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公開番号2024055571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162612
出願日2022-10-07
発明の名称加工位置設定方法、研削加工装置および成形加工装置
出願人芝浦機械株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B24B 47/22 20060101AFI20240411BHJP(研削;研磨)
要約【課題】研削加工を施す場合の加工開始位置を精度良く求める。
【解決手段】ワークWについて複数の加工点を抽出し、各加工点に対して砥石を低速で回転させながら接触させ、各加工点における接触位置を求める。各加工点における接触位置の分布に基づいて、最小切り込み量をもつ接触位置から加工開始位置を定め、最大切り込み量をもつ接触位置から加工終了位置を定める。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
回転する砥石を用いてワークに対して研削加工を施す際の加工位置を設定する加工位置設定方法において、
前記砥石を用いて前記ワークに対して研削加工を施す際の複数の加工点を抽出する工程と、
前記ワークの各加工点に対して、研削加工時に比べて前記砥石を低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記砥石の接触位置を求める工程と、
各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了位置を求める工程と、を備えた加工位置設定方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
各加工点における接触位置の分布に基づいて、1番小さな切り込み量を加工開始位置とし、1番大きな切り込み量を加工終了位置とする、請求項1記載の加工位置設定方法。
【請求項3】
前記複数の加工点は5~20点に定められている、請求項1または2記載の加工位置設定方法。
【請求項4】
回転する成形用ホイールを用いて砥石に対して成形加工を施す際の加工位置を設定する加工位置設定方法において、
前記成形用ホイールを用いて前記砥石に対して成形加工を開始する際の複数の加工点を抽出する工程と、
前記砥石の各加工点に対して、成形加工時に比べて前記成形用ホイールを低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記成形用ホイールの接触位置を求める工程と、
各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了位置を求める工程と、を備えた加工位置設定方法。
【請求項5】
各加工点における接触位置の分布に基づいて、1番小さな切り込み量を加工開始位置とし、1番小さな切り込み量を加工終了位置とする、請求項4記載の加工位置設定方法。
【請求項6】
前記複数の加工点は5~20点に定められている、請求項4または5記載の加工位置設定方法。
【請求項7】
回転する砥石と、ワークに対して前記砥石を相対的に駆動させる駆動機構と、制御部とを備え、
前記制御部は、前記砥石を用いて前記ワークに対して研削加工を施す際の複数の加工点を抽出する加工点抽出部と、
前記ワークの各加工点に対して、研削加工時に比べて前記砥石を低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記砥石の接触位置を求める接触位置検出部と、
各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了位置を求める加工開始位置および加工終了位置決定部と、を備えた研削加工装置。
【請求項8】
回転する成形用ホイールと、砥石に対して前記成形用ホイールを相対的に駆動させる駆動機構と、制御部とを備え、
前記制御部は、前記成形用ホイールを用いて前記砥石に対して成形加工を施す際の複数の加工点を抽出する加工点抽出部と、
前記砥石の各加工点に対して、成形加工時に比べて前記成形用ホイールを低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記成形用ホイールの接触位置を求める接触位置検出部と、
各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了点を求める加工開始位置および加工終了位置決定部と、を備えた成形加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は砥石を用いて研削加工する場合の加工位置設定方法、研削加工装置および成形加工装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
回転する砥石を用いてワークに対して研削加工を施す場合、加工開始位置および加工終了位置を適切に定めることが必要である。
【0003】
例えば砥石をワークから離した位置から加工を開始した場合、過大な切り込みを防止することができるが、加工時間が長くなる。他方、砥石をワークに過度に近づけて加工を開始した場合、過大な切り込みが生じてしまう。
【0004】
同様に、加工終了位置が浅すぎると、未加工部分が残り、追加加工が必要となる。他方、加工終了位置が深すぎると、加工時間が長くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-150402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、加工開始位置および加工終了位置を正しく設定することができる加工位置設定方法、研削加工装置および成形加工装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、回転する砥石を用いてワークに対して研削加工を施す際の加工位置を設定する加工位置設定方法において、前記砥石を用いて前記ワークに対して研削加工を施す際の複数の加工点を抽出する工程と、前記ワークの各加工点に対して、研削加工時に比べて前記砥石を低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記砥石の接触位置を求める工程と、各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了位置を求める工程と、を備えた加工位置設定方法である。
【0008】
本開示は、各加工点における接触位置の分布に基づいて、1番小さな切り込み量を加工開始位置とし、1番大きな切り込み量を加工終了位置とする、加工位置設定方法である。
【0009】
本開示は、前記複数の加工点は5~20点に定められている、加工位置設定方法である。
【0010】
本開示は、回転する成形用ホイールを用いて砥石に対して成形加工を施す際の加工位置を設定する加工位置設定方法において、前記成形用ホイールを用いて前記砥石に対して成形加工を開始する際の複数の加工点を抽出する工程と、前記砥石の各加工点に対して、成形加工時に比べて前記成形用ホイールを低速で回転させながら接触させ、各加工点における前記成形用ホイールの接触位置を求める工程と、各加工点における接触位置の分布に基づいて、加工開始位置および加工終了位置を求める工程と、を備えた加工位置設定方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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