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公開番号2024041399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146203
出願日2022-09-14
発明の名称シリンダヘッド
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02F 1/36 20060101AFI20240319BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】製造コストが抑制されたシリンダヘッドを提供することを課題とする。
【解決手段】2つの第1ウォータジャケットを隔てる第1隔壁部、前記第1隔壁部に形成されて2つの前記第1ウォータジャケットを互いに連通した第1連通孔、前記第1隔壁部に対向した第1対向壁部、前記第1対向壁部に形成された第1取付孔、を有した第1シリンダヘッド本体の前記第1取付孔に取り付けられた場合、前記第1連通孔から離間する取付部材と、2つの第2ウォータジャケットを隔てる第2隔壁部、前記第2隔壁部に形成され2つの前記第2ウォータジャケットを互いに連通した第2連通孔、前記第2隔壁部に対向した第2対向壁部、前記第2対向壁部に形成された第2取付孔、を有した第2シリンダヘッド本体と、を備え、前記第2連通孔には、前記第2取付孔に取り付けられた前記取付部材の先端が挿入される、シリンダヘッド。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
2つの第1ウォータジャケットを隔てる第1隔壁部、前記第1隔壁部に形成されて2つの前記第1ウォータジャケットを互いに連通した第1連通孔、前記第1隔壁部に対向した第1対向壁部、前記第1対向壁部に形成された第1取付孔、を有した第1シリンダヘッド本体の前記第1取付孔に取り付けられた場合、前記第1連通孔から離間する取付部材と、
2つの第2ウォータジャケットを隔てる第2隔壁部、前記第2隔壁部に形成され2つの前記第2ウォータジャケットを互いに連通した第2連通孔、前記第2隔壁部に対向した第2対向壁部、前記第2対向壁部に形成された第2取付孔、を有した第2シリンダヘッド本体と、を備え、
前記第2連通孔には、前記第2取付孔に取り付けられた前記取付部材の先端が挿入される、シリンダヘッド。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記第1隔壁部は、平坦な第1基部を有し、
前記第1連通孔は、前記第1基部を貫通して形成されており、
前記第2隔壁部は、平坦な第2基部と、前記第2基部から前記第2取付孔に向けて突出した突出部とを有し、
前記第2連通孔は、前記第2基部と前記突出部とを貫通して形成されている、請求項1のシリンダヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンダヘッドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
シリンダヘッド本体内には、連通孔を介して互いに連通した2つのウォータジャケットが形成されている場合がある。また、シリンダヘッド本体に形成された取付孔にボルトが取り付けられたシリンダヘッドが知られている。取付孔に取り付けられたボルトの先端が連通孔に挿入されており、2つのウォータジャケットの間を流れる冷却水の流量が抑制される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-216338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで機種によっては、このような2つのウォータジャケットの間を流れる冷却水の流量の確保が要求される場合がある。流量の確保が要求される場合には、上述のボルトよりも短いボルトを取付孔に取り付け、ボルトの先端を連通孔から離間させることが考えられる。このように機種によってシリンダヘッド本体に取り付けられるボルトが異なると、種類の異なるボルトを用意する必要があり、製造コストが増大するおそれがある。また、例えば同じ製造ラインでこのような複数種類のシリンダヘッドを製造する場合には、種類ごとにボルトを管理するため管理コストが増大し、これによっても製造コストが増大するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、製造コストが抑制されたシリンダヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、2つの第1ウォータジャケットを隔てる第1隔壁部、前記第1隔壁部に形成されて2つの前記第1ウォータジャケットを互いに連通した第1連通孔、前記第1隔壁部に対向した第1対向壁部、前記第1対向壁部に形成された第1取付孔、を有した第1シリンダヘッド本体の前記第1取付孔に取り付けられた場合、前記第1連通孔から離間する取付部材と、2つの第2ウォータジャケットを隔てる第2隔壁部、前記第2隔壁部に形成され2つの前記第2ウォータジャケットを互いに連通した第2連通孔、前記第2隔壁部に対向した第2対向壁部、前記第2対向壁部に形成された第2取付孔、を有した第2シリンダヘッド本体と、を備え、前記第2連通孔には、前記第2取付孔に取り付けられた前記取付部材の先端が挿入される、シリンダヘッドによっても達成できる。
【0007】
前記第1隔壁部は、平坦な第1基部を有し、前記第1連通孔は、前記第1基部を貫通して形成されており、前記第2隔壁部は、平坦な第2基部と、前記第2基部から前記第2取付孔に向けて突出した突出部とを有し、前記第2連通孔は、前記第2基部と前記突出部とを貫通して形成されていてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、製造コストが抑制されたシリンダヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1シリンダヘッドの説明図である。
図2は、第2シリンダヘッドの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、第1シリンダヘッド20の説明図である。図1は、長手方向に複数の気筒12が並んだエンジン1の、長手方向と直交する方向での第1シリンダヘッド20の部分断面を例示している。エンジン1は、シリンダブロック10及び第1シリンダヘッド20を含む。尚、図1では、シリンダブロック10については外観を例示している。第1シリンダヘッド20は、第1シリンダヘッド本体21とボルト40とを含む。第1シリンダヘッド本体21は、シリンダブロック10の上面に固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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