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公開番号2024044283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149714
出願日2022-09-21
発明の名称内燃機関
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類F02M 35/10 20060101AFI20240326BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】シリンダヘッドとヘッドカバーとの間から漏れ出たオイルが悪影響を及ぼさないようにする。
【解決手段】内燃機関1は、シリンダヘッド2と、シリンダヘッド2の上面を覆うロッカカバー4と、シリンダヘッド2とロッカカバー4との合わせ面11よりも下方に位置する下流側第3ダクト17と、を備えている。下流側第3ダクト17は、内燃機関1に付随するオルタネータ9の上方に位置するとともに、合わせ面11から滴下したオイルを受け止めることが可能なオイル受容部21を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダヘッドと、該シリンダヘッドの上面を覆うロッカカバーと、上記シリンダヘッドと上記ロッカカバーとの合わせ面よりも下方に位置する合わせ面下方部を有する吸気ダクトと、を備え、
上記合わせ面下方部は、内燃機関に付随する所定の高温部品の上方に位置するとともに、上記合わせ面から滴下したオイルを受け止めることが可能な凹部を有することを特徴とする内燃機関。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
上記凹部は、当該内燃機関の平面視で上記合わせ面と上記高温部品とが重なり合う範囲の全てと重なり合うよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
上記凹部は、上記吸気ダクトの上記合わせ面下方部の外周面に設けられた突状のリブによって形成されることと特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
上記リブは、当該内燃機関の側面に沿って配置された上記合わせ面下方部に当該内燃機関の気筒列方向に沿って延びるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
【請求項5】
上記リブは、上記合わせ面下方部に溶着によって固定されていることを特徴とする請求項3または4に記載の内燃機関。
【請求項6】
上記高温部品は、オルタネータであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間に介在させた排気マニホールドガスケットの主要部をなすガスケット本体に樋部が一体に形成された内燃機関が開示されている。樋部は、ヘッドカバーと二次空気分配管とが互いに接近している空間へ延びるものである。この特許文献1の内燃機関は、シリンダヘッドとヘッドカバーとの間から漏れ出て垂れたオイルが樋部に落下するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-299564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような特許文献1の内燃機関は、シリンダヘッドとヘッドカバーとの間から漏れ出て垂れたオイルを受けるために、マニホールドガスケットから樋部を延出させる必要がある。また、特許文献1の内燃機関は、樋部から落下したオイルが樋部の下方に位置する部品に滴下する虞がある。
【0005】
すなわち、内燃機関は、シリンダヘッドとヘッドカバーとの間から漏れ出て垂れたオイルが悪影響を及ぼさないようにするために更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の内燃機関は、シリンダヘッドと、シリンダヘッドの上面を覆うロッカカバーと、上記シリンダヘッドと上記ロッカカバーとの合わせ面よりも下方に位置する合わせ面下方部を有する吸気ダクトと、を備え、上記合わせ面下方部は、所定の高温部品の上方に位置するとともに、上記合わせ面から滴下したオイルを受け止めることが可能な凹部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の内燃機関は、合わせ面からオイルが漏れ出て滴下したとしても、オイルが高温部品にかかってしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される内燃機関の概略構成を模式的に示した説明図。
本発明が適用される内燃機関の吸気系統の概略を模式的に示した説明図。
本発明が適用される内燃機関の下流側第3ダクトの斜視図。
図1におけるA部を拡大して示した説明図。
図4のB-B線に沿った断面を模式的に示した説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明が適用される内燃機関1の概略構成を模式的に示した説明図である。図2は、本発明が適用される内燃機関1の吸気系統8の概略を模式的に示した説明図である。図3は、本発明が適用される内燃機関1の下流側第3ダクト17の斜視図である。図4は、図1におけるA部を拡大して示した説明図であって、本発明が適用された内燃機関1の要部を模式的に示した説明図である。図5は、図4のB-B線に沿った断面を模式的に示した説明図であって、内燃機関1をクランクシャフト軸方向から見た状態の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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