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公開番号2024037041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141676
出願日2022-09-06
発明の名称略ほおずき型ワンタンの成形部品
出願人昭和産業株式会社,昭和冷凍食品株式会社
代理人個人
主分類A21C 9/06 20060101AFI20240311BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】歩留まりの向上が可能な略ほおづき型ワンタンの成形に関する技術を提供すること。
【解決手段】略円形の中央部と、該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、からなる、成形穴部を少なくとも有し、前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品、及び該成形部品を備えた略ほおずき型ワンタンの成形装置などを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
略円形の中央部と、
該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、
からなる、成形穴部を少なくとも有し、
前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記成形穴部は、前記凸部に隣接する逆R形状の凹部を更に有し、
前記中央部の半径R1と前記凹部の仮想R加工の半径R3との比(R1/R3)が、1.2~7.0である、請求項1に記載の略ほおずき型ワンタンの成形部品。
【請求項3】
前記凸部のR加工の半径R2と前記凹部の仮想R加工の半径R3との比(R2/R3)が、0.4~5.0である、請求項1又は2に記載の略ほおずき型ワンタンの成形部品。
【請求項4】
前記凸部の個数が、3以上5以下である、請求項1又は2に記載の略ほおずき型ワンタンの成形部品。
【請求項5】
前記成形穴部を複数備えた、請求項1に記載の略ほおずき型ワンタンの成形部品。
【請求項6】
請求項1又は5に記載の略ほおずき型ワンタンの成形部品を備えた、略ほおずき型ワンタンの成形装置。
【請求項7】
略円形の中央部と、該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、からなる、成形穴部を少なくとも有し、前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品を用いて、ワンタンを成形する工程を含む、略ほおずき型ワンタンの製造方法。
【請求項8】
略円形の中央部と、該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、からなる、成形穴部を少なくとも有し、前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品を用いて、ワンタンを成形する工程を含む、略ほおずき型ワンタンの歩留まり向上方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、略ほおずき型ワンタンの成形部品に関する。より詳細には、略ほおずき型ワンタンの成形部品、該成形部品を備えた略ほおずき型ワンタンの成形装置、略ほおずき型ワンタンの製造方法、及び略ほおずき型ワンタンの歩留まり向上方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ワンタンは中国南部の点心として知られ、四角形に裁断した薄い麺皮の中央部にひき肉やきざみ野菜などを混ぜ合わせて調味した具材を入れて包み込み、成形してなるものである。
【0003】
従来、ワンタンは工業的に量産されており、例えば、特許文献1には、麺皮を2つ折りにして機械的にワンタンを連続自動的に製造する方法が開示されている。しかしながら、ワンタンには2枚の麺皮が圧着した形態以外にも、麺皮の四辺を絞り重ねるようにして包み込み、具材収容部のやや上を圧着して略ほおずき型にした形態もあり、この略ほおずき型ワンタンはジューシーで、かつ手包みの形状に近いという特徴がある。
【0004】
略ほおずき型ワンタンの成形装置として、例えば、特許文献2には、押出口から麺皮と具材とを押し出して成形した後、麺皮を部分的に圧着する機構を有する成形装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特公昭56-46778号公報
特開平7-241158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した通り、食の好みの多様化により、様々な形態のワンタンが求められているという実情がある。その中でも、ジューシーで、かつ手包みの形状に近い略ほおずき型ワンタンは以前からニーズがあるが、大量生産に向かず、歩留まり率が低下してしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本技術では、歩留まり向上が可能な略ほおずき型のワンタンの成形に関する技術を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本技術では、まず、略円形の中央部と、該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、からなる、成形穴部を少なくとも有し、前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品を提供する。
また、前記成形穴部は、前記凸部に隣接する逆R形状の凹部を更に有し、前記中央部の半径R1と前記凹部の仮想R加工の半径R3との比(R1/R3)が、1.2~7.0であってもよい。
また、前記凸部のR加工の半径R2と前記凹部の仮想R加工の半径R3との比(R2/R3)が、0.4~5.0であってもよい。
また、前記凸部の個数が、3以上5以下であってもよい。
また、本技術に係る成形部品は、前記成形穴部を複数備えていてもよい。
【0009】
また、本技術では、本技術に係る略ほおずき型ワンタンの成形部品を備えた、略ほおずき型ワンタンの成形装置も提供する。
【0010】
更に、本技術では、略円形の中央部と、該中央部から突出して形成され、複数のR形状の凸部と、からなる、成形穴部を少なくとも有し、前記中央部の半径R1と前記凸部のR加工の半径R2との比(R1/R2)が、1.2~3.5である、略ほおずき型ワンタンの成形部品を用いて、ワンタンを成形する工程を含む、略ほおずき型ワンタンの製造方法も提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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