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公開番号2024043083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148071
出願日2022-09-16
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240322BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】一実施形態は、放熱性の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、第1半導体部品と、コンデンサと、第1整流板とを備える。前記基板は、前記筐体に収容されている。前記第1半導体部品は、前記基板に実装されている。前記コンデンサは、前記基板の厚さ方向である第1方向から見た場合に、前記基板とは反対側から前記第1半導体部品と重なる部分を含み、前記基板に実装されている。前記第1整流板は、前記筐体内を流れる空気の少なくとも一部を前記コンデンサと前記基板との間の隙間に向けて案内する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収容された基板と、
前記基板に実装された第1半導体部品と、
前記基板の厚さ方向である第1方向から見た場合に、前記基板とは反対側から前記第1半導体部品と重なる部分を含み、前記基板に実装されたコンデンサと、
前記筐体内を流れる空気の少なくとも一部を前記コンデンサと前記基板との間の第1隙間に向けて案内する第1整流板と、
を備えた半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1整流板の少なくとも一部は、前記第1方向に対して傾斜している、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記筐体は、前記第1方向とは異なる第2方向に開口した1つ以上の通気孔を有し、
前記第1整流板は、前記第2方向において前記コンデンサと前記1つ以上の通気孔との間に配置され、前記第2方向から見た場合に前記1つ以上の通気孔と重なる、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記コンデンサは、前記第1方向とは異なる第2方向に中心軸が沿う円柱状の部品本体と、前記部品本体から突出して前記基板に接続されたリードとを有し、
前記部品本体は、前記第1方向から見た場合に、前記基板とは反対側から前記第1半導体部品と重なり、
前記第1整流板は、前記筐体内を流れる空気の少なくとも一部を前記部品本体と前記基板との間の第2隙間に向けて案内する、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1方向から見た場合に前記基板と重なる第1カバー板をさらに備え、
前記第1整流板は、複数の端を有し、
前記複数の端は、前記第1方向で前記基板に最も近い第1端を含み、
前記第1カバー板は、前記第1整流板の前記第1端の少なくとも一部から前記基板と平行に延びている、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記第1カバー板は、前記第1方向から見た場合に、前記コンデンサと重なる領域を避けて、前記コンデンサの周囲の少なくとも一部に設けられている、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第1カバー板は、前記コンデンサよりも大きな開口部または切欠き部である抜き部を有し、前記抜き部に前記コンデンサが配置されることで、前記基板に対する配置高さが前記コンデンサの一部と同じである、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1カバー板と前記第1半導体部品との間に配置された第1熱伝導部材をさらに備えた、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記基板に実装された第2半導体部品をさらに備え、
前記第1カバー板と前記第2半導体部品との間に配置された第2熱伝導部材をさらに備えた、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記第1方向とは異なる第2方向において、前記コンデンサに対して前記第1整流板とは反対側に配置された第2整流板をさらに備え、
前記第2整流板の少なくとも一部は、前記第1方向に対して前記第1整流板とは反対側に傾斜している、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
筐体と、筐体に収容された基板と、基板に実装された半導体部品と、基板に実装されたコンデンサとを備えた半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-049327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、放熱性の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、第1半導体部品と、コンデンサと、第1整流板とを備える。前記基板は、前記筐体に収容されている。前記第1半導体部品は、前記基板に実装されている。前記コンデンサは、前記基板の厚さ方向である第1方向から見た場合に、前記基板とは反対側から前記第1半導体部品と重なる部分を含み、前記基板に実装されている。前記第1整流板は、前記筐体内を流れる空気の少なくとも一部を前記コンデンサと前記基板との間の隙間に向けて案内する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態の半導体記憶装置を示す斜視図。
実施形態の筐体の内部を示す斜視図。
実施形態の基板ユニットを示す図。
第1実施形態のインナープレートを説明するための斜視図。
図1中に示された半導体記憶装置のF5-F5線に沿う斜視断面図。
図1中に示された半導体記憶装置のF6-F6線に沿う断面図。
図1中に示された半導体記憶装置のF7-F7線に沿う断面図。
実施形態の半導体記憶装置の第2利用態様を示す断面図。
実施形態の半導体記憶装置の第2利用態様を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合も含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続も含み得る。すなわち「接続」とは、対象物と直接に接続される場合に限定されず、別の部材を間に介在させて対象物と接続される場合も含み得る。本出願で「整流」とは、空気の流れを整えることに限定されず、空気の流れを案内する(例えば誘導する)ことを広く意味する。このため、本出願で言う「整流板」とは、「空気案内部」または「空気案内板」と適宜読み替えられてよい。本出願で「重なる」とは、互いに一部同士が重なる場合なども含み得る。
【0008】
以下の説明で用いる+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向について定義する。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、筐体10の第1主壁11(図1参照)と平行な方向である。+X方向は、筐体10の第2端部10bから第1端部10aに向かう方向である(図1参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、筐体10の第4端部10dから第3端部10cに向かう方向である(図1参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。
【0009】
+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、基板21(図2参照)の厚さ方向である。+Z方向は、基板21から筐体10の第1主壁11に向かう方向である(図6参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。以下では説明の便宜上、+Z方向を「上」、-Z方向を「下」、Z方向における位置を「高さ位置」と称する場合がある。ただし、これら表現は、重力方向を規定するものではない。Z方向は、「第1方向」の一例である。X方向は、「第2方向」の一例である。Y方向は、「第2方向」の別の一例であるとともに、X方向が第2方向である場合における「第3方向」の一例である。
【0010】
(実施形態)
<1.半導体記憶装置の全体構成>
図1から図8を参照し、実施形態の半導体記憶装置1について説明する。半導体記憶装置1は、例えばSSD(Solid State Drive)のようなストレージデバイスである。半導体記憶装置1は、例えば、サーバまたはパーソナルコンピュータのような情報処理装置に取り付けられ、情報処理装置の記憶領域として利用される。本出願では、半導体記憶装置1が取り付けられる情報処理装置を「ホスト装置」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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