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公開番号2024036160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140916
出願日2022-09-05
発明の名称敷板洗浄装置
出願人株式会社鶴見製作所
代理人個人,個人,個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20240308BHJP(清掃)
要約【課題】フォークリフト等の荷役機械を用いて敷板を敷板洗浄装置に搬入する際に、荷役機械と敷板洗浄装置との衝突を低減し、敷板を敷板洗浄装置に安全に搬入することができる敷板洗浄装置を提供することである。
【解決手段】敷板洗浄装置100は、一方側から敷板Pを搬入可能な搬入部A1を有し、一方側から他方側まで敷板Pを載置可能な載置台110と、一方側と他方側との間に搬送機構が配置され、第1方向又は第2方向に搬送動作されることにより、載置台110に載置された敷板Pを移動させる移動手段120と、移動手段120による敷板Pの移動に対応して当該敷板Pを洗浄水を用いて洗浄する洗浄手段130と、を備え、搬送機構は、一方側における中央領域に開口部160を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
敷板を移動させながら洗浄する敷板洗浄装置であって、
一方側から前記敷板を搬入可能な搬入部を有し、当該一方側から当該一方側に対向する他方側まで当該敷板を載置可能な載置台と、
前記一方側と前記他方側との間に搬送機構が配置され、当該搬送機構が前記一方側から前記他方側に向かう第1方向又は当該他方側から当該一方側に向かう第2方向に搬送動作されることにより、前記載置台に載置された敷板を移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記敷板の移動に対応して当該敷板を洗浄水を用いて洗浄する洗浄手段と、を備え、
前記搬送機構は、前記一方側における中央領域に開口部を有する、
敷板洗浄装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記開口部は、前記一方側から前記他方側に向かって小さくなるように形成されている、
請求項1に記載の敷板洗浄装置。
【請求項3】
前記搬送機構は、
前記一方側から前記他方側との間において、略平行に配置される複数の搬送ローラと、
前記複数の搬送ローラを駆動させるモータと、を備える、
請求項1に記載の敷板洗浄装置。
【請求項4】
前記複数の搬送ローラのうち前記一方側に配置される搬送ローラは、前記開口部の両側に分割された分割搬送ローラとして配置される、
請求項3に記載の敷板洗浄装置。
【請求項5】
前記一方側に配置される前記分割搬送ローラは、前記他方側に配置される搬送ローラよりも短い間隔で配置される、
請求項4に記載の敷板洗浄装置。
【請求項6】
前記分割搬送ローラに取り付けられる複数のローラは、前記搬送ローラに取り付けられる複数のローラよりも短い間隔で配置される、
請求項4に記載の敷板洗浄装置。
【請求項7】
前記載置台は、前記一方側よりも前記他方側が低くなるように形成されている、
請求項1に記載の敷板洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、敷板洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、工事現場や作業現場などで用いられる敷板がある。敷板は、例えば、鉄製の敷鉄板であり、資材搬入路の確保、作業床や地盤の保護、及び軟弱地盤における足場の確保などの目的で敷設(仮設)される。
【0003】
そして、このような敷板を洗浄する洗浄装置が知られている。例えば、特許文献1では、工事現場で多用される仮設通路用の敷き鉄板を再使用に備えて安全かつ経済的に汚れを除去する敷き鉄板洗浄装置が開示されている。具体的には、特許文献1に開示されている敷き鉄板洗浄装置は、搬送ローラ装置によって敷き鉄板を搬送させながら、洗浄機によって洗浄液水を噴射させて鉄板表面の汚れを除去している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-80783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の敷き鉄板洗浄装置では、搬送ローラ装置の搬送開始位置に隣接する待機ステーションに、洗浄対象の敷き鉄板を複数枚平積みして、その後、フォークリフト等の荷役機械を用いて1枚ずつ搬送開始位置に移動させている。フォークリフトを用いて保持された敷き鉄板を搬送ローラ装置に載置しようとした際に、当該フォークリフトの爪等が搬送ローラ装置のローラコンベアに衝突したりすると、敷き鉄板が落下する危険性があり、また、フォークリフトや搬送ローラ装置が損傷してしまうおそれもある。
【0006】
そこで、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、フォークリフト等の荷役機械を用いて敷板を敷板洗浄装置に搬入する際に、荷役機械と敷板洗浄装置との衝突を低減し、敷板を敷板洗浄装置に安全に搬入することができる敷板洗浄装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る敷板洗浄装置は、敷板を移動させながら洗浄する敷板洗浄装置であって、一方側から敷板を搬入可能な搬入部を有し、当該一方側から当該一方側に対向する他方側まで当該敷板を載置可能な載置台と、一方側と他方側との間に搬送機構が配置され、当該搬送機構が一方側から他方側に向かう第1方向又は当該他方側から当該一方側に向かう第2方向に搬送動作されることにより、載置台に載置された敷板を移動させる移動手段と、移動手段による敷板の移動に対応して当該敷板を洗浄水を用いて洗浄する洗浄手段と、を備え、搬送機構は、一方側における中央領域に開口部を有する。
【0008】
上記態様において、開口部は、一方側から他方側に向かって小さくなるように形成されていてもよい。
【0009】
上記態様において、搬送機構は、一方側から他方側との間において、略平行に配置される複数の搬送ローラと、複数の搬送ローラを駆動させるモータと、を備えてもよい。
【0010】
上記態様において、複数の搬送ローラのうち一方側に配置される搬送ローラは、開口部の両側に分割された分割搬送ローラとして配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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