TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024052098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158568
出願日2022-09-30
発明の名称網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20240404BHJP(光学)
要約【課題】視域を大きくすることができる網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る網膜投影表示装置は、ツルを含む眼鏡型支持体を有し、前記眼鏡型支持体を装着した人の網膜に画像を投影する網膜投影表示装置であって、光源と、前記ツルに配置され、前記光源からの光を走査させる光走査手段と、前記光走査手段により形成される画像を前記網膜に投影する投影手段と、前記ツルに配置され、前記光走査手段による前記画像の投影方向を可変する光偏向手段と、前記光走査手段および前記光偏向手段を、前記ツルが延びる方向に並進させる並進手段と、を有する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
ツルを含む眼鏡型支持体を有し、前記眼鏡型支持体を装着した人の網膜に画像を投影する網膜投影表示装置であって、
光源と、
前記ツルに配置され、前記光源からの光を走査させる光走査手段と、
前記光走査手段により形成される画像を前記網膜に投影する投影手段と、
前記ツルに配置され、前記光走査手段による前記画像の投影方向を可変する光偏向手段と、
前記光走査手段および前記光偏向手段を、前記ツルが延びる方向に並進させる並進手段と、を有する、網膜投影表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記光源は、前記ツルが延びる方向と略平行方向に光を射出する、請求項1に記載の網膜投影表示装置。
【請求項3】
前記光走査手段は、前記光源からの光を反射する反射面を含み、
前記反射面は、駆動電圧が印加されていないときに、前記ツルが延びる方向に略平行になるように設けられる、請求項1に記載の網膜投影表示装置。
【請求項4】
前記光偏向手段は、前記光源からの光を反射する反射面を含み、
前記反射面は、駆動電圧が印加されていないときに、前記ツルが延びる方向に略平行になるように設けられる、請求項1に記載の網膜投影表示装置。
【請求項5】
前記光走査手段は、前記光源からの光を反射する反射面を含み、
前記光偏向手段は、前記光源からの光を反射する反射面を含み、
駆動電圧が印加されていないときの前記光走査手段の反射面と、駆動電圧が印加されていないときの前記光偏向手段の反射面は、略平行になるように設けられる、請求項1に記載の網膜投影表示装置。
【請求項6】
前記光走査手段および前記光偏向手段は、前記ツルが延びる方向に沿って並んでいる、請求項1に記載の網膜投影表示装置。
【請求項7】
前記並進手段は、前記ツルが延びる方向に沿って離散的に並ぶ複数の位置のそれぞれに対して配置可能に、前記光走査手段および前記光偏向手段を一体にして並進させる、請求項1または請求項2に記載の網膜投影表示装置。
【請求項8】
前記光走査手段および前記光偏向手段のそれぞれの動作を制御する制御手段を有し、
前記投影手段は、分離された複数の投影可能領域を有し、
前記光偏向手段は、前記光走査手段と前記投影手段の間の光路に配置され、
前記制御手段は、前記分離された複数の投影可能領域のうちの少なくとも一つ以上の前記投影可能領域に前記光走査手段からの光を照射するように、前記光偏向手段の動作を制御する、請求項1または請求項2に記載の網膜投影表示装置。
【請求項9】
前記投影手段は、前記分離された複数の投影可能領域のそれぞれに対応して反射集光素子を含む、請求項8に記載の網膜投影表示装置。
【請求項10】
前記反射集光素子は、ホログラフィック光学素子である、請求項9に記載の網膜投影表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)が注目されている。特にARは、現実世界の視覚を拡張し、デジタル情報を現実空間に融合する手段として期待されている。またARに利用される網膜投影表示装置が開発されている。
【0003】
網膜投影表示装置として、視域(アイボックス)を大きくするために、レーザ走査式プロジェクタと、ホログラフィックコンバイナと、射出瞳選択器と、を含む装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、射出瞳選択器は、N種類の配置のそれぞれ1つに、及びそれらの間に制御可能に切り換え可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、視域を大きくすることができる網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る網膜投影表示装置は、ツルを含む眼鏡型支持体を有し、前記眼鏡型支持体を装着した人の網膜に画像を投影する網膜投影表示装置であって、光源と、前記ツルに配置され、前記光源からの光を走査させる光走査手段と、前記光走査手段により形成される画像を前記網膜に投影する投影手段と、前記ツルに配置され、前記光走査手段による前記画像の投影方向を可変する光偏向手段と、前記光走査手段および前記光偏向手段を、前記ツルが延びる方向に並進させる並進手段と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、視域を大きくすることができる網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る網膜投影表示装置の構成例を示す図である。
第1実施形態に係る網膜投影表示装置における視線検出部の他の例の構成および動作を説明する図の一例であり、図1B(a)は網膜投影表示装置の正面図、図1B(b)は網膜投影表示装置を装着したユーザの視線方向の検知例の第1図、図1B(c)は網膜投影表示装置を装着したユーザの視線方向の検知例の第2図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する揺動ミラーを例示する上面図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する光偏向手段を例示する上面図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する制御手段のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する制御手段の機能構成例を示すブロック図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する並進手段の構成例を示す斜視図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する投影手段の構成例を示す上面図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する投影手段の動作例の第1図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する投影手段の動作例の第2図である。
図1Aの網膜投影表示装置が有する投影手段の動作例の第3図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第1図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第2図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第3図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第4図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第5図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第6図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第7図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第8図である。
図1Aの網膜投影表示装置における射出瞳の移動例の第9図である。
図1Aの網膜投影表示装置の作用を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態に係る網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための網膜投影表示装置、頭部装着型表示装置および検眼装置を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
【0009】
以下に示す図面において、方向を表すために、X軸、Y軸およびZ軸を有する直交座標を用いる場合がある。X軸方向およびY軸方向は、Z軸に直交する面内において直交する二方向を表す。本明細書において、上面図とは対象を上方から視た図をいう。但し、これらの方向表現は、実施形態の方向を限定するものではない。
【0010】
実施形態に係る網膜投影表示装置は、ウェアラブルデバイスであって、マクスウェル視を利用して、レーザ走査により、ウェアラブルデバイス装着者の網膜上に直接画像を形成する網膜描画方式のヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)である。本明細書では、人の右目の眼球に対して適用される網膜投影表示装置を一例として説明する。但し、実施形態に係る網膜投影表示装置は、左目の眼球に対しても適用でき、また両目の眼球のそれぞれに対しても適用できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
粉体充填装置及び粉体充填方法
5日前
株式会社リコー
粉体搬送装置、及び、画像形成装置
5日前
株式会社リコー
撮像システム、撮像装置および撮像方法
5日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法、及び、画像形成プログラム
今日
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
5日前
株式会社リコー
面発光レーザ、レーザ装置、検出装置、移動体及び面発光レーザの駆動方法
5日前
個人
試験片固定具
13日前
個人
メガネフレーム
13日前
東レ株式会社
積層フィルム
12日前
東レ株式会社
積層フィルム
12日前
古河電子株式会社
光学部品
5日前
個人
ヒンジレス一体フレームメガネ
7日前
日東電工株式会社
光学積層体
5日前
三菱ケミカル株式会社
反射フィルム
12日前
日東電工株式会社
光学積層体
5日前
東レ株式会社
シート、及び樹脂組成物
5日前
日精テクノロジー株式会社
投射光学系
13日前
日東電工株式会社
情報コード付シート
5日前
日東電工株式会社
光学積層体の製造方法
5日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
5日前
住友電気工業株式会社
スポットサイズ変換器
15日前
株式会社デンソー
虚像表示装置
5日前
大阪瓦斯株式会社
放射冷却装置
12日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
12日前
住友ベークライト株式会社
光学シート
19日前
日東電工株式会社
積層体および画像表示装置
14日前
日本精機株式会社
ミラー及びヘッドアップディスプレイ装置
14日前
日東電工株式会社
マーク付フィルムチップの製造方法
5日前
株式会社ディスコ
光学素子
12日前
日東電工株式会社
光学積層体
19日前
アイカ工業株式会社
抗ウイルス反射防止ハードコートフィルム
15日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
19日前
続きを見る