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公開番号2024050138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156800
出願日2022-09-29
発明の名称レンズホルダ駆動装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240403BHJP(光学)
要約【課題】レンズホルダ駆動装置の高さ寸法を小さくすること。
【解決手段】底板部BPを有する固定側部材FBと、レンズ体LSを保持可能なレンズホルダ3と、レンズホルダ3を底板部BPに沿って光軸方向(X軸方向)へ移動可能に案内する案内機構GMと、レンズホルダ3を光軸方向(X軸方向)へ移動させる駆動部DMと、を備えている。レンズホルダ3は、上方が開放されるとともに、底板部BPに対向する底部BTを有する。そして、少なくともレンズ体LSが配置される部分における底部BTは、可動側金属板部32によって構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
底板部を有する固定側部材と、
レンズ体を保持可能なレンズホルダと、
前記レンズホルダを前記底板部に沿って光軸方向へ移動可能に案内する案内機構と、
前記レンズホルダを光軸方向へ移動させる駆動部と、を備えたレンズホルダ駆動装置において、
前記レンズホルダは、上方が開放されるとともに、前記底板部に対向する底部を有し、
少なくとも前記レンズ体が配置される部分における前記底部は、可動側金属板部によって構成されている、
ことを特徴とするレンズホルダ駆動装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記底板部は、前記可動側金属板部と対向する固定側金属板部を有して構成されている、
請求項1に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項3】
前記レンズホルダは、光軸方向と交差する方向において互いに離間して対向するように設けられた一対の側壁部を有し、
一対の前記側壁部のそれぞれは、前記可動側金属板部に一体化される合成樹脂によって構成されており、
前記可動側金属板部は、前記底部を構成する基部と、前記基部から折り曲げられて前記側壁部に埋設される折り曲げ部とを有する、
請求項1又は請求項2に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項4】
前記折り曲げ部は、前記側壁部の表面に露出し、前記レンズ体と接着剤で固定される接着部を有する、
請求項3に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項5】
前記接着部の表面には、複数の凸部又は凹部が形成されている、
請求項4に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項6】
前記折り曲げ部は、前記基部から複数回折り曲げられるとともに、前記基部から上方に折り曲げられた第1折り曲げ部と、板面が前記基部の板面と略平行となる第2折り曲げ部とを有し、
前記接着部は、少なくとも前記第2折り曲げ部に設けられている、
請求項4に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項7】
前記案内機構は、前記固定側部材に設けられた互いに平行な二本のシャフトと、前記シャフトが挿通される前記レンズホルダに設けられた貫通部とによって構成され、
前記貫通部は、一対の前記側壁部のそれぞれに形成されている、
請求項3に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項8】
前記レンズホルダは、磁界発生部材を有し、
前記固定側部材は、前記磁界発生部材からの磁界を検出する磁気センサを有し、
前記磁界発生部材は、前記可動側金属板部に接着剤で固定されている、
請求項3に記載のレンズホルダ駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レンズホルダ駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レンズバレル(レンズ体)をレンズキャリア(レンズホルダ)に固定し、レンズホルダをレンズ体の光軸方向に移動させることで焦点を調整するレンズホルダ駆動装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-091096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のレンズホルダは、略U字形状の断面を有し、側壁部と底壁部とが略同じ厚さを有するように構成されているため底壁部を薄くできない。そのため、レンズホルダ駆動装置は高さ寸法が大きくなってしまうおそれがある。
【0005】
そこで、レンズホルダ駆動装置の高さ寸法を小さくすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るレンズホルダ駆動装置は、底板部を有する固定側部材と、レンズ体を保持可能なレンズホルダと、前記レンズホルダを前記底板部に沿って光軸方向へ移動可能に案内する案内機構と、前記レンズホルダを光軸方向へ移動させる駆動部と、を備えたレンズホルダ駆動装置において、前記レンズホルダは、上方が開放されるとともに、前記底板部に対向する底部を有し、少なくとも前記レンズ体が配置される部分における前記底部は、可動側金属板部によって構成されている。
【発明の効果】
【0007】
上述のレンズホルダ駆動装置は、高さ寸法を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
レンズホルダ駆動装置の分解斜視図である。
カメラモジュールの概略図である。
下側部材の分解斜視図である。
磁気吸引機構の斜視図である。
可動側部材の斜視図である。
可動側金属板部の図である。
レンズホルダ、コイルアセンブリ、駆動用磁石、及びシャフトの上面図である。
レンズホルダ駆動装置の断面図である。
磁石ホルダ及びコイルホルダの上面図である。
磁石ホルダが配置されたコイルホルダの断面図である。
磁石ホルダ及びレンズ保持アセンブリの上面図である。
レンズ保持アセンブリの分解斜視図である。
レンズ保持アセンブリの斜視図である。
レンズ保持アセンブリの構成要素の正面図である。
保持機構の断面図である。
コイルホルダの一部の上面図である。
接着剤が付着したレンズ保持アセンブリの斜視図である。
ベース部材に取り付けられたプリント配線基板の斜視図である。
プリント配線基板の上面図及び正面図である。
ベース部材に取り付けられたプリント配線基板の一部の斜視図である。
レンズホルダ駆動装置を制御する制御システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係るレンズホルダ駆動装置100について図面を参照して説明する。図1は、レンズホルダ駆動装置100の分解斜視図であり、カバー部材1が下側部材LMから分離された状態を示す。図2は、レンズホルダ駆動装置100が搭載されたカメラ付き携帯機器におけるカメラモジュールCMの概略図である。図1及び図2に示すように、レンズホルダ駆動装置100は、レンズ体LSの光軸OAに沿ってレンズ体LSを移動させることができるように構成されている。
【0010】
図1において、X1は、三次元直交座標系を構成するX軸の一方向を表し、X2は、X軸の他方向を表す。また、Y1は、三次元直交座標系を構成するY軸の一方向を表し、Y2は、Y軸の他方向を表す。同様に、Z1は、三次元直交座標系を構成するZ軸の一方向を表し、Z2は、Z軸の他方向を表す。本実施形態では、レンズホルダ駆動装置100のX1側は、レンズホルダ駆動装置100の前側(正面側)に相当し、レンズホルダ駆動装置100のX2側は、レンズホルダ駆動装置100の後側(背面側)に相当する。また、レンズホルダ駆動装置100のY1側は、レンズホルダ駆動装置100の左側に相当し、レンズホルダ駆動装置100のY2側は、レンズホルダ駆動装置100の右側に相当する。また、レンズホルダ駆動装置100のZ1側は、レンズホルダ駆動装置100の上側に相当し、レンズホルダ駆動装置100のZ2側は、レンズホルダ駆動装置100の下側に相当する。また、本実施形態では、光軸OAはX軸に平行に延びる。他の図においても同様である。
(【0011】以降は省略されています)

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