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公開番号2024055289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162096
出願日2022-10-07
発明の名称カメラシステム、カメラシステムの制御方法、及びコンピュータプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/74 20230101AFI20240411BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
複数台のカメラにおける赤外光照明を適切に制御する事が可能なカメラシステムを提供する。
【解決手段】
可視光撮影を行う第1モードと、赤外光撮影を行う第2モードとを切り替え可能なモード切り替え手段と、前記第2モードの際に赤外光を照射する赤外光照明手段を夫々有する複数のカメラをネットワーク接続したカメラシステムにおいて、所定のグループに属する所定台数の前記カメラが前記第2モードにおいて前記赤外光照明手段により前記赤外光を照射している場合に、前記グループに属する他のカメラの、前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限する制御手段を有する。
【選択図】 図3



特許請求の範囲【請求項1】
可視光撮影を行う第1モードと、赤外光撮影を行う第2モードとを切り替え可能なモード切り替え手段と、前記第2モードの際に赤外光を照射する赤外光照明手段を夫々有する複数のカメラをネットワーク接続したカメラシステムにおいて、
所定のグループに属する所定台数の前記カメラが前記第2モードにおいて前記赤外光照明手段により前記赤外光を照射している場合に、
前記グループに属する他のカメラの、前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限する制御手段を有することを特徴とするカメラシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のカメラのうち、撮影画角内に同一領域を含んでいるカメラを前記所定のグループに属する前記カメラとして登録する登録手段を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項3】
前記モード切り替え手段は、撮影環境の照度変化に伴い、前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項4】
前記カメラは、前記第1モードではIRカットフィルターを撮影光路に挿入した状態で撮影を行い、前記第2モードでは前記IRカットフィルターを前記撮影光路から退避させた状態で撮影を行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項5】
前記制御手段は、前記グループに属する複数の前記カメラの内、温度が相対的に高い前記他のカメラについて前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項6】
前記制御手段は、前記グループに属する複数の前記カメラの内、消費電力が相対的に高い前記他のカメラについて前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項7】
前記制御手段は、前記グループに属する複数の前記カメラの内、前記カメラから被写体までの距離が相対的に遠い前記他のカメラについて前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項8】
前記制御手段は、前記グループに属する前記他のカメラの、前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限した場合に、前記他のカメラにおいて露出不足と判定した場合は、前記制限を解除することを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
【請求項9】
可視光撮影を行う第1モードと、赤外光撮影を行う第2モードとを切り替え可能なモード切り替え手段と、前記第2モード時に赤外光を照射する赤外光照明手段を夫々有する複数のカメラをネットワーク接続したカメラシステムにおいて、
所定のグループに属する所定台数の前記カメラが前記第2モードにおいて前記赤外光照明手段により前記赤外光を照射している場合に、
前記グループに属する他のカメラの、前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限する制御ステップを有することを特徴とするカメラシステムの制御方法。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項のカメラシステムの各手段をコンピュータにより制御するためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外光照明が可能なカメラシステム、カメラシステムの制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、防犯手段の1つとしてネットワークカメラが利用されている。近年では、所定の監視区域において、複数のネットワークカメラを設置し、各カメラで撮影した画像をPC(Personal Computer)等の外部装置に伝送するように構成されたカメラシステムが増加している。
【0003】
ネットワークカメラには、IRカットフィルターを撮像素子の前面に配置し、可視光のみを取り込み撮影を行うデイモードと、IRカットフィルターを外してIR光を取り込むことが可能となるナイトモードとを搭載する製品が存在する。更に、IR照明を搭載しているカメラは、ナイトモード時にIR照明を照射する事によって、低照度環境下の視認性を大きく向上させる事が可能となる。
【0004】
ここで、デイモードとナイトモードの切り替えは、撮影画像の輝度値を取得し、その輝度値を基に自動で切り替えを行うADN(オートデイナイト)という機能を使用する事が多い。そのため、同一監視区域においても、デイモードとナイトモードの切り替え、及びナイトモード時のIR照明制御がカメラ毎の個別判定によって行われていたため、意図した撮影モードで撮影できない場合があった。
【0005】
そこで、特許文献1に記載されている監視カメラシステムでは、撮影モードの切替えが必要と最初に判定したカメラから送信される制御コマンドに従って、残りのカメラにおける撮影モード切替えが制御されるようにしている。それにより、複数のカメラの間で撮影モードを切替えるタイミングを同期させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-119846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1の構成では、監視カメラシステムとして、カメラ毎の撮影モードの統一は可能であるが、IR照明の制御は考慮されていない。従って、店舗のレジや、建物の出入口等の複数のカメラで別方向や、別角度から監視を行っている場所では、同じ場所に複数のカメラからIR照明が照射され、必要以上の光量となってしまう場合がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は複数台のカメラにおける赤外光照明を適切に制御する事が可能なカメラシステムを提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
可視光撮影を行う第1モードと、赤外光撮影を行う第2モードとを切り替え可能なモード切り替え手段と、前記第2モードの際に赤外光を照射する赤外光照明手段を夫々有する複数のカメラをネットワーク接続したカメラシステムにおいて、
所定のグループに属する所定台数の前記カメラが前記第2モードにおいて前記赤外光照明手段により前記赤外光を照射している場合に、
前記グループに属する他のカメラの、前記第2モードにおける前記赤外光照明手段の動作を制限する制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数台のカメラにおける赤外光照明を適切に制御する事が可能なカメラシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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