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公開番号2024067911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178327
出願日2022-11-07
発明の名称バリ除去装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B08B 5/00 20060101AFI20240510BHJP(清掃)
要約【課題】搬送装置及びロボット等の駆動装置を必要とせず、導入費用を低減することができるバリ除去装置を提供する。
【解決手段】筒状部品2の外周面12又は内周面13には、複数の凸部14,15が設けられる。バリ除去装置1は、筒状部品2を筒状部品2の中心軸周りに回転可能に保持する保持部5と、保持部5により保持された筒状部品2の複数の凸部14,15に気体を吹き付けるノズル6とを備える。ノズル6により筒状部品2の複数の凸部14,15に気体を吹き付けることにより筒状部品2を中心軸周りに回転させると共に、吹き付けた気体によりバリ16を除去する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外周面又は内周面に複数の凸部が設けられた筒状部品に付着した繊維状のバリを除去するためのバリ除去装置であって、
前記筒状部品を該筒状部品の中心軸周りに回転可能に保持する保持部と、
前記保持部により保持された前記筒状部品の前記複数の凸部に気体を吹き付けるノズルと、を備え、
前記ノズルにより前記複数の凸部に気体を吹き付けることにより前記筒状部品を前記中心軸周りに回転させると共に、吹き付けた気体により前記バリを除去する、
バリ除去装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記保持部により保持された前記筒状部品の軸方向端部に接触するように配置されるブラシを備える、請求項1に記載のバリ除去装置。
【請求項3】
作業者の一つの操作により第1位置から第2位置を経由して第3位置まで移動し、且つ、前記一つの操作の解除により前記第3位置から前記第1位置まで移動する操作部と、
前記操作部に連結された駆動機構と、を備え、
前記駆動機構は、
前記一つの操作による前記操作部の前記第1位置から前記第2位置への移動によって前記筒状部品が前記保持部に供給され、
前記一つの操作による前記操作部の前記第2位置から前記第3位置への移動によって前記保持部による前記筒状部品の保持及び前記ノズルによる前記複数の凸部への気体の吹き付けが行なわれ、
前記一つの操作の解除による前記操作部の前記第3位置から前記第1位置への移動によって前記筒状部品が前記保持部から取り外されるように構成される、
請求項1又は2に記載のバリ除去装置。
【請求項4】
前記駆動機構は、前記操作部の前記第2位置から前記第3位置への移動によって前記保持部に対して回転トルクを付与するトルク付与機構を有する、
請求項3に記載のバリ除去装置。
【請求項5】
前記保持部が配置されるバリ除去ステージと、
前記筒状部品を前記バリ除去ステージから払い出すための払い出しプレートと、を備える、
請求項1又は2に記載のバリ除去装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バリ除去装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、セラミックスの成形打抜プレス加工におけるバリ(打抜の屑及び粉等)の除去のための装置が開示されている。このバリ除去装置においては、プレス機上にセットされた金型の下面に付着した屑を除去するために、ロボットを設置し、そのロボットのアームにブラシを取り付け、そのブラシの下に受皿を設ける。金型の出口側にシュートの中程に下からエアブローをするノズルを設ける。回転ドラムの中を中空とし、回転ドラムの周部全体に孔を無数に設ける。回転ドラムの両側の中心にベアリングを設け、そのベアリングに主軸を嵌め込み、吸引孔を設け、回転ドラムを回転自在とする。回転ドラムの外周に多孔質のシート材を装着する。回転ドラムのそれぞれの途中にブラシを設ける。回転ドラムの上に排出シュートを設け、その排出シュートの下に製品の収納マガジンを設置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-155891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1のバリ除去装置は、搬送装置及びロボット等の駆動装置(アクチュエーター)を必要としており、バリ除去装置の導入費用が高額となってしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、搬送装置及びロボット等の駆動装置を必要とせず、導入費用を低減することができるバリ除去装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係わるバリ除去装置は、筒状部品をその中心軸周りに回転可能に保持する保持部と、保持部により保持された筒状部品の外周面又は内周面に設けられた複数の凸部に気体を吹き付けるノズルとを備える。ノズルにより筒状部品の複数の凸部に気体を吹き付けることにより筒状部品を中心軸周りに回転させると共に、吹き付けた気体によりバリを除去する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搬送装置及びロボット等の駆動装置を必要とせず、導入費用を低減することができるバリ除去装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係わるバリ除去装置の構成を示す正面図である。
図2は、一実施形態に係わるバリ除去装置の構成を示す側面図である。
図3は、操作ペダルが踏み込まれた状態を示すバリ除去装置の側面図である。
図4は、一実施形態に係わるバリ除去装置の構成を示す平面図である。
図5は、筒状部品の概略的な斜視図である。
図6は、図5の要部拡大斜視図である。
図7は、投入シュートによる筒状部品の投入に関する説明図である。
図8は、投入シュートによる筒状部品の投入に関する説明図である。
図9は、投入シュートによる筒状部品の投入に関する説明図である。
図10は、保持部の概略的な平面図である。
図11は、図10のA-A線による断面図である。
図12は、図10のA-A線による断面に相当し、保持部により筒状部品が保持された状態を示す断面図である。
図13は、筒状部品のバリ除去に関する説明図である。
図14は、筒状部品のバリ除去に関する説明図である。
図15は、ブラシの配置の一形態を示す概略的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して、実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】
[バリ除去装置1の構成]
図1から図15を参照して、本実施形態に係わるバリ除去装置1の構成を説明する。なお、本明細書においては、後述する操作ペダル53を踏み込む作業者から見たバリ除去装置1を当該バリ除去装置1の正面とする。
(【0011】以降は省略されています)

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