TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024058488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165895
出願日2022-10-14
発明の名称投影光学系およびヘッドマウントディスプレイ
出願人日精テクノロジー株式会社
代理人個人
主分類G02B 25/00 20060101AFI20240418BHJP(光学)
要約【課題】コンパクトで広画角且つ高解像度、更には、投影画像の画面全域にわたって高画質なレンズ性能を有する投影光学系及びこの投影光学系を用いたヘッドマウントディスプレイを提供すること。
【解決手段】正の屈折力を有する第1レンズ、投影面側が凹面形状を有する第2レンズ、投影面側が非球面の凹面形状を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、負の屈折力を有し画像表示素子側が非球面である第5レンズとからなり、0.1<STP/TTL<0.18、0.47<Fb/f<0.69、及び1.75<f3/f<2.31を満足する。ここで、TTLは投影光学系の全長、STPは開口絞りと第1レンズの投影面との間隔、fは投影光学系全系の焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、Fbは第5レンズの画像表示素子側の面と、画像表示素子との間隔である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像表示素子からの像を投影面に投影する投影光学系であって、
投影面側から順に、開口絞りと、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、投影面側が凹面形状を有する第2レンズと、正の屈折力を有し、投影面側が非球面の凹面形状を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有し、画像表示素子側が非球面である第5レンズとからなり、投影画角(FОV)が60°以上を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする投影光学系。
0.1<STP/TTL<0.18 (1)
0.47<Fb/f<0.69 (2)
1.75<f3/f<2.31 (3)
ここで、
TTLは投影光学系の全長、
STPは開口絞りと第1レンズの投影面との間隔、
fは投影光学系全系の焦点距離、
f3は第3レンズの焦点距離、
Fbは第5レンズの画像表示素子側の面と、画像表示素子との間隔
である。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
0.029<SAGΔR6/f<0.15 (4)
ここで、
SAGΔR6は第3レンズの投影面側の非球面の有効最大位置におけるサグ量と、当該第3レンズの投影面側の非球面について近軸曲率半径で定義される近軸球面とした場合の有効最大位置におけるサグ量との差分
である。
【請求項3】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
0.24<SAGΔR11/f<0.53 (5)
ここで、
SAGΔR11は第5レンズの画像表示素子側の非球面の有効最大位置におけるサグ量と、当該第5レンズの画像表示素子側の非球面について近軸曲率半径で定義される近軸球面とした場合の有効最大位置におけるサグ量との差分
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影光学系を有するヘッドマウントディスプレイ

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投影光学系およびヘッドマウントディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、AR(Augmented Reality(拡張現実))用の頭部装着型のウエアラブル端末としてのヘッドマウントディスプレイ(HMD)が実用化されている。このヘッドマウントディスプレイには、LCD(Liquid Crystal Display)などの画像表示素子から発せられる画像を観察者の目の位置に拡大して投影する投影光学系を備えている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-536023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなヘッドマウントディスプレイには、コンパクトで広視野角且つ高画質であることが要請され、これらの要求を満たすため、搭載する光学系に対しても、コンパクトで広画角且つ高解像度、更には、投影画像の中心部から周辺部の画面全域にわたって高画質なレンズ性能が要求される。
【0005】
本発明は、コンパクトで広画角且つ高解像度、更には、投影画像の画面全域にわたって高画質なレンズ性能を有する投影光学系及びこの投影光学系を用いたヘッドマウントディスプレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、本発明の投射光学系は、画像表示素子からの像を投影面に投影する投影光学系であって、
投影面側から順に、開口絞りと、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、投影面側が凹面形状を有する第2レンズと、正の屈折力を有し、投影面側が非球面の凹面形状を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有し、画像表示素子側が非球面である第5レンズとからなり、投影画角(FОV)が60°以上を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする投影光学系。
0.1<STP/TTL<0.18 (1)
0.47<Fb/f<0.69 (2)
1.75<f3/f<2.31 (3)
ここで、
TTLは投影光学系の全長、
STPは開口絞りと第1レンズの投影面との間隔、
fは投影光学系全系の焦点距離、
f3は第3レンズの焦点距離、
Fbは第5レンズの画像表示素子側の面と、画像表示素子との間隔
である。
【0007】
また、本発明の投影光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.029<SAGΔR6/f<0.15 (4)
ここで、
SAGΔR6は第3レンズの投影面側の非球面の有効最大位置におけるサグ量と、当該第3レンズの投影面側の非球面について近軸曲率半径で定義される近軸球面とした場合の有効最大位置におけるサグ量との差分
である。
【0008】
また、本発明の投射光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.24<SAGΔR11/f<0.53 (5)
ここで、
SAGΔR11は第5レンズの画像表示素子側の非球面の有効最大位置におけるサグ量と、当該第5レンズの画像表示素子側の非球面について近軸曲率半径で定義される近軸球面とした場合の有効最大位置におけるサグ量との差分
【0009】
本発明のヘッドマウントディスプレイは、上記の投影光学系を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コンパクトで広画角且つ高解像度、更には、投影画像の画面全域にわたって高画質なレンズ性能を有する投影光学系及びこの投影光学系を用いたヘッドマウントディスプレイを提供すること可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
試験片固定具
17日前
個人
メガネフレーム
17日前
個人
両眼光軸測定器
25日前
東レ株式会社
積層フィルム
16日前
東レ株式会社
積層フィルム
16日前
古河電子株式会社
光学部品
9日前
日東電工株式会社
光学積層体
9日前
個人
ヒンジレス一体フレームメガネ
11日前
日東電工株式会社
光学積層体
9日前
三菱ケミカル株式会社
反射フィルム
16日前
東レ株式会社
シート、及び樹脂組成物
9日前
日精テクノロジー株式会社
投射光学系
17日前
日東電工株式会社
情報コード付シート
9日前
日東電工株式会社
光学積層体の製造方法
9日前
株式会社タムロン
信号光伝達部材
3日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
9日前
株式会社トプコン
変倍光学系及び眼科装置
24日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
25日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
9日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
9日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
24日前
住友電気工業株式会社
スポットサイズ変換器
19日前
株式会社トプコン
光源装置及び眼科撮影装置
25日前
大阪瓦斯株式会社
放射冷却装置
16日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
9日前
株式会社デンソー
虚像表示装置
9日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
9日前
住友ベークライト株式会社
光学シート
23日前
日東電工株式会社
積層体および画像表示装置
18日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
2日前
日東電工株式会社
高分子分散型液晶フィルム
25日前
住友化学株式会社
光学積層体
24日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
16日前
日本精機株式会社
ミラー及びヘッドアップディスプレイ装置
18日前
株式会社ディスコ
光学素子
16日前
日東電工株式会社
マーク付フィルムチップの製造方法
9日前
続きを見る