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公開番号2024042954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147899
出願日2022-09-16
発明の名称部品管理装置及び部品管理方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 13/08 20060101AFI20240322BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】生産完了後に残ったMSD部品の管理態様を決定可能な部品管理装置等を提供する。
【解決手段】管理装置20は、湿度管理を要する湿度管理部品の使用を管理する部品管理装置であって、生産計画情報T1と、湿度管理部品を使用する第1の生産の生産完了時点における湿度管理部品のフロアライフの残時間を含むフロアライフ残時間情報(例えば、部品情報T3)とを取得する取得部21と、生産計画情報T1と、フロアライフの残時間とに基づいて、第1の生産の生産完了後の湿度管理部品の管理態様を決定する決定部22とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
湿度管理を要する湿度管理部品の使用を管理する部品管理装置であって、
生産計画情報と、前記湿度管理部品を使用する第1の生産の生産完了時点における前記湿度管理部品のフロアライフの残時間を含むフロアライフ残時間情報とを取得する取得部と、
前記生産計画情報と、前記フロアライフの残時間とに基づいて、前記第1の生産の生産完了後の前記湿度管理部品の管理態様を決定する決定部とを備える
部品管理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記生産計画情報は、前記第1の生産の後の第2の生産が完了するまでの生産時間を含み、
前記決定部は、さらに前記生産時間に基づいて、前記湿度管理部品の管理態様を決定する
請求項1に記載の部品管理装置。
【請求項3】
前記管理態様は、前記湿度管理部品を前記第2の生産で使用すること、前記湿度管理部品が前記第2の生産では使用できないことを作業者に通知すること、前記湿度管理部品をドライボックスに保管すること、前記湿度管理部品を乾燥装置に保管することのいずれかである
請求項2に記載の部品管理装置。
【請求項4】
前記決定部は、前記湿度管理部品を前記第2の生産で使用する場合、前記フロアライフの残時間が前記生産時間より大きいときには、前記第2の生産で使用すると判定し、前記フロアライフの残時間が前記生産時間以下であるときには、前記作業者に通知すると判定する
請求項3に記載の部品管理装置。
【請求項5】
前記決定部は、前記湿度管理部品を前記第2の生産で使用しない場合、前記フロアライフの残時間が前記生産時間より大きいときには、前記ドライボックスに保管すると判定し、前記フロアライフの残時間が前記生産時間以下であるときには、前記乾燥装置に保管すると判定する
請求項3又は4に記載の部品管理装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記フロアライフ残時間情報を前記第1の生産の生産完了後に取得する
請求項1~4のいずれか1項に記載の部品管理装置。
【請求項7】
湿度管理を要する湿度管理部品の使用を管理する部品管理装置で実行される部品管理方法あって、
生産計画情報と、前記湿度管理部品を使用する第1の生産の生産完了時点における前記湿度管理部品のフロアライフの残時間を含むフロアライフ残時間情報とを取得し、
前記生産計画情報と、前記フロアライフの残時間とに基づいて、前記第1の生産の生産完了後の前記湿度管理部品の管理態様を決定する
部品管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、部品管理装置及び部品管理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
多数の部品が実装された基板を生産する場合に、生産ライン(SMT(Surface Mounting Technology)ライン)を構成することが一般的に行われている。生産ラインは、はんだ印刷装置、電子部品装着装置、リフロー装置、基板検査装置などの装置が連結されて構成される。
【0003】
このような生産ラインで使用される部品の中には、MSD(Moisture Sensitive Device)部品とよばれ、大気中の水分を吸湿することによって劣化するという特性を有するものがある。MSD部品は、フロアライフ(室内放置寿命)が定められており、フロアライフが尽きる前に、基板への実装を行う必要がある。
【0004】
特許文献1には、MSD部品の使用完了予定時刻及びフロアライフを考慮して、MSD部品の管理態様を決定する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6611647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、1回の生産においてMSD部品を使い切れずに残ってしまうことがある。特許文献1には、生産完了後に残ったMSD部品の管理態様については開示されていない。
【0007】
そこで、本開示は、生産完了後に残ったMSD部品の管理態様を決定可能な部品管理装置及び部品管理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る部品管理装置は、湿度管理を要する湿度管理部品の使用を管理する部品管理装置であって、生産計画情報と、前記湿度管理部品を使用する第1の生産の生産完了時点における前記湿度管理部品のフロアライフの残時間を含むフロアライフ残時間情報とを取得する取得部と、前記生産計画情報と、前記フロアライフの残時間とに基づいて、前記第1の生産の生産完了後の前記湿度管理部品の管理態様を決定する決定部とを備える。
【0009】
本開示の一態様に係る部品管理方法は、湿度管理を要する湿度管理部品の使用を管理する部品管理装置で実行される部品管理方法あって、生産計画情報と、前記湿度管理部品を使用する第1の生産の生産完了時点における前記湿度管理部品のフロアライフの残時間を含むフロアライフ残時間情報とを取得し、前記生産計画情報と、前記フロアライフの残時間とに基づいて、前記第1の生産の生産完了後の前記湿度管理部品の管理態様を決定する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、生産完了後に残ったMSD部品の管理態様を決定可能な部品管理装置等を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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