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公開番号
2024151103
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064242
出願日
2023-04-11
発明の名称
研磨ブラシ、及びその製造方法
出願人
株式会社錦
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B24D
13/14 20060101AFI20241017BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】線材が折れ難く、研磨効率がよい研磨ブラシ、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】研磨ブラシ100は、円筒状のブラシ10と円筒状のホルダ20を有する。ブラシ10は、複数本の線材2を束ねて一端同士を固定した束4をその固定端4aを同一面に揃えて複数個円筒状に集合させて固定端同士を固定したものである。ホルダ20は、ブラシ10の固定端10aに対向する円形の底壁部22と、ブラシ10の固定端10aと反対の線材2の自由端2bを突出させてブラシ10の外周面を部分的に覆うように底壁部22の外周縁22bに連続した円筒状の周壁部24と、を有する。ホルダ20は、ブラシ10の固定端10a側を収容して固定する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本の線材を束ねて一端同士を固定した束をその固定端を同一面に揃えて複数個円筒状に集合させて前記固定端同士を固定した円筒状のブラシと;
前記ブラシの前記固定端に対向する円形の底壁部と、前記ブラシの前記固定端と反対の前記線材の自由端を突出させて前記ブラシの外周面を部分的に覆うように前記底壁部の外周縁に連続した円筒状の周壁部と、を有し、前記ブラシの前記固定端側を収容して固定するホルダと;
を有する研磨ブラシ。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記ホルダは、前記ブラシの内周面に沿って前記底壁部の中央から突設した円筒状の突出部をさらに有する、
請求項1に記載の研磨ブラシ。
【請求項3】
前記線材は、砥粒を含む樹脂製の線材であり、
前記束は、複数本の前記線材の一端同士を溶着により固定したものであり、
前記ブラシは、複数個の前記束の前記固定端同士を溶着により固定したものであり、
前記ホルダは、樹脂製であり、
前記ブラシは、前記ホルダの底壁部の内面、前記周壁部の前記底壁部側の内周面、及び前記突出部の外周面に対して、接着剤により固定する、
請求項2に記載の研磨ブラシ。
【請求項4】
前記ホルダの前記周壁部は、複数のリブを間に挟んで周方向に並んだ複数のスリットを有し、
前記リブは、周方向の両側に隣接する2つの前記スリットの縁から前記周壁部の前記内周面に向けて収束する2つの側面を有し、
複数の前記リブを切断することにより、前記周壁部の軸方向の長さを短くすることができる、
請求項3に記載の研磨ブラシ。
【請求項5】
砥粒を含む樹脂製の複数本の線材を束ねてその一端を同一面に揃えて前記一端同士を溶着固定して前記線材の束を形成する工程と、
複数個の前記束の固定端を同一面に揃えて円筒状に集合させて前記束の固定端同士を溶着固定して円筒状のブラシを形成する工程と、
前記ブラシの前記固定端に対向する円形の底壁部と、前記ブラシの前記固定端と反対の前記線材の自由端を突出させて前記ブラシの外周面を部分的に覆うように前記底壁部の外周縁に連続した円筒状の周壁部と、を有するホルダ内に前記ブラシの前記固定端側を配置して前記ブラシと前記ホルダを固定する工程と、
を有する研磨ブラシの製造方法。
【請求項6】
前記固定する工程は、前記ブラシの前記固定端と前記ホルダの前記底壁部の内面を接着剤により固定し、前記ブラシの前記外周面と前記ホルダの前記周壁部の内面を接着剤により固定し、前記ホルダの前記底壁部の中央から突設した円筒状の突出部の外周面と前記ブラシの内周面を接着剤により固定する、
請求項5に記載の研磨ブラシの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、金属を切削加工した際に発生するバリを除去するための研磨ブラシ、及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、金属の研磨・研削・バリ取り・サビ取り・ペンキ剥離などに使用する研削用工具として、グラインダなどの電動ハンド工具や空気圧を利用した工具などに取り付けて使用する研磨ブラシが知られている。
【0003】
特許文献1の研磨ブラシは、複数本の線材を束にしてその一端を固定した複数の線材集合体を有し、円形のブラシホルダの外周部に沿って並設した複数の穴に複数の線材集合体の固定端を取り付けた構造を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-55104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の研磨ブラシは、ブラシホルダの外周部に並設した複数の穴に線材集合体の固定端を取り付けているため、周方向に隣接する線材集合体の間に隙間がある。このため、線材の密度が低く、研磨効率が悪く、線材が折れ易い。
【0006】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、線材が折れ難く、研磨効率がよい研磨ブラシ、及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る研磨ブラシは、円筒状のブラシと円筒状のホルダを有する。ブラシは、複数本の線材を束ねて一端同士を固定した束をその固定端を同一面に揃えて複数個円筒状に集合させて固定端同士を固定したものである。ホルダは、ブラシの固定端に対向する円形の底壁部と、ブラシの固定端と反対の線材の自由端を突出させてブラシの外周面を部分的に覆うように底壁部の外周縁に連続した円筒状の周壁部と、を有する。ホルダは、ブラシの固定端側を収容して固定する。
【0008】
ホルダは、ブラシの内周面に沿って底壁部の中央から突設した円筒状の突出部をさらに有してもよい。
【0009】
線材は、砥粒を含む樹脂製の線材であり、束は、複数本の線材の一端同士を溶着により固定したものであり、ブラシは、複数個の束の固定端同士を溶着により固定したものであってもよく、ホルダは、樹脂製であってもよい。そして、ブラシは、ホルダの底壁部の内面、周壁部の底壁部側の内周面、及び突出部の外周面に対して、接着剤により固定してもよい。
【0010】
ホルダの周壁部は、複数のリブを間に挟んで周方向に並んだ複数のスリットを有し、リブは、周方向の両側に隣接する2つのスリットの縁から周壁部の内周面に向けて収束する2つの側面を有してもよい。複数のリブを切断することにより、周壁部の軸方向の長さを短くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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