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公開番号2024047387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152975
出願日2022-09-26
発明の名称洗浄装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B08B 3/02 20060101AFI20240329BHJP(清掃)
要約【課題】コンパクトな洗浄装置を実現する。
【解決手段】洗浄装置(1)は、洗浄部(40)に向けて個々の洗浄対象物を順次送り出す分離部(30)に対して、洗浄対象物が積み重ねられてなる対象物群(Sb)を供給する供給部(10)を備え、供給部は、コンベヤ(移動コンベヤ11)とコンベヤの外側であって搬送方向とは異なる方向に位置する垂直軸の周りにコンベヤを旋回させる旋回部(12)とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄対象物を洗浄する洗浄部と、
複数の前記洗浄対象物が積み重ねられてなる対象物群を受け入れて、前記洗浄部に向けて個々の前記洗浄対象物を順次送り出す分離部と、
前記分離部に対して前記対象物群を供給する供給部と、を備え、
前記供給部は、
前記対象物群を搬送させ得るコンベヤと、
前記コンベヤの外側であって前記コンベヤの搬送方向とは異なる方向に位置する垂直軸の周りに、前記コンベヤを旋回させる旋回部と、を有している洗浄装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記供給部において、前記コンベヤは、前記対象物群を受け取る第1位置と、前記対象物群を前記分離部に引き渡す第2位置との間を旋回する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記供給部は、前記コンベヤに前記対象物群が載置されていない場合に、
前記第1位置で前記コンベヤを動作させて、前記対象物群を前記コンベヤに載置させる、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記供給部は、前記コンベヤが前記第1位置とは異なる位置にあり、前記コンベヤに前記対象物群が載置されていない場合に、
前記コンベヤを前記第1位置に移動させ、前記第1位置で前記コンベヤを動作させて、前記対象物群を前記コンベヤに載置させる、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記供給部に前記対象物群を引き渡す搬送部を更に備えた、請求項3に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記供給部は、
前記第2位置で前記コンベヤを動作させて、前記コンベヤに載置された前記対象物群を前記分離部に引き渡す、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記分離部が、受け入れた前記対象物群のうちの少なくとも一部の洗浄対象物を保持しているとき、
前記供給部は、次に前記分離部に供給する前記対象物群を前記コンベヤ上に載置した状態で、前記コンベヤを前記第2位置で待機させる、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項8】
前記分離部が、受け入れた前記対象物群のうちの少なくとも一部の洗浄対象物を保持しているとき、
前記供給部は、次に前記分離部に供給する前記対象物群を前記コンベヤ上に載置した状態で、前記コンベヤを前記第2位置とは異なる位置で待機させる、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項9】
前記供給部は、前記分離部から前記対象物群の引渡し要求を受け取ると、
前記コンベヤを前記第2位置に移動させ、前記第2位置で前記コンベヤを動作させて、前記対象物群を前記分離部に引き渡す、請求項8に記載の洗浄装置。
【請求項10】
前記第2位置は、前記コンベヤが前記第1位置から略半周旋回した位置である、請求項2から9のいずれか1項に記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
多数のパレット等の洗浄対象物を順次に自動で洗浄し乾燥させる処理を行う洗浄装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-223991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような洗浄装置は、洗浄対象物の洗浄を行う洗浄部、洗浄済みの洗浄対象物の乾燥を行う乾燥部、更には、洗浄対象物を受け入れて洗浄部に送り出すなどの各種の前後処理を行うモジュールが並べて構成される。
【0005】
パレットや通い箱、買い物かご等、一般に積み重ねられた状態で搬出入される洗浄対象物については、洗浄対象物が積み重ねられた対象物群から、洗浄対象物をひとつひとつ取り出して順次洗浄部に送り込む、いわゆる段ばらしを行うモジュール(分離部)も必要となる。また、所要の処理の終了後にも、個々の洗浄対象物を積み重ねる、いわゆる段積みを行うモジュール(集積部)も必要となることがある。そのため、特に段ばらし等を行うモジュールを備えた洗浄装置は長大になりがちであり、コンパクトに設置できる洗浄装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る洗浄装置は、洗浄対象物を洗浄する洗浄部と、複数の前記洗浄対象物が積み重ねられてなる対象物群を受け入れて、前記洗浄部に向けて個々の前記洗浄対象物を順次送り出す分離部と、前記分離部に対して前記対象物群を供給する供給部と、を備え、前記供給部は、前記対象物群を搬送させ得るコンベヤと、前記コンベヤの外側であって前記コンベヤの搬送方向とは異なる方向に位置する垂直軸の周りに、前記コンベヤを旋回させる旋回部と、を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、段ばらし機能を備えつつ、コンパクトに設置できる洗浄装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る洗浄装置の概略平面図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の供給部の近傍を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の、分離部の正面方向から見た主要部を示す概略図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例1を説明するための図である。
図4に続く、本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例1を説明するための図である。
図5に続く、本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例1を説明するための図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例2を説明するための図である。
図7に続く、本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例2を説明するための図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例3を説明するための図である。
図9に続く、本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例3を説明するための図である。
本開示の実施形態に係る洗浄装置の動作例4を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
以下に図1~11を用いて本開示の一実施形態が、詳細に説明される。実施形態に係る洗浄装置1は、複数の洗浄対象物を自動的に洗浄、乾燥する洗浄装置である。以下では、店舗等で用いられる周知の買い物かごが洗浄対象物として例示されて説明される。
【0010】
しかしながら、本開示が適用される洗浄装置が対象とする洗浄対象物は、買い物かごに限られない。例えば、搬送用のパレット、搬送用の通い箱など、積み重ねられることによってまとめて運搬できるように構成されている洗浄対象物であれば、同様に適用することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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