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公開番号2024051218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157263
出願日2022-09-30
発明の名称表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類G02F 1/13357 20060101AFI20240404BHJP(光学)
要約【課題】表示品位を向上させる。
【解決手段】表示装置10は、表示パネル11と、照明装置12と、制御部30と、を備え、制御部30は、第1表示モードでの表示に際しては、映像信号を補正して補正信号を生成し、補正信号に基づく第1画像を表示パネル11に書き込み、第2光源17を非点灯とし、複数の第1光源13を補正信号に基づいて選択的に点灯し、制御部30は、第2表示モードでの表示に際しては、単位表示期間DPに第1表示期間DP1と第2表示期間DP2とを含ませ、第1表示期間DP1では、補正信号を生成し、第1画像を表示パネル11に書き込み、第2光源17を非点灯とし、複数の第1光源13を補正信号に基づいて選択的に点灯し、第2表示期間DP2では、映像信号に基づく第2画像を表示パネル11に書き込み、少なくとも第2光源17を点灯する。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
第1主面を有する表示パネルと、
前記第1主面に光を照射する照明装置と、
前記表示パネル及び前記照明装置を制御する制御部と、を備え、
前記照明装置は、
複数の第1光源と、
複数の前記第1光源から発せられた光に光学作用を付与し、前記第1主面に対して角度を持つ第1方向を中心とした第1角度範囲への光の出射を規制しないものの、前記第1主面に対して前記第1方向とは異なる角度を持つ第2方向を中心とした第2角度範囲への光の出射を規制する第1光制御部と、
第2光源と、
前記第2光源から発せられた光に光学作用を付与し、少なくとも前記第2角度範囲に光を出射させる第2光制御部と、を含み、
前記制御部は、表示切替信号の入力に基づいて第1表示モードでの表示と第2表示モードでの表示とを切り替えており、
前記制御部は、前記第1表示モードでの表示に際しては、映像信号を補正して補正信号を生成し、前記補正信号に基づく第1画像を前記表示パネルに書き込み、前記第2光源を非点灯とし、複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯し、
前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、単位表示期間に第1表示期間と第2表示期間とを含ませ、前記第1表示期間では、前記補正信号を生成し、前記第1画像を前記表示パネルに書き込み、前記第2光源を非点灯とし、複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯し、前記第2表示期間では、前記映像信号に基づく第2画像を前記表示パネルに書き込み、少なくとも前記第2光源を点灯する表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間において複数の前記第1光源を全て非点灯とする請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間において複数の前記第1光源を全て点灯する請求項1記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第1表示期間では、前記第1画像を前記表示パネルに書き込んでから、第1待機期間を経た後に複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間では、前記第2画像を前記表示パネルに書き込んでから、第2待機期間を経た後に少なくとも前記第2光源を点灯する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記単位表示期間に占める前記第1表示期間の比率と、前記第2表示期間の比率と、を等しくする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記単位表示期間に占める前記第1表示期間の比率を、前記第2表示期間の比率よりも高くする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1光制御部は、前記第1方向を前記第1主面の法線方向と一致させ、前記第1主面と前記第1方向及び前記第2方向に沿う面との双方に沿う第3方向に沿って間隔を空けて配されて光を遮る2つの遮光部と、2つの前記遮光部の間に配されて光を透過する透光部と、を少なくとも有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
複数の前記第1光源は、前記第1主面の面内において間隔を空けて並んで配される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第2光制御部は、前記第1主面に並行する第2主面及び第3主面を有する導光板とされており、
前記導光板は、外周端面の少なくとも一部が、前記第2光源と対向して光が入射される第1端面とされ、前記第2主面が光を出射させ、前記第3主面が前記第1光制御部を向いて配され、
前記第2光源は、前記導光板に対して、前記第1主面と前記第1方向及び前記第2方向に沿う面との双方に沿う第3方向に沿って並んで配され、
前記第3主面には、前記第3方向の前記第2光源とは反対側から前記第2光源側に向かって立ち上がる傾斜の斜面を有するレンズが設けられる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、表示装置としてプライバシーディスプレイが記載されており、プライバシーディスプレイには、モード切替え可能なバックライトが備えられる。モード切替え可能なバックライトは、第1のモードおよび第2のモードの両方の間に狭角放出光を供給するように構成された第1の指向性バックライトと、第2のモード中にのみ双方向放出光を供給するように構成された第2の指向性バックライトとを備え、双方向放出光は狭角放出光の角度範囲に相補的な分岐角度範囲を有し、第2のモード中の狭角放出光と双方向放出光との組合せは、狭角放出光の角度範囲と双方向放出光の分岐角度範囲の合計である角度範囲を有する広角放出光を供給するように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2020/0005718号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載の第1の指向性バックライト及び第2の指向性バックライトは、いずれも導光板を用いたエッジライト型とされる。このようなエッジライト型のバックライトでは、複数の領域毎に輝度を制御する、いわゆるローカルディミング制御を行うことが難しい。ローカルディミング制御を行うには、バックライトを直下型とするのが好ましい。しかしながら、第1の指向性バックライトは、第2の指向性バックライトからの光を透過する必要があることから、第1の指向性バックライトを直下型とするのは困難である。仮に、第2の指向性バックライトのみを直下型としてローカルディミング制御を行うと、狭角放出光により表示される画像に係る表示品位が著しく悪化するおそれがある。
【0005】
本明細書に記載の技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、表示品位を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本明細書に記載の技術に関わる表示装置は、第1主面を有する表示パネルと、前記第1主面に光を照射する照明装置と、前記表示パネル及び前記照明装置を制御する制御部と、を備え、前記照明装置は、複数の第1光源と、複数の前記第1光源から発せられた光に光学作用を付与し、前記第1主面に対して角度を持つ第1方向を中心とした第1角度範囲への光の出射を規制しないものの、前記第1主面に対して前記第1方向とは異なる角度を持つ第2方向を中心とした第2角度範囲への光の出射を規制する第1光制御部と、第2光源と、前記第2光源から発せられた光に光学作用を付与し、少なくとも前記第2角度範囲に光を出射させる第2光制御部と、を含み、前記制御部は、表示切替信号の入力に基づいて第1表示モードでの表示と第2表示モードでの表示とを切り替えており、前記制御部は、前記第1表示モードでの表示に際しては、映像信号を補正して補正信号を生成し、前記補正信号に基づく第1画像を前記表示パネルに書き込み、前記第2光源を非点灯とし、複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯し、前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、単位表示期間に第1表示期間と第2表示期間とを含ませ、前記第1表示期間では、前記補正信号を生成し、前記第1画像を前記表示パネルに書き込み、前記第2光源を非点灯とし、複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯し、前記第2表示期間では、前記映像信号に基づく第2画像を前記表示パネルに書き込み、少なくとも前記第2光源を点灯する。
【0007】
(2)また、上記表示装置は、上記(1)に加え、前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間において複数の前記第1光源を全て非点灯としてもよい。
【0008】
(3)また、上記表示装置は、上記(1)に加え、前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間において複数の前記第1光源を全て点灯してもよい。
【0009】
(4)また、上記表示装置は、上記(1)から上記(3)のいずれかに加え、前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第1表示期間では、前記第1画像を前記表示パネルに書き込んでから、第1待機期間を経た後に複数の前記第1光源を前記補正信号に基づいて選択的に点灯してもよい。
【0010】
(5)また、上記表示装置は、上記(1)から上記(4)のいずれかに加え、前記制御部は、前記第2表示モードでの表示に際しては、前記第2表示期間では、前記第2画像を前記表示パネルに書き込んでから、第2待機期間を経た後に少なくとも前記第2光源を点灯してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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