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公開番号2024056260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163012
出願日2022-10-11
発明の名称組成物
出願人住友化学株式会社,ニューライト テクノロジーズ インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人
主分類C08L 23/00 20060101AFI20240416BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】脂肪族ポリエステル系重合体を含みながら成形後の臭気の発生を低減できる組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】組成物は、オレフィン系重合体Aと、脂肪族ポリエステル系重合体Bと、無機粉体Cと、を含む。無機粉体CのJIS M 8016-1991で評価されるpHが6.5~11.5である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
オレフィン系重合体Aと、脂肪族ポリエステル系重合体Bと、無機粉体Cと、を含む組成物であって、前記無機粉体CのJIS M 8016-1991で評価されるpHが6.5~11.5である組成物。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記無機粉体Cが、脂肪酸金属塩を含まない、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記脂肪族ポリエステル系重合体Bは、150℃以上の融点を有するポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)系重合体である、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記無機粉体CのJIS M 8016-1991で評価されるpHが8.5~9.5である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
前記無機粉体Cのレーザー回折法により測定される重量基準の粒度分布のメディアン径D50が0.05~30μmである請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項6】
前記オレフィン系重合体A及び前記脂肪族ポリエステル系重合体Bの合計100質量部に対して、前記オレフィン系重合体Aの含有量は51~99.9質量部であり、前記脂肪族ポリエステル系重合体Bの含有量は0.1~49質量部である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項7】
前記オレフィン系重合体A及び前記脂肪族ポリエステル系重合体Bの合計100質量部に対して、前記無機粉体Cの含有量は、0.1~40質量部である請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項8】
前記脂肪族ポリエステル系重合体Bの含有量が0.1~20質量部である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項9】
前記オレフィン系重合体Aがプロピレン系共重合体である請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項10】
前記脂肪族ポリエステル系重合体Bの、温度210℃及び荷重2.16kgfの条件で測定されるメルトマスフローレートをMFR(B)とし、
前記脂肪族ポリエステル系重合体Bと前記無機粉体Cとの合計100質量部に対して前記無機粉体Cを0.5質量部含む混合物Xの、温度210℃、荷重2.16kgfで測定されるメルトマスフローレートをMFR(X)とした時に、MFR(X)/MFR(B)が1.0以下である請求項1又は2に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
脂肪族ポリエステル系重合体は、化石資源を用いることなく、再生可能資源により合成が可能な環境負荷の低い樹脂であり、かつ、成形加工性、機械的特性に優れる樹脂である。このため、各種包装材料、ボトルなどの各種容器、食品用包装材料、容器のキャップ、文具、日用雑貨、カーペットやソファ用の繊維、自動車用内外装材、電気・電子機器部品、ビルや住宅の内装材などの建築材料などに、脂肪族ポリエステル系重合体を添加することで、環境負荷を低下させられる。
【0003】
このような脂肪族ポリエステル系重合体を含む組成物として、特許文献1~3に記載されるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-239858号公報
特開2006-241445号公報
特開2019-178206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の脂肪族ポリエステル系重合体を含む組成物では、成形後の成形体から臭気が発生する場合があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、脂肪族ポリエステル系重合体を含みながら成形後の臭気の発生を低減できる組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]オレフィン系重合体Aと、脂肪族ポリエステル系重合体Bと、無機粉体Cと、を含む組成物であって、前記無機粉体CのJIS M 8016-1991で評価されるpHが6.5~11.5である組成物。
【0008】
[2]前記無機粉体Cが、脂肪酸金属塩を含まない、[1]に記載の組成物。
【0009】
[3]前記脂肪族ポリエステル系重合体Bは、150℃以上の融点を有するポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)系重合体である、[2]に記載の組成物。
【0010】
[4]前記無機粉体CのJIS M 8016-1991で評価されるpHが8.5~9.5である、[1]~[3]のいずれか一項に記載の組成物。
(【0011】以降は省略されています)

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