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公開番号2024041397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146198
出願日2022-09-14
発明の名称モータ
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 11/33 20160101AFI20240319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ軸方向の長さを短縮可能なインバータ一体型のモータを提供する。
【解決手段】本発明のモータは、軸中心に回転可能なロータと、ステータコアのスロットにコイルを有し、上記ロータを回転させるステータと、上記ステータを覆い固定するハウジングと、を備える。
そして、上記ハウジングが、少なくとも上記ステータの外周面を覆う部分に冷却路を有し、インバータの電子部品が、上記ステータの径方向外側かつ上記冷却路よりも内側に配置されていることとしてため、モータと電子部品とを同時に冷却することができ、モータ軸方向の長さを短縮して小型化することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸中心に回転可能なロータと、
ステータコアのスロットにコイルを有し、上記ロータを回転させるステータと、
上記ステータを覆い固定するハウジングと、を備えるモータであって、
上記ハウジングが、少なくとも上記ステータの外周面を覆う部分に冷却路を有し、
インバータの電子部品が、上記ステータの径方向外側かつ上記冷却路よりも内側に配置されていることを特徴とするモータ。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
上記ステータが、軸方向に見て外周面の一部に凹部を有し、
上記電子部品が、上記凹部が形成された部位に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
上記凹部が、軸方向に延びる溝であることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
上記電子部品が、ディスクリート部品であることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
上記ステータの軸方向端部に基板を有し、
上記基板は、その主面が軸と直交する方向に配置されており、
上記ディスクリート部品の端子と上記コイルのコイルエンドとが上記基板に固定され、
上記ディスクリート部品と上記コイルとが電気的に接続可能であることを特徴とする請求項4に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに係り、更に詳細には、小型化可能なインバータ一体型のモータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
モータのコイルに電圧を印加するインバータとモータと一体化したインバータ一体型モータが知られている。
【0003】
特許文献1には、モータの回転軸に冷却ファンを設け、ハウジングに設けた開口部から冷却空気を吸入し、インバータを冷却した冷却空気流をモータ側に流すインバータ一体型モータは、スイッチング素子の冷却性を確保しながら、小型化が可能である旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-274992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インバータ一体型モータは、モータとインバータ部品とが、軸方向に並んで配置されているため、軸方向にスペースを要する。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モータ軸方向の長さを短縮可能なインバータ一体型のモータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、モータのコイルに電力を供給するインバータの電子部品を、モータの径方向外側かつハウジングに設けた冷却路の内側に配置することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明のモータは、軸中心に回転可能なロータと、ステータコアのスロットにコイルを有し、上記ロータを回転させるステータと、上記ステータを覆い固定するハウジングと、を備える。
そして、上記ハウジングが、少なくとも上記ステータの外周面を覆う部分に冷却路を有し、インバータの電子部品が、上記ステータの径方向外側かつ上記冷却路よりも内側に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、インバータの電子部品を、モータの径方向外側かつハウジングに設けた冷却路の内側に配置することとしたため、モータと電子部品とを同時に冷却することができ、モータ軸方向の長さを短縮し、小型化できるインバータ一体型のモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のモータを軸と直交する方向で切った一例を示す要部断面図である。
凹部を形成したステータの磁束を示す図である。
本発明のモータを軸方向で切った一例を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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