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公開番号2024042157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022146666
出願日2022-09-15
発明の名称制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類F02D 17/02 20060101AFI20240321BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジンの出力トルクの落ち込みを抑制する。
【解決手段】複数の気筒のエンジンと、エンジンからの排気中の粒子状物質を捕集するPMフィルタと、共に車両に搭載され、エンジンの複数の気筒のうち一部の気筒への燃料供給を停止する部分気筒フューエルカットと、エンジンから出力すべき要求パワーを嵩上げし要求パワーが複数の気筒のうち一部の気筒を除く他の気筒から出力されるようにエンジンを制御するパワー嵩上げと、を行なう制御装置であって、パワー嵩上げ制御を開始してからの経過時間がエンジンの応答が遅れる応答遅れ時間以上経過したときに、部分気筒フューエルカットを開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の気筒のエンジンと、前記エンジンからの排気中の粒子状物質を捕集するPMフィルタと、共に車両に搭載され、前記エンジンの前記複数の気筒のうち一部の気筒への燃料供給を停止する部分気筒フューエルカットと、前記エンジンから出力すべき要求パワーを嵩上げし前記要求パワーが前記複数の気筒のうち前記一部の気筒を除く他の気筒から出力されるように前記エンジンを制御するパワー嵩上げと、を行なう制御装置であって、
前記パワー嵩上げを開始してからの経過時間が前記エンジンの応答が遅れる応答遅れ時間以上経過したときに、前記部分気筒フューエルカットを開始する
制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の制御装置としては、エンジンと共に車両に搭載され、エンジンの複数の気筒のうち一部の気筒への燃料供給を停止する部分気筒フューエルカットを行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-65266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、上述の制御装置として、部分気筒フューエルカットを行なうときに、走行に要求される要求パワーに嵩上げパワーを加えたパワーが複数の気筒のうちフューエルカットを行なわない気筒から出力されるようにエンジンを制御する。しかし、こうして要求パワーを嵩上げしても、エンジンの応答遅れにより、すぐにはエンジンパワーが大きくならないことから、部分気筒フューエルカットの開始でエンジンの出力トルクが落ち込み、ショックが発生することがある。
【0005】
本発明の制御装置は、エンジンの出力トルクの落ち込みを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の制御装置は、
複数の気筒のエンジンと、前記エンジンからの排気中の粒子状物質を捕集するPMフィルタと、共に車両に搭載され、前記エンジンの前記複数の気筒のうち一部の気筒への燃料供給を停止する部分気筒フューエルカットと、前記エンジンから出力すべき要求パワーを嵩上げし前記要求パワーが前記複数の気筒のうち前記一部の気筒を除く他の気筒から出力されるように前記エンジンを制御するパワー嵩上げと、を行なう制御装置であって、
前記パワー嵩上げを開始してからの経過時間が前記エンジンの応答が遅れる応答遅れ時間以上経過したときに、前記部分気筒フューエルカットを開始する
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の制御装置では、パワー嵩上げを開始してからの経過時間がエンジンの応答が遅れる応答遅れ時間以上経過したときに、部分気筒フューエルカットを開始する。これにより、パワー嵩上げによるエンジンから出力されるトルクの増加で部分気筒フューエルカットによるエンジンから出力されるトルクの減少を補償するから、エンジンから出力されるトルクの落ち込みを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の制御装置を搭載するハイブリッド車20の概略構成図である。
HVECU70により実行される設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
パワー嵩上げ、部分気筒FC、エンジントルクの時間変化の一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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