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公開番号2024041573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146453
出願日2022-09-14
発明の名称画像投影装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20240319BHJP(光学)
要約【課題】網膜投影方式でユーザに画像を視認させる装置において、導光部に汚れが付着することを抑制することが可能な画像投影装置を提供する。
【解決手段】画像投影装置1は、ユーザUに装着されて使用され、ユーザUの網膜に画像を投影する。走査部30は、光源から出射されたレーザ光を走査する。導光部60は、走査部30により走査されたレーザ光をユーザUの眼球EY内に導いて、網膜に画像を投影する。導光部60は、画像投影装置1がユーザUに装着されたときに眼球EYに対向する対向面の表面における、レーザ光が導光部60から眼球EYに向けて出射する際に通過する通過領域以外の領域に、複数の突出部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに装着されて使用され、前記ユーザの網膜に画像を投影する画像投影装置であって、
光源から出射されたレーザ光を走査する走査部と、
前記走査部により走査された前記レーザ光を前記ユーザの眼球内に導いて、前記網膜に前記画像を投影する導光部と、を備え、
前記導光部は、前記画像投影装置が前記ユーザに装着されたときに前記眼球に対向する対向面の表面における、前記レーザ光が前記導光部から前記眼球に向けて出射する際に通過する通過領域以外の領域に、複数の突出部を備える、
ことを特徴とする画像投影装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記複数の突出部のピッチ、径及び配置は、前記対向面上において前記複数の突出部が前記通過領域と重ならないように、定められる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
【請求項3】
前記複数の突出部のピッチは、前記通過領域のピッチと等しい、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
【請求項4】
前記複数の突出部のピッチは、前記通過領域のピッチの2以上の整数倍である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
【請求項5】
前記複数の突出部の高さは、前記複数の突出部のピッチ以上である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
【請求項6】
前記導光部は、前記対向面と反対側に位置する面の表面に、複数の第2突出部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
【請求項7】
前記対向面と反対側に位置する前記面における前記複数の第2突出部の密度は、前記対向面における前記複数の突出部の密度よりも大きい、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像投影装置。
【請求項8】
前記通過領域は、前記網膜に投影される前記画像の画素数に基づいて設定される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
【請求項9】
前記通過領域は、前記網膜に投影される前記画像の画素数と、前記導光部の前記対向面の表面における前記走査部により走査される前記レーザ光の面積の大きさと、に基づいて設定される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像投影装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
網膜投影方式により網膜に画像を投影してユーザに画像を視認させる技術が知られている。例えば、特許文献1は、画像光を網膜上に走査することで画像を表示する画像表示装置を開示している。
【0003】
網膜投影方式は、瞳孔に光を通して網膜に画像を直接的に投影するマクスウェル視を利用する。そのため、網膜投影方式は、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light Emitting Diode)を使用した仮想スクリーン投影方式に比べて、フリーフォーカスのメリットを有する。これにより、前眼部異常等のロービジョンのユーザにとっても画像を見ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-159559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような網膜投影方式でユーザに画像を視認させる装置において、ユーザの眼球に光線を導く導光部の一部は、外観に露出している。このような外観に露出している部分は、ユーザが触れることができるため、異物等の汚れが付着しやすい。汚れが付着すると、投影される画像が乱れたり、ユーザの視野が妨害されたりするおそれがある。このような事情に鑑み、導光部における汚れの付着を抑えることが求められている。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、網膜投影方式でユーザに画像を視認させる装置において、導光部に汚れが付着することを抑制することが可能な画像投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像投影装置は、
ユーザに装着されて使用され、前記ユーザの網膜に画像を投影する画像投影装置であって、
光源から出射されたレーザ光を走査する走査部と、
前記走査部により走査された前記レーザ光を前記ユーザの眼球内に導いて、前記網膜に前記画像を投影する導光部と、を備え、
前記導光部は、前記画像投影装置が前記ユーザに装着されたときに前記眼球に対向する対向面の表面における、前記レーザ光が前記導光部から前記眼球に向けて出射する際に通過する通過領域以外の領域に、複数の突出部を備える、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、網膜投影方式でユーザに画像を視認させる装置において、導光部に汚れが付着することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る画像投影装置の外観を示す図である。
実施形態1に係る画像投影装置の投影ユニットを正面から見た図である。
実施形態1に係る画像投影装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。
実施形態1に係る画像投影装置におけるレーザ光の光路を示す模式図である。
実施形態1に係る画像投影装置の導光部の断面を示す図である。
(a)は、実施形態1において導光部の第1伝搬面の表面の一部を拡大して示す図である。(b)は、(a)を正面から見た図である。
(a)は、実施形態2において導光部の第2伝搬面の表面の一部を拡大して示す図である。(b)は、(a)を正面から見た図である。
(a)は、実施形態3において導光部の第1伝搬面の表面の一部を拡大して示す図である。(b)は、(a)を正面から見た図である。
(a)は、変形例において導光部の第1伝搬面の表面の一部を拡大して示す図である。(b)は、(a)を正面から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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