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公開番号2024082721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196765
出願日2022-12-09
発明の名称除塵ヘッド
出願人ヒューグル開発株式会社
代理人個人
主分類B08B 5/00 20060101AFI20240613BHJP(清掃)
要約【課題】除塵の対象物との間に僅かな隙間をもって対向できない状況であっても、除塵の性能を発揮することのできる除塵ヘッドを提供することである。
【解決手段】所定の間隔をもって配置された吐出口21及び吸引口22を有し、前記吐出口21から気体を吐出させるとともに前記吸引口22を通して気体を吸引する除塵ヘッドであって、前記吐出口21から気体の吐出側PSに滑らかに延びて前記吸引口22に至る面(31、32、33a)を有する構成となる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
所定の間隔をもって配置された吐出口及び吸引口を有し、前記吐出口から気体を吐出させるとともに前記吸引口を通して気体を吸引するようにした除塵ヘッドであって、
前記吐出口から気体の吐出側に滑らかに延びて前記吸引口に至る面を有する除塵ヘッド。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記吐出口からの気体の吐出方向と前記吸引口への気体の吸引方向とが平行になるように、前記吐出口及び前記吸引口が形成された、請求項1記載の除塵ヘッド。
【請求項3】
前記面は、
前記吐出口から気体の吐出側に滑らかに所定長延びる凸状に湾曲した吐出側面部分と、
前記吸引口に滑らかに至る所定長の凸状に湾曲した吸引側面部分と、
前記吐出側面部分から滑らかにつづいて前記吸引側面部分に滑らにつづく平坦面部分と、を有する請求項2記載の除塵ヘッド。
【請求項4】
前記面は、
前記吐出口から気体の吐出側に滑らかに所定長延びる凸状に湾曲した吐出側面部分と、
前記吐出側面部分から滑らかにつづき前記吸引口に至る平坦面部分と、を有する請求項2記載の除塵ヘッド。
【請求項5】
前記吐出口からの気体の吐出方向と前記吸引口への気体の吸引方向とが交差するように前記吐出口及び前記吸引口が形成された、請求項1記載の除塵ヘッド。
【請求項6】
前記吐出口らの気体の吐出方向と前記吸引口への気体の吸引方向とが直交するように前記吐出口と前記吸引口が形成された、請求項5記載の除塵ヘッド。
【請求項7】
前記吐出口は前記吸引口より当該吸引口への気体の吸引方向において後方に位置するように、前記吐出口及び前記吸引口が形成された、請求項6記載の除塵ヘッド。
【請求項8】
前記吐出口と前記吸引口とは、気体の吸引方向において同じ位置に位置するように、形成され、
前記面は、前記吐出口から前記吸引口までつづく平坦面である、請求項6記載の除塵ヘッド。
【請求項9】
所定の間隔をもって配置された第1吐出口及び第2吐出口と、前記第1吐出口と前記第2吐出口との間に配置された吸引口とを有し、
前記第1吐出口から気体の吐出側に滑らかに延びて前記吸引口に至る第1面と、
前記第2吐出口から気体の吐出側に滑らかに延びて前記吐出口に至る第2面と、を有する除塵ヘッド。
【請求項10】
前記第1吐出口からの気体の吐出方向と第2吐出口からの気体の吐出方向と前記吸引口への気体の吸引方向とが平行となるように、前記第1吐出口、前記第2吐出口及び前記吸引口が形成された、請求項9記載の除塵ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出口から気体を吐出させるとともに吸引口を通して気体を吸引するようにした除塵ヘッドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載の除塵装置(除塵ヘッド)が知られている。この除塵装置は、所定の間隔をもって2つの吸引口26と、それら2つの吸引口26との間に配置された吐出口16とを有する。そして、吐出口16からエアの吐出方向に直交して延び、凹状の窪み部28を経て一方の吸引口26に至る面(例えば、第1面という)と、吐出口16から気体の吐出方向に直交して逆側に延び、凹状の窪み部28を経て他方の吸引口26に至る面(例えば、第2面という)とが形成されている。そして、この除塵装置は、それらの面(第1面及び第2面)と除塵の対象物となるプレートPとの間に僅かな隙間(例えば、1~1.5mm)が形成されように配置される(図1及び図5参照)。
【0003】
このような構造の除塵装置では、吐出口16から高圧エアがプレートPに向かって均一に噴射される。その吐出口16からプレートPに向かって垂直に噴射された高速エアは、プレートPに付着したダストをその風圧で剥離させた後、ダストと共にエア吸込口26を通して吸引される。
【0004】
ここで、吐出口16と一方の吸引口26との間の第1面及び吐出口16と他方の吸引口26との間の第2面のそれぞれとプレートPとの間は極めて狭い(例えば、1~1.5mm)。また、それら第1面及び第2面のそれぞれには窪み部28が形成されている。このため、その隙間を通って窪み部28に流入する高速エアの流速が変わって、当該窪み部28とこの窪み部28に連通する吸込口26内でカルマン渦(乱流)が発生し得る。そして、吸込口26の入り口部分においてそのカルマン渦(乱流)によるエアカーテンが形成され、プレートPから剥離したダストが吸込口26の入り口部分において留まり、確実にエア吸込口26から吸い込まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-100622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した除塵装置(除塵ヘッド)は、吐出口16と一方の吸引口26との間に形成された第1面(窪み部28を含む)及び吐出口16と他方の吸引口26との間に形成された第2面(窪み部28を含む)のそれぞれとプレートPとの間が極めて狭くなるように配置される。このため、吐出口16からプレートPに垂直に高圧エアが吐出しても、自然にその狭い隙間を通って、すなわち、前記第1面に沿って、及び前記第2面に沿って、それぞれ吸引口26に向かうエアの流れが生じる。
【0007】
しかし、このような除塵装置は、除塵の対象物に対向して僅かな隙間をもって対向できない状況では、吐出口から吸引口に向かう面(前記第1面、前記第2面等)に沿った気体の流れが生じない。このため、このような状況では除塵の性能を発揮させることができない。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、除塵の対象物との間に僅かな隙間をもって対向できない状況であっても、除塵の性能を発揮することのできる除塵ヘッドを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る除塵ヘッドは、所定の間隔をもって配置された吐出口及び吸引口を有し、前記吐出口から気体を吐出させるとともに前記吸引口を通して気体を吸引するようにした除塵ヘッドであって、前記吐出口から気体の吐出側に滑らかに延びて前記吸引口に至る面を有する構成となる。
【0010】
このような構成により、吐出口から気体(例えば、エア)が吐出するとともに吸引口を通して気体(エア)が吸引される。吐出口から吐出する気体の少なくとも一部は、その粘性によりその周りの気体(エア)引き込みつつ、当該吐出口から気体の吐出側に滑らかに延びる面に引き寄せられ、当該面に沿って吸引口に向かって流れる。このようにして生じる気体の流れによって、当該除塵ヘッドが臨むより広い空間に存するダストが吸引口に向けて移動し、そのダストは気体とともに吸引口を通して吸引され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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