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公開番号2024058942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166370
出願日2022-10-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 21/88 20060101AFI20240422BHJP(測定;試験)
要約【課題】 処理負荷の増加を抑制しつつ、検査対象の位置合わせを行うための処理を提供することを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置は、検査対象の物体表面の質感を表す質感情報と検査対象の物体に対するリファレンスの物体表面の質感を表すリファレンス情報とを取得し、取得した質感情報のうちの第1質感情報を選択し、選択した第1質感情報と第1質感情報に対応するリファレンス情報との相対的な位置関係を表す位置情報を取得し、取得した質感情報のうちの第2質感情報と第2質感情報に対応するリファレンス情報とを位置情報に基づいて位置合わせする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象の物体表面の質感を表す質感情報と、前記検査対象の物体に対するリファレンスの物体表面の質感を表すリファレンス情報とを取得する第1取得手段と、
前記取得された質感情報のうちの第1質感情報を選択する選択手段と、
前記選択された第1質感情報と、前記第1質感情報に対応するリファレンス情報との相対的な位置関係を表す位置情報を取得する第2取得手段と、
前記取得された位置情報に基づいて、前記取得された質感情報のうちの第2質感情報と、前記第2質感情報に対応するリファレンス情報とを位置合わせする位置合わせ手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1質感情報が表す質感は、前記第2質感情報が表す質感と種類が異なることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記取得された質感情報から、複雑なテクスチャを多く含む質感情報を前記第1質感情報として選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、前記取得された質感情報のエッジ量に基づいて、前記第1質感情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択手段は、前記取得された質感情報の高周波成分に基づいて、前記第1質感情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記選択手段は、前記取得された質感情報から、ユーザが指定した質感情報を前記第1質感情報として選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得された質感情報は、前記物体の色を表す色情報と、前記物体の光沢を表す光沢情報と、前記物体の形状を表す形状情報とのうちの複数種類の質感情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択手段は、前記物体の領域毎に前記第1質感情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記位置合わせされた第2質感情報及びリファレンス情報に基づいて、前記物体表面を検査する検査手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータを請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物体を検査するための情報処理技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製品の外観を検査するために、良品の撮像画像と検査対象品の撮像画像とを基に差分画像を生成し、欠陥箇所を検出する方法がある。特許文献1は、画像処理により検査領域のエッジ情報を取得し、取得したエッジ情報を基に被検査物の位置合わせを行う技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-241127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、検査対象の数だけ処理を行う必要があり、検査対象が多い場合には処理負荷が高くなってしまうという課題がある。
【0005】
そこで本発明は、処理負荷の増加を抑制しつつ、検査対象の位置合わせを行うための処理を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、検査対象の物体表面の質感を表す質感情報と、前記検査対象の物体に対するリファレンスの物体表面の質感を表すリファレンス情報とを取得する第1取得手段と、前記取得された質感情報のうちの第1質感情報を選択する選択手段と、前記選択された第1質感情報と、前記第1質感情報に対応するリファレンス情報との相対的な位置関係を表す位置情報を取得する第2取得手段と、前記取得された位置情報に基づいて、前記取得された質感情報のうちの第2質感情報と、前記第2質感情報に対応するリファレンス情報とを位置合わせする位置合わせ手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、処理負荷の増加を抑制しつつ、検査対象の位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置の機能構成を示すブロック図
情報処理装置が実行する処理を示すフローチャート
質感情報の例を示す図
物体の反射特性を説明するための図
情報処理装置が実行する処理を示すフローチャート
質感情報の例を示す図
質感情報の例を示す図
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、各実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0010】
[第1実施形態]
本実施形態における情報処理装置は、複数種類の質感情報のうちの形状情報を基に位置合わせ情報を取得し、取得した位置合わせ情報を基に形状情報の位置合わせと色情報の位置合わせとを行う。
(【0011】以降は省略されています)

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