いレンズ群駆動部とは、前記光軸の周囲を4等分した領域における互いに異なる領域に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、例えば、小型の点で有利な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態におけるレンズ装置100の断面図である。
実施形態における駆動ユニット101の分解斜視図(物体側)である。
実施形態における駆動ユニット101の分解斜視図(像面側)である。
実施形態における各アクチュエータの光軸Oに直交する平面における配置図である。
実施形態における各アクチュエータの光軸Oに沿った方向における配置図である。
撮像装置の構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態のレンズ装置100(光学装置)の断面図である。また、光軸Oが伸びる方向を光軸方向、後述の固定レンズユニットL0側を物体側、後述の第2固定保持枠F5側を像面側とし、物体側からの撮影光束は、後述の複数のレンズ群(光学素子)を通って、不図示の撮像部に結像される。
(【0011】以降は省略されています)

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