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公開番号2024040817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145414
出願日2022-09-13
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H05B 33/26 20060101AFI20240318BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】視野角特性を改善する。
【解決手段】一実施形態によれば、表示装置は、第1下電極、第2下電極、及び、第3下電極と、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々と重なる開口を有するリブと、前記第1下電極の上に配置された第1有機層と、前記第2下電極の上に配置された第2有機層と、前記第3下電極の上に配置された第3有機層と、前記第1有機層、前記第2有機層、及び、前記第3有機層の上に配置された上電極と、を備え、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口において、平坦部と、前記平坦部に対して傾斜した複数の傾斜部と、を有し、前記複数の傾斜部は、平面視において互いに交差する第1方向及び第2方向にマトリクス状に配列されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された第1下電極、第2下電極、及び、第3下電極と、
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々と重なる開口を有するリブと、
第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極の上に配置された第1有機層と、
前記第1色とは異なる第2色の光を放つように構成され、前記第2下電極の上に配置された第2有機層と、
前記第1色及び前記第2色とは異なる第3色の光を放つように構成され、前記第3下電極の上に配置された第3有機層と、
前記第1有機層、前記第2有機層、及び、前記第3有機層の上に配置された上電極と、を備え、
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口において、平坦部と、前記平坦部に対して傾斜した複数の傾斜部と、を有し、
前記複数の傾斜部は、平面視において互いに交差する第1方向及び第2方向にマトリクス状に配列されている、表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1下電極の前記傾斜部の個数は、前記第2下電極の前記傾斜部の個数とは異なる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1下電極は、前記傾斜部を有していない、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
基板と、
前記基板の上方に配置された第1下電極、第2下電極、及び、第3下電極と、
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々と重なる開口を有するリブと、
第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極の上に配置された第1有機層と、
前記第1色とは異なる第2色の光を放つように構成され、前記第2下電極の上に配置された第2有機層と、
前記第1色及び前記第2色とは異なる第3色の光を放つように構成され、前記第3下電極の上に配置された第3有機層と、
前記第1有機層、前記第2有機層、及び、前記第3有機層の上に配置された上電極と、を備え、
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口において、平坦部と、前記平坦部に対して傾斜した傾斜部と、を有し、
前記傾斜部は、前記開口のエッジに沿って配置されている、表示装置。
【請求項5】
前記傾斜部は、前記エッジの全周に沿って配置されている、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記エッジは、互いに交差する第1方向及び第2方向に沿って延出し、
前記傾斜部は、前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方に延出している、請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1下電極の前記傾斜部の長さは、前記第2下電極の前記傾斜部の長さとは異なる、請求項4に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口に位置する前記傾斜部として、前記エッジから離間した他の傾斜部を有している、請求項4に記載の表示装置。
【請求項9】
前記他の傾斜部の前記平坦部からの高さは、前記エッジに沿った前記傾斜部の前記平坦部からの高さより小さい、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記開口の1つの面積をSAとし、当該開口に位置する前記傾斜部の総面積をSIとし、(SI/SA)を傾斜比率と称するとき、
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々の前記傾斜比率は、同等である、請求項1または4に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、画素回路に接続された下電極と、下電極に対向する上電極と、下電極と上電極との間の有機層と、を備えている。
このような表示素子において、下電極の下地を凹凸状に形成する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-174914号公報
特開2008-235605号公報
特開2011-18468号公報
特開2015-122248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、視野角特性を改善することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された第1下電極、第2下電極、及び、第3下電極と、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々と重なる開口を有するリブと、第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極の上に配置された第1有機層と、前記第1色とは異なる第2色の光を放つように構成され、前記第2下電極の上に配置された第2有機層と、前記第1色及び前記第2色とは異なる第3色の光を放つように構成され、前記第3下電極の上に配置された第3有機層と、前記第1有機層、前記第2有機層、及び、前記第3有機層の上に配置された上電極と、を備え、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口において、平坦部と、前記平坦部に対して傾斜した複数の傾斜部と、を有し、前記複数の傾斜部は、平面視において互いに交差する第1方向及び第2方向にマトリクス状に配列されている。
【0006】
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された第1下電極、第2下電極、及び、第3下電極と、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の各々と重なる開口を有するリブと、第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極の上に配置された第1有機層と、前記第1色とは異なる第2色の光を放つように構成され、前記第2下電極の上に配置された第2有機層と、前記第1色及び前記第2色とは異なる第3色の光を放つように構成され、前記第3下電極の上に配置された第3有機層と、前記第1有機層、前記第2有機層、及び、前記第3有機層の上に配置された上電極と、を備え、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極の少なくとも1つは、前記開口において、平坦部と、前記平坦部に対して傾斜した傾斜部と、を有し、前記傾斜部は、前記開口のエッジに沿って配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、表示装置DSPの構成例を示す図である。
図2は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの一例を示す図である。
図3は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの他の例を示す図である。
図4は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの他の例を示す図である。
図5は、構成例1を示す平面図である。
図6Aは、図5中のA-B線に沿う表示素子201の断面図である。
図6Bは、図5中のA-B線に沿う表示素子201の他の断面図である。
図7は、下電極LEが傾斜部IPを有する場合の効果を説明するための図である。
図8は、観察位置と輝度との関係を示す視野角特性を説明するための図である。
図9は、実施例1を説明するための平面図である。
図10は、実施例1における視野角特性を説明するための図である。
図11は、実施例2を説明するための平面図である。
図12は、実施例2における視野角特性を説明するための図である。
図13は、実施例3を説明するための平面図である。
図14は、実施例3における視野角特性を説明するための図である。
図15は、実施例4を説明するための平面図である。
図16は、実施例4における視野角特性を説明するための図である。
図17は、構成例2を示す平面図である。
図18Aは、図17中のC-D線に沿う表示素子201の断面図である。
図18Bは、図17中のC-D線に沿う表示素子201の他の断面図である。
図19は、傾斜部IP1、IP2、IP3の形状例を示す図である。
図20は、傾斜部IP1、IP2、IP3の形状例を示す図である。
図21は、傾斜部IP1、IP2、IP3の形状例を示す図である。
図22は、傾斜部IP1、IP2、IP3の形状例を示す図である。
図23は、構成例3を示す平面図である。
図24Aは、図23中のE-F線に沿う表示素子201の断面図である。
図24Bは、図23中のE-F線に沿う表示素子201の他の断面図である。
図25は、図24Aに示した表示素子201において、有機層OR1を形成するための工程を説明するための図である。
図26は、表示素子201の封止構造の一例を示す断面図である。
図27は、表示素子201の封止構造の他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向と称し、Y軸に沿った方向を第2方向と称し、Z軸に沿った方向を第3方向と称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0010】
本実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末等に搭載され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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