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公開番号2024053773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160191
出願日2022-10-04
発明の名称電流センサ
出願人旭化成エレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01R 15/20 20060101AFI20240409BHJP(測定;試験)
要約【課題】計測対象の計測電流が大きい場合でも不具合が発生する可能性をより低減でき、実効的により長時間にわたって計測電流を流せる電流センサを提供する。
【解決手段】電流センサは、少なくとも1つの磁電変換素子、導体、信号処理IC、IC支持部、及び素子支持部とが封止部で封止されることで構成される。電流センサは、封止部の外部に一部が露出し、導体と電気的に接続され、計測電流を前記導体に入力し、導体からの計測電流を出力する一対の第1リード端子と、封止部の外部に一部が露出し、導体と離間する金属製部材とを備える。素子支持部は、IC支持部が信号処理ICを支持する第1面と同じ側の面で、金属製部材をさらに支持する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの磁電変換素子と、
前記少なくとも1つの磁電変換素子を平面視で少なくとも部分的に取り囲み、前記少なくとも1つの磁電変換素子で計測される計測電流が流れる導体と、
前記少なくとも1つの磁電変換素子から出力される信号を処理する信号処理ICと、
前記信号処理ICを第1面で支持するIC支持部と、
前記少なくとも1つの磁電変換素子を前記第1面と同じ側の面で支持し、前記IC支持部及び前記導体と離間する絶縁性の素子支持部と、
前記少なくとも1つの磁電変換素子、前記導体、前記信号処理IC、前記IC支持部、及び前記素子支持部とを封止する封止部と、
前記封止部の外部に一部が露出し、前記導体と電気的に接続され、前記計測電流を前記導体に入力し、前記導体からの前記計測電流を出力する一対の第1リード端子と、
前記封止部の外部に一部が露出し、前記導体及び前記IC支持部と離間する金属製部材と
を備え、
前記素子支持部は、前記第1面と同じ側の前記面で、前記金属製部材をさらに支持する、電流センサ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記封止部の前記一対の第1リード端子が露出する面とは反対側の面から露出する複数の第2リード端子をさらに備え、
前記金属製部材は、前記複数の第2リード端子とは別個であり、前記封止部の前記一対の第1リード端子及び前記複数の第2リード端子が露出する面のそれぞれとは異なる面から露出する、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項3】
前記IC支持部は、前記複数の第2リード端子の少なくとも1つのリード端子と一体的に構成されている、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項4】
前記複数の第2リード端子のうちの少なくとも1つの第2リード端子が前記信号処理ICと電気的に接続され、前記金属製部材は、前記信号処理ICと電気的に接続されていない、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項5】
前記金属製部材は、第1金属製部材と第2金属製部材とを含み、
前記導体の少なくとも一部は、前記第1金属製部材と前記第2金属製部材との間に配置される、請求項4に記載の電流センサ。
【請求項6】
前記封止部の前記一対の第1リード端子が露出する面とは反対側の面から露出する複数の第2リード端子をさらに備え、
前記IC支持部は、前記複数の第2リード端子のうちの少なくとも1つの第2リード端子と一体的に構成され、
前記金属製部材の少なくとも一部は、前記複数の第2リード端子のうちの前記少なくとも1つの第2リード端子とは異なる第2リード端子である、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項7】
前記複数の第2リード端子のうち少なくとも一部は、前記信号処理ICと電気的に接続される、請求項6に記載の電流センサ。
【請求項8】
前記金属製部材は、前記複数の第2リード端子のうちの前記少なくとも1つの第2リード端子とは異なる2つの第2リード端子である第1金属製部材及び第2金属製部材を含み、
前記導体及び前記IC支持部は、前記第1金属製部材と前記第2金属製部材との間に配置される、請求項6に記載の電流センサ。
【請求項9】
前記導体は、前記素子支持部の厚さ方向において前記素子支持部の前記第1面と前記導体の前記第1面と対向する面とが離間するように段差部を有する、請求項1、2、および6の何れか1つに記載の電流センサ。
【請求項10】
前記素子支持部は、高分子テープである、請求項1、2、および6の何れか1つに記載の電流センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電流センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、磁電変換素子を有する電流センサが開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第6415148号
[特許文献2] 特許第6017182号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
磁電変換素子を有する電流センサにおいて、計測対象の計測電流が大きい場合でも電流センサに不具合が発生することをより確実に抑制することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様に係る電流センサは、少なくとも1つの磁電変換素子を備えてよい。前記電流センサは、前記少なくとも1つの磁電変換素子を平面視で少なくとも部分的に取り囲み、前記少なくとも1つの磁電変換素子で計測される計測電流が流れる導体を備えてよい。前記電流センサは、前記少なくとも1つの磁電変換素子から出力される信号を処理する信号処理ICを備えてよい。前記電流センサは、前記信号処理ICを第1面で支持するIC支持部を備えてよい。前記電流センサは、前記少なくとも1つの磁電変換素子を前記第1面と同じ側の面で支持し、前記IC支持部及び前記導体と離間する絶縁性の素子支持部を備えてよい。前記電流センサは、前記少なくとも1つの磁電変換素子、前記導体、前記信号処理IC、前記IC支持部、及び前記素子支持部とを封止する封止部を備えてよい。前記電流センサは、前記封止部の外部に一部が露出し、前記導体と電気的に接続され、前記計測電流を前記導体に入力し、前記導体からの前記計測電流を出力する一対の第1リード端子を備えてよい。前記電流センサは、前記封止部の外部に一部が露出し、前記導体及び前記IC支持部と離間する金属製部材を備えてよい。前記素子支持部は、前記第1面と同じ側の前記面で、前記金属製部材をさらに支持してよい。
【0005】
前記電流センサは、前記封止部の外部に一部が露出し、前記信号処理ICと電気的に接続される複数の第2リード端子をさらに備えてよい。前記金属製部材は、前記複数の第2リード端子とは別個であり、前記信号処理ICと電気的に接続されていなくてよい。
【0006】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記IC支持部は、前記複数の第2リード端子の少なくとも1つのリード端子と一体的に構成されてよい。
【0007】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記複数の第2リード端子は、前記封止部の前記一対の第1リード端子が露出する面とは反対側の面から露出してよい。前記金属製部材は、前記封止部の前記一対の第1リード端子及び前記複数の第2リード端子が露出する前記面のそれぞれとは異なる面から露出してよい。
【0008】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記金属製部材は、第1金属製部材と第2金属製部材とを含んでよい。前記導体は、前記第1金属製部材と前記第2金属製部材との間に配置されてよい。
【0009】
いずれかの前記電流センサは、前記封止部の外部に一部が露出し、前記信号処理ICと電気的に接続される複数の第2リード端子をさらに備えてよい。前記IC支持部は、複数の第2リード端子のうちの少なくとも1つの第2リード端子と一体的に構成されてよい。前記金属製部材は、前記複数の第2リード端子のうちの前記少なくとも1つの第2リード端子とは異なる少なくとも1つの第2リード端子でよい。
【0010】
いずれかの前記電流センサにおいて、記複数の第2リード端子は、前記封止部の前記一対の第1リード端子が露出する面とは反対側の面から露出してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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