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公開番号2024106600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010953
出願日2023-01-27
発明の名称洗浄方法及び洗浄装置
出願人株式会社プロテリアル
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B08B 3/10 20060101AFI20240801BHJP(清掃)
要約【課題】ワークの洗浄力を向上させることができる洗浄方法及び洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄方法は、保持部35に塗装ダイス10を保持させる保持工程と、保持部35に保持された塗装ダイス10に接触するよう洗浄具41を配置する洗浄具配置工程と、塗装ダイス10を洗浄槽2内の洗浄液Wに浸漬させる浸漬工程と、保持工程、洗浄具配置工程及び浸漬工程の後に実施され、保持部35と洗浄具41とを相対振動させて洗浄具41にて塗装ダイス10に付着している異物を除去する洗浄工程とを備える。洗浄装置1は、塗装ダイス10を保持可能な保持部35と、保持部35に保持される塗装ダイス10に付着している異物を除去するための洗浄具41と、保持部35及び洗浄具41を収容するとともに、洗浄液Wを貯留可能な洗浄槽2と、保持部35と洗浄具41とを相対振動させる振動源33とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを洗浄するための洗浄方法であって、
保持部に前記ワークを保持させる保持工程と、
前記保持部に保持された前記ワークに接触するよう洗浄具を配置する洗浄具配置工程と、
前記ワークを洗浄槽内の洗浄液に浸漬させる浸漬工程と、
前記保持工程、前記洗浄具配置工程及び前記浸漬工程の後に実施され、前記保持部と前記洗浄具とを相対振動させて前記洗浄具にて前記ワークに付着している異物を除去する洗浄工程と、を備える
洗浄方法。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記保持工程においては、前記保持部に複数のワークが保持され、
前記洗浄工程においては、前記洗浄具にて前記複数のワークが同時に洗浄される、
請求項1に記載の洗浄方法。
【請求項3】
前記洗浄液は、前記異物を溶解させる可燃性の溶剤であり、
前記洗浄工程においては、前記保持部と前記洗浄具とが、非電動式の振動源を用いて相対振動される、
請求項1又は2に記載の洗浄方法。
【請求項4】
前記非電動式の振動源は、エアバイブレータである、
請求項3に記載の洗浄方法。
【請求項5】
前記ワークは、貫通孔を有するダイスであり、
前記洗浄工程においては、前記洗浄具にて前記ワークの少なくとも内面が洗浄される、
請求項1又は2に記載の洗浄方法。
【請求項6】
前記洗浄工程においては、前記保持部と前記洗浄具とが、前記ダイスの軸方向に相対振動される、
請求項5に記載の洗浄方法。
【請求項7】
前記保持工程においては、前記ワークが前記保持部に遊嵌される、
請求項1又は2に記載の洗浄方法。
【請求項8】
前記保持部は、前記洗浄槽に脱着可能に固定されている、
請求項1又は2に記載の洗浄方法。
【請求項9】
ワークを保持可能な保持部と、
前記保持部に保持される前記ワークに付着している異物を除去するための洗浄具と、
前記保持部及び前記洗浄具を収容するとともに、洗浄液を貯留可能な洗浄槽と、
前記保持部と前記洗浄具とを相対振動させる振動源と、を備える
洗浄装置。
【請求項10】
前記保持部には、複数のワークを保持可能な複数の保持穴が形成されており、
前記洗浄具は、前記複数の保持穴に保持される前記複数のワークを同時に洗浄する複数の洗浄部を有する、
請求項9に記載の洗浄装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄方法及び洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、線材の外周にエナメル塗料を塗装するための塗装ダイスを洗浄する洗浄装置が開示されている。特許文献1に記載の洗浄装置は、超音波洗浄にて非接触にて塗装ダイスに付着した塗料を除去しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-162237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の洗浄装置のように、超音波洗浄を用いて塗装ダイス等のワークを非接触で洗浄する際には、ワークに強固に固着した異物を除去しきれない場合が考えられる。
【0005】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、ワークの洗浄力を向上させることができる洗浄方法及び洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記の目的を達成するため、ワークを洗浄するための洗浄方法であって、保持部に前記ワークを保持させる保持工程と、前記保持部に保持された前記ワークに接触するよう洗浄具を配置する洗浄具配置工程と、前記ワークを洗浄槽内の洗浄液に浸漬させる浸漬工程と、前記保持工程、前記洗浄具配置工程及び前記浸漬工程の後に実施され、前記保持部と前記洗浄具とを相対振動させて前記洗浄具にて前記ワークに付着している異物を除去する洗浄工程と、を備える洗浄方法を提供する。
【0007】
また、本発明は、前記の目的を達成するため、ワークを保持可能な保持部と、前記保持部に保持される前記ワークに付着している異物を除去するための洗浄具と、前記保持部及び前記洗浄具を収容するとともに、洗浄液を貯留可能な洗浄槽と、前記保持部と前記洗浄具とを相対振動させる振動源と、を備える洗浄装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワークの洗浄力を向上させることができる洗浄方法及び洗浄装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態における、ワークの斜視図である。
実施の形態における、ワークの断面図である。
実施の形態における、ワーク洗浄中の洗浄装置の断面図である。
図3の、IV-IV線矢視断面図である。
図4の1つの保持穴周辺を拡大した図である。
実施の形態における、受皿部、保持部、及び洗浄具の分解斜視図である。
実施の形態における、保持ユニット配置工程を示す洗浄装置の断面図である。
実施の形態における、洗浄具配置工程を示す洗浄装置の断面図である。
実施の形態における、洗浄具配置工程後の状態を示す洗浄装置の断面図である。
実施の形態における、浸漬工程後の状態を示す洗浄装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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