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公開番号2024055316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162138
出願日2022-10-07
発明の名称光プリントヘッド及び光プリントヘッドを備える画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240411BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 一般に、画像形成装置は様々な環境で使用されることが想定され環境条件によっては画像形成装置の内部に結露が発生する場合もある。対して、特許文献1では露点温度と機内温度を比較することで結露の発生の有無を判定し、結露対策動作を実行する手法が開示されている。しかしながら結露が発生していないにも関わらず結露が発生していると判定されると、ファンを駆動し外部の空気を内部に取り込むことで結露を発生させてしまう虞がある。
【解決手段】 画像形成装置の内部の温度と画像形成装置の外部の露点温度とに基づいてファンの駆動を制御する制御部を備える。前記制御部は露点温度が画像形成装置の内部の温度よりも高い場合に前記ファンを駆動させないことを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記画像形成装置の内部における第1の温度を検出する第1の温度検出手段と、
前記画像形成装置の外部における第2の温度を検出する第2の温度検出手段と、
前記画像形成装置の外部における湿度を検出する湿度検出手段と、
前記第2の温度検出手段が検出した第2の温度と前記湿度検出手段が検出した湿度とに基づいて前記画像形成装置の外部の空気の露点温度を計算する計算手段と、
前記画像形成装置の外部から内部へ外気を取り込むファンと、
前記第1の温度と前記露点温度とに基づいて前記ファンの駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記露点温度が前記第1の温度よりも高いときに前記ファンを駆動させない、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記画像形成装置は、
回転軸を中心に回転駆動する感光ドラムと、
発光装置と、前記発光装置が発した光を前記感光ドラムの表面に導くレンズアレイと、を有する光プリントヘッドと、
を備え、
前記第1の温度検出手段は前記レンズアレイの表面の温度を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の温度が前記第2の温度より高いときに前記ファンを駆動させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1の温度が前記第2の温度より低く、かつ前記露点温度が前記第1の温度より低い場合に前記ファンを駆動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置は前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段を備え、
前記ファンによって取り込まれた外気は前記現像手段へ供給されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式を採用する光プリントヘッド及びそれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
レーザビームプリンタやデジタル複合機等の画像形成装置の中には、LEDや有機ELである複数の発光素子によって感光体を露光する光プリントヘッドを有するものがある。前述の光プリントヘッドは複数の発光素子から出射される光を感光体に集光させるためのレンズアレイを備え、複数の発光素子から出射された光がレンズアレイを介し感光体表面に集光されることで静電潜像が感光体上に形成される。
【0003】
一般に上述したような光プリントヘッドを備える画像形成装置が使用されるのは様々な環境が想定され、環境によっては画像形成装置の内部に結露が発生することがある。例えば、夜間の冷え込みでオフィスの室温及び画像形成装置の内部の温度が低下している場合を考える。オフィスの始業時に空調設備が稼働することによって室温が急激に上昇するのに対し、室温の変化に追従しづらい画像形成装置の内部は低温を保ったままの状態となる。上述の状態で画像形成装置を起動した場合、上昇した室内の空気が画像形成装置の内部に取り込まれ、低温を保った画像形成装置の内部の表面にあたることで露点温度以下まで空気の温度が低下し画像形成装置の内部に結露が発生する。
【0004】
特にレンズアレイ表面に結露が発生した場合、光プリントヘッドが出力する光量が低下し、画像濃度が薄くなる等の画像不良を引き起こす虞がある。
【0005】
特許文献1に記載の画像形成装置では機外の温湿度から計算した補正露点温度と機内温度とを比較してレンズアレイにおける結露の発生の有無を判定する。レンズアレイに結露が発生していると判定された場合に、ファンを駆動することでレンズアレイを収容する筐体外部の空気を筐体内部に取り込み、筐体を温めることでレンズアレイの表面に発生した結露を解消する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-144541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されている結露の解消方法の場合、レンズアレイにおける結露の発生の有無に関わらず補正露点温度と機内温度との比較で結露の発生の有無を判定し、結露対策動作を実行する。
【0008】
したがって特許文献1で開示されている手法の場合、レンズアレイに結露が発生していないにも関わらず結露が発生していると判定されるとファンを駆動し筐体外部の空気を内部に取り込み、レンズアレイに結露を発生させてしまう虞がある。
【0009】
上記課題に鑑み、本発明では、外気を画像形成装置の内部に取り込むことに起因して生じる結露の発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記画像形成装置の内部における第1の温度を検出する第1の温度検出手段と、
前記画像形成装置の外部における第2の温度を検出する第2の温度検出手段と、
前記画像形成装置の外部における湿度を検出する湿度検出手段と、
前記第2の温度検出手段が検出した第2の温度と前記湿度検出手段が検出した湿度とに基づいて前記画像形成装置の外部の空気の露点温度を計算する計算手段と、
前記画像形成装置の外部から内部へ外気を取り込むファンと、
前記第1の温度と前記露点温度とに基づいて前記ファンの駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記露点温度が前記第1の温度よりも高いときに前記ファンを駆動させない、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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