TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024056011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034033,2022208335
出願日2024-03-06,2018-03-15
発明の名称情報処理装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01C 21/28 20060101AFI20240412BHJP(測定;試験)
要約【課題】初期データを有効利用することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】記憶部2に記憶されたセンサ実測値と、新たな補正値と、に基づいて変位量情報を生成することで、過去に得られたセンサ実測値と、最新の補正値と、に基づいて変位量情報を生成することができる。最新の補正値は更新がなされており、精度の高い変位量情報を生成可能なものである。従って、過去のセンサ実測値と、そのときの補正値と、に基づいて変位量情報を生成する方法と比較して、精度の高い変位量情報を生成することができる。従って、初期データである過去のセンサ実測値を有効利用することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
変位量を測定するためのセンサが設けられた移動体から情報を取得する情報処理装置において、
前記センサのセンサ実測値が記憶されている記憶部と、
前記センサ実測値を補正する補正値を取得する取得部と、
前記移動体から、新たな補正値を取得した場合に、前記センサ実測値と前記新たな補正値に基づいて、前記移動体の変位量情報を生成する生成部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両(移動体)の走行軌跡に基づいて地図データを更新する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された地図データの更新方法では、マップマッチングが不可能であった場合の走行軌跡を、新たな道路として地図データベースに更新している。このとき、速度センサやジャイロセンサ等を用いて推測航法により走行軌跡を算出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-145159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたように推測航法により走行軌跡を算出する際、センサは、ジャイロ電圧や車速パルス等を実測値として出力し、この実測値に対して所定の係数等(補正値)を乗じることにより、方位変位量や移動量等の変位量が算出される。しかしながら、センサには個体差があるため、補正値が最適化されていないと変位量が誤差を含む場合があった。
【0005】
そこで、推測航法により生成した走行軌跡の終点と、自己位置推定により得られた緯度経度情報と、に基づいて補正値を更新することにより、算出される変位量の精度を向上させる方法が考えられる。しかしながら、補正値の更新を繰り返せば得られる変位量の信頼度は高くなるものの、更新前に得られた変位量は誤差を含む可能性があり、測定初期に得られたデータを有効利用しにくい。また、一般的に補正値は更新が繰り返されるほど誤差は小さくなっていく。
【0006】
したがって、本発明の課題は、初期データを有効利用することができる情報処理装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の情報処理装置は、変位量を測定するためのセンサが設けられた移動体から情報を取得する情報処理装置において、前記センサのセンサ実測値が記憶されている記憶部と、前記センサ実測値を補正する補正値を取得する取得部と、前記移動体から、新たな補正値を取得した場合に、前記センサ実測値と前記新たな補正値に基づいて、前記移動体の変位量情報を生成する生成部と、を備えることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る情報処理装置の概略を示すブロック図である。
前記情報処理装置によって走行軌跡を生成する様子を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る情報処理装置は、変位量を測定するためのセンサが設けられた移動体から情報を取得する情報処理装置において、
センサのセンサ実測値が記憶されている記憶部と、センサ実測値を補正する補正値を取得する取得部と、移動体から、新たな補正値を取得した場合に、センサ実測値と新たな補正値に基づいて、移動体の変位量情報を生成する生成部と、を備える。
【0010】
新たな補正値を取得した場合に、記憶部に記憶されたセンサ実測値と、新たな補正値と、に基づいて変位量情報を生成することで、過去に得られたセンサ実測値と、最新の補正値と、に基づいて変位量情報を生成することができる。最新の補正値は更新がなされており、精度の高い変位量情報を生成可能なものである。従って、過去のセンサ実測値と、過去の補正値と、に基づいて変位量情報を生成する方法と比較して、精度の高い変位量情報を生成することができる。従って、初期データである過去のセンサ実測値を有効利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康状態検査材
17日前
株式会社CCT
表示装置
16日前
日本精機株式会社
センサユニット
8日前
株式会社トプコン
測量装置
22日前
株式会社チノー
放射温度計
9日前
個人
コンベックスルール用測定部品
15日前
トヨタ自動車株式会社
給水治具
14日前
株式会社テイエルブイ
処理装置
2日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
7日前
東将精工株式会社
測定器具補助具
16日前
TDK株式会社
ガスセンサ
今日
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
7日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
7日前
株式会社ミツトヨ
光学式エンコーダ
17日前
中部電力株式会社
スミヤ濾紙
22日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
14日前
東レエンジニアリング株式会社
衝撃試験機
17日前
株式会社ティアンドデイ
温度測定装置
14日前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
21日前
豊田合成株式会社
重量測定装置
14日前
日立建機株式会社
作業機械
21日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
8日前
住友金属鉱山株式会社
検査装置
7日前
太陽誘電株式会社
匂いセンサシステム
今日
株式会社 システムスクエア
検査装置
16日前
住友金属鉱山株式会社
セレン評価方法
7日前
ニシム電子工業株式会社
液位検出装置
8日前
マグネデザイン株式会社
GSR素子の製造方法
2日前
株式会社ダイナックス
電流検出器
7日前
株式会社不二越
歯車寸法測定装置
16日前
笹田磁気計測研究所株式会社
磁気傾度計
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
株式会社島津製作所
分注装置
15日前
本田技研工業株式会社
外界認識装置
9日前
マグネデザイン株式会社
磁界検出素子の製造方法
2日前
株式会社トクヤマ
磁性粒子を用いた試料前処理方法
9日前
続きを見る