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公開番号2024046235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151496
出願日2022-09-22
発明の名称水洗式便器
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03D 11/02 20060101AFI20240327BHJP(上水;下水)
要約【課題】取付部材を便器本体に容易に取り付けることが可能な水洗式便器を提供する。
【解決手段】便鉢部21を有する便器本体20と、前記便器本体20に取り付けられる取付部材50と、を備え、前記便器本体20は、前記取付部材50を配置する配置空間40を形成する壁部23を有し、前記便鉢部21を洗浄する洗浄水は、前記配置空間40を通って前記便鉢部21に流入するものであり、前記壁部23は、前記洗浄水の流路方向に沿った面28Sに、前記取付部材50を固定する固定部35を具備している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
便鉢部を有する便器本体と、前記便器本体に取り付けられる取付部材と、を備え、
前記便器本体は、前記取付部材を配置する配置空間を形成する壁部を有し、
前記便鉢部を洗浄する洗浄水は、前記配置空間を通って前記便鉢部に流入するものであり、
前記壁部は、前記洗浄水の流路方向に沿った面に、前記取付部材を固定する固定部を具備している、水洗式便器。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記固定部は、前記壁部を貫通する貫通孔である、請求項1に記載の水洗式便器。
【請求項3】
前記取付部材は、前記固定部に挿入されるリブを有している、請求項2に記載の水洗式便器。
【請求項4】
前記取付部材は、洗浄水を通す通水部材であり、
前記固定部は、前記通水部材の下流端の流出口よりも上流側に設けられている、請求項1に記載の水洗式便器。
【請求項5】
前記壁部は、前記便器本体の外面の一部を形成する外面壁部を有し、
前記固定部は、前記外面壁部を内外方向に貫通している、請求項1に記載の水洗式便器。
【請求項6】
前記外面壁部の外側に配置され、前記固定部を外側から覆う部材を備えている、請求項5に記載の水洗式便器。
【請求項7】
前記外面壁部は、前記便器本体の上面を形成する上面部である、請求項5から請求項6までの何れか一項に記載の水洗式便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水洗式便器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水洗式便器の後端部には、各種の部品が取り付けられる。例えば下記特許文献1には、取付部品の一例として、ディストリビュータと称されるホース状部材を便器本体の後端部に取り付けることが記載されている。ホース状部材は、水洗式便器の施工時に、例えば両面テープ等によって便器本体に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-125501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような水洗式便器において、取付部材を便器本体に容易に取り付けたい、という要望があった。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、取付部材を便器本体に容易に取り付けることが可能な水洗式便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の水洗式便器は、便鉢部を有する便器本体と、前記便器本体に取り付けられる取付部材と、を備え、前記便器本体は、前記取付部材を配置する配置空間を形成する壁部を有し、前記便鉢部を洗浄する洗浄水は、前記配置空間を通って前記便鉢部に流入するものであり、前記壁部は、前記洗浄水の流路方向に沿った面に、前記取付部材を固定する固定部を具備しているものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
水洗式便器を示す平面図
水洗式便器を示す断面図であって、図1のA-A位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図1のB-B位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のC-C位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図4のD-D位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図4のE-E位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図4のF-F位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図4のG-G位置における断面に相当する断面図
他の実施形態(1)に係る水洗式便器を示す一部拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
水洗式便器10は、図1及び図2に示すように、便器本体20及び便器本体20に取り付けられる通水部材50を備えている。水洗式便器10は、トイレルームの床面に設置される。便器本体20は、便鉢部21、トラップ部22及び壁部23を有している。便鉢部21、トラップ部22及び壁部23は、陶器原料を用いて一体に成形されている。
【0009】
以下、各構成部材において、便鉢部21が設けられている側を前側、通水部材50が取り付けられている側を後側、トイレルームの床面に設置した状態における床面側を下側、その反対側を上側、水洗式便器10を前側から見て右側を右側、左側を左側とする。各図においてX軸の正方向側は右側、X軸の負方向側は左側、Y軸の正方向側は上側、Y軸の負方向側は下側、Z軸の正方向側は前側、Z軸の負方向側は後側を示す。Y軸は、鉛直方向に延びている。
【0010】
便鉢部21は、上方に開口している。便鉢部21は、便器本体20の前部に設けられている。便鉢部21は、立面部24、鉢面部25及び溜水部26を備えている。立面部24及び鉢面部25は、環状に連続している。立面部24は、便鉢部21の上端部に設けられている。立面部24は、鉛直に近い角度で立っている。鉢面部25は、立面部24の下側に繋がっている。鉢面部25は、溜水部26に向けて下り勾配で傾斜している。溜水部26は、鉢面部25の下側に繋がっている。溜水部26の底部の後方領域には、トラップ部22の入口が形成されている。トラップ部22は、便鉢部21の下流側に形成されている。トラップ部22は、便鉢部21から汚物を排出するための排水路を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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