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公開番号2024041857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2024001017,2022114501
出願日2024-01-09,2012-06-20
発明の名称システム及びプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240319BHJP(信号)
要約【課題】車両の挙動情報を記録する制御を行う記録制御システム、記録された車両の挙動情報を表示する表示制御システムを提供する。
【解決手段】所定期間に亘る車両の挙動情報と所定条件を満たした時点を特定可能とする特定用情報とを関連付けて記録する制御を行う記録制御システムであって、すでに記録された第一の期間に亘る車両の挙動情報と新たに所定条件を満たした際に記録する第二の期間に亘る車両の挙動情報との期間に重なりがある場合に、第一の期間に亘る車両挙動と第二の期間に亘る車両挙動とを一連の期間に亘る車両の挙動情報として記録し、前記第一の期間に関連付けて記録された特定用情報に前記新たに所定条件を満たした時点を特定可能とする特定用情報を関連付けて記録する。これにより、一連の期間に亘る車両の挙動情報の中から、自己が必要とする車両の挙動情報を容易に特定することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定条件を満たした第1時点および第2時点に撮像された車両の周辺の画像、および前記第1時点と前記第2時点との間の第3時点に撮像された車両の周辺の画像のデータを前記第1時点および前記第2時点を特定可能に記録した記録手段に記録されたデータに基づいて、表示を行うシステムであって、
前記第1時点に撮像された画像の第1サムネイル画像と、前記第2時点に撮像された画像の第2サムネイル画像と、前記第3時点に撮像された画像の第3サムネイル画像とを並べて表示し、前記第1サムネイル画像および前記第2サムネイル画像に、前記所定条件の種別を示す情報を重畳して表示する機能を有するシステム。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第1時点および前記第2時点に満たした前記所定条件の種別が同じであり、
前記機能は、
前記第1サムネイル画像と前記第2サムネイル画像とで前記情報の表示の態様を異らせる
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記機能は、
前記第1サムネイル画像および前記第2サムネイル画像に、前記情報に加えて、線を示す画像を重畳し、前記第1サムネイル画像と前記第2サムネイル画像とで前記線を示す画像の表示の態様を異ならせる
請求項1または2に記載のシステム
【請求項4】
前記記録手段には車両に生じた挙動の時系列変化を示す情報がさらに記録され、
前記機能は、
前記挙動の時系列変化を示す画像をさらに表示し、
前記挙動の時系列変化を示す画像における前記第1時点に対応する位置を前記第1サムネイル画像に重畳された前記線を示す画像と同じ態様で示し、前記挙動の時系列変化を示す画像における前記第2時点に対応する位置を前記第2サムネイル画像に重畳された前記線を示す画像と同じ態様で示す
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
コンピュータに、請求項1から4のいずれか1項に記載のシステムの機能を実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の挙動情報を記録する制御を行う記録制御システム、記録された車両の挙動情報を表示する表示制御システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
急ブレーキ、急ハンドルや衝突などにより車両に衝撃が加わった際に周辺映像や車両速度などを記録する車載用記録装置、例えば、ドライブレコーダ(イベントデータレコーダーと呼ばれるものを含む)が一般に普及している。このようなドライブレコーダを車両に備えることにより、事故が発生した場合には記録した情報を解析することにより、事故原因を検証することが可能となっている。
【0003】
また、トラックやタクシー等の業務用車両に搭載されたドライブレコーダによって記録されたカメラ画像や車速、GPS(Global Positioning System)位置情報などの運転情報を回収し、運行管理者等が、運転情報の内容をチェックして各乗務員の運転の仕方等を分析し、乗務員の運転教育に活用する運転支援装置がある。このような運転支援装置は、運転手の安全運転意識の向上が図れるとともに、日頃の運転状況を記録した映像を安全運転指導など役立てることができる。
【0004】
特許文献1に記載されているドライブレコーダは、記録条件が成立した後、所定期間以内に新たな記録条件が成立した場合には、新たに映像情報の記録を開始しないようにしている。また、記録条件が成立した後、所定期間よりも長い映像情報の記録期間中に新たな記録条件が成立した場合には、映像情報の記録時間を延長している。これにより、短時間の間に連続して記録条件が成立した場合、容量の限られた記録素子に、重複して同じ映像情報が記録されることを防止している。
【0005】
特許文献2に記載されているドライブレコーダは、記録条件が成立した後、所定期間経過後に新たな記録条件が成立した場合には、新たな記録条件の成立による映像データの記録開始時点が、前の記録条件の成立による記録終了時点前であれば、前の記録条件の成立による映像データの記録時間を、新たな記録条件の成立による記録終了時点まで延長している。これにより、一定時間内に連続して記録条件が成立した場合でも、映像データを欠くことなく連続的に記録することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4439549号公報
国際公開第2007/066613号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の特許文献1に記載されているドライブレコーダでは、記録条件が成立した後、映像情報の記録期間が終了した後に、新たな記録条件が成立した場合には、別の記録データファイルとして記録される。このため、新たな記録条件が成立する度に新たなデータファイルとして記録され、その都度、データファイルが増えてしまうという問題があった。また、記録条件が成立した後の所定期間以内に新たな記録条件が成立した場合には、新たに映像情報の記録を開始しないようにしているので、その期間の記録データを欠いてしまい、重要な映像情報を記録し損うという恐れがある。
【0008】
また、上記の特許文献2に記載されているドライブレコーダでは、前の記録条件の成立時点の映像データよりも、新たな記録条件の成立時点の映像データの方が本当に欲しいデータであった場合、記録条件の成立時点を特定するのに用いる情報が乏しいので、例えば、上記の運転支援装置において、運行管理者等が、多数の記録条件の成立時点を検索して、その中から特定の記録条件の成立時点を見つけようとする際には、新たな記録条件の成立時点を検索しにくく、本当に欲しいデータを見つけにくいといった問題があった。
【0009】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、一連の期間に亘る車両の挙動情報の中から、自己が必要とする車両の挙動情報を容易に特定することができる記録制御システム及び所定の期間内の車両挙動の中から、自己が必要とする車両挙動を容易に特定することができる表示制御システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の観点では、本発明は、所定条件を満たした際に所定期間に亘る車両の挙動情報と前記所定条件を満たした時点を特定可能とする特定用情報とを関連付けて記録する制御を行う記録制御システムであって、すでに記録された第一の期間に亘る車両の挙動情報と新たに所定条件を満たした際に記録する第二の期間に亘る車両の挙動情報との期間に重なりがある場合に、第一の期間に亘る車両挙動と第二の期間に亘る車両挙動とを一連の期間に亘る車両の挙動情報として記録し、前記第一の期間に関連付けて記録された特定用情報に前記新たに所定条件を満たした時点を特定可能とする特定用情報を関連付けて記録することを特徴とする記録制御システムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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