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公開番号2024071987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182548
出願日2022-11-15
発明の名称被洗浄物の無人洗浄装置
出願人ジャパン・フィールド株式会社
代理人翠弁理士法人
主分類B08B 3/04 20060101AFI20240520BHJP(清掃)
要約【課題】
被洗浄物を回転させながら洗浄可能とするとともに、被洗浄物の投入や搬出を人手を必要とすることなく容易に行うことができるとともに、洗浄中の揺動や十分な液切りが可能な洗浄治具を備えた洗浄装置を得る。
【解決手段】
洗浄槽1内に、円筒状の洗浄治具6と、当該洗浄治具6を支持するとともに当該洗浄治具6を周壁5方向に回動可能とする回転伝達機構4とを備えた洗浄装置において、上記洗浄治具6の周壁5には、被洗浄物10の導出入を可能とする開口部7を備えるとともに、上記回転伝達機構4は、上記洗浄治具6を支持した状態で上記洗浄槽1内にて上下方向に摺動可能とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄槽内に、円筒状の洗浄治具と、当該洗浄治具を支持するとともに当該洗浄治具を周壁方向に回動可能とする回転伝達機構とを備えた洗浄装置において、上記洗浄治具の周壁には、被洗浄物の導出入を可能とする開口部を備えるとともに、上記回転伝達機構は、上記洗浄治具を支持した状態で上記洗浄槽内にて上下方向に摺動可能としたことを特徴とする被洗浄物の無人洗浄装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
上記洗浄槽には、上記洗浄治具の開口部に臨ませて被洗浄物の導入路を設けたことを特徴とする被洗浄物の無人洗浄装置。
【請求項3】
上記洗浄治具には、当該洗浄治具の開口部から搬出された被洗浄物を上記洗浄槽の外方に移送するための移送レールを接続可能としたことを特徴とする請求項1の被洗浄物の無人洗浄装置。
【請求項4】
上記洗浄槽の底部側は、洗浄液を貯留して液洗浄を行う液洗浄部としたことを特徴とする請求項1の被洗浄物の無人洗浄装置。
【請求項5】
上記洗浄槽の外方には、当該洗浄槽の液洗浄部にて液洗浄を行った被洗浄物を乾燥するための乾燥室を備え、当該乾燥室と上記洗浄槽との間には、上記被洗浄物を上記洗浄槽から上記乾燥室に移送するための移送レールを架設したことを特徴とする請求項1の被洗浄物の無人洗浄装置。
【請求項6】
上記洗浄槽は、底部側に液を貯留して液洗浄を行う液洗浄部と、当該液洗浄部の上方に位置し上記洗浄液の蒸気を発生させて蒸気洗浄を行う蒸気洗浄部と、当該蒸気洗浄部の上方に位置し上記被洗浄物の自熱乾燥を行う乾燥部とを備えたことを特徴とする請求項1の被洗浄物の無人洗浄装置。
【請求項7】
上記洗浄槽では、常圧下にて被洗浄物の洗浄を行うことを特徴とする請求項1の被洗浄部の無人洗浄装置。
【請求項8】
上記洗浄槽は、内部を密閉するとともに減圧した状態で、上記被洗浄物の洗浄を行うことを特徴とする請求項1の被洗浄部の無人洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄溶剤にて機械部品、電子部品、医療機器等の被洗浄物を洗浄するための洗浄装置に係るものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-6261号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来より使用されている多くの洗浄装置では、特許文献1に示す如く専用のカゴに被洗浄物を収納し、当該カゴを洗浄槽内に配置することにより、当該カゴに収納された被洗浄物の洗浄作業が行われていた。
【0005】
しかしながら、このような従来の方法では、被洗浄物をカゴに入れたり、当該カゴから被洗浄物を取り出す手間がかかるものであった。また、このような被洗浄物のカゴへの出し入れや当該カゴの取り扱いを人手で行わなければならないが、最近は人手不足の問題が深刻となっていることから人手を必要としない装置の開発が急務である。
【0006】
また、上記専用のカゴを洗浄槽内に配置して被洗浄物の洗浄作業を行うものであるから、当該専用のカゴに洗浄溶剤が付着したまま洗浄槽から取り出し乾燥作業が行われるものとなるため、乾燥作業の際にはカロリーが多く消費されてしまうという問題があった。更に、キャップ状のような凹部を備えた被洗浄物の場合、当該凹部に洗浄液が溜まったまま十分に液切りを行えない場合もあり、このような場合も乾燥に時間や手間やカロリーが多くかかるものとなり問題となっていた。
【0007】
そこで本願では上述の如き課題を解決しようとするものであって、被洗浄物を回転させながら洗浄可能とするとともに、被洗浄物の投入や搬出を人手を必要とすることなく容易に行うことができるとともに、洗浄中の揺動や十分な液切りが可能な洗浄治具を備えた洗浄装置を得ようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は上述の如き課題を解決するため、洗浄槽内に、円筒状の洗浄治具と、当該洗浄治具を支持するとともに当該洗浄治具を周壁方向に回動可能とする回転伝達機構とを備えた洗浄装置において、上記洗浄治具の周壁には、被洗浄物の導出入を可能とする開口部を備えるとともに、上記回転伝達機構は、上記洗浄治具を支持した状態で上記洗浄槽内にて上下方向に摺動可能としたものである。
【0009】
また、上記洗浄槽には、上記洗浄治具の開口部に臨ませて被洗浄物の導入路を設けたものであってもよい。
【0010】
また、上記洗浄治具には、当該洗浄治具の開口部から搬出された被洗浄物を上記洗浄槽の外方に移送するための移送レールを接続可能としたものであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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