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公開番号2024035479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022139957
出願日2022-09-02
発明の名称管理機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01B 33/08 20060101AFI20240307BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 従来、歩行型伝動耕運機において、走行装置や作業装置の駆動モータの制御が円滑に出来ない。
【解決手段】機体を走行させる走行装置4と、走行装置4を駆動する走行アクチュエータと、機体に装着され所定の作業を行う作業装置9と、作業装置9を駆動する作業アクチュエータと、機体に取付けられたバッテリーケース1に収納されたバッテリー1aと、制御装置10とを備え、走行アクチュエータは、少なくとも走行モータ5とその制御を行う走行インバーター6とを有し、作業アクチュエータは、少なくとも作業モータ9cとその制御を行う作業インバーター9dとを有し、制御装置10は少なくとも作業アクチュエータの作業インバーター9dを制御する、ことを特徴とする管理機。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
機体を走行させる走行装置と、
前記走行装置を駆動する走行アクチュエータと、
前記機体に装着され、所定の作業を行う作業装置と、
前記作業装置を駆動する作業アクチュエータと、
前記機体に取付けられたバッテリーケースに収納されたバッテリーと、
制御装置と、を備え、
前記走行アクチュエータは、少なくとも走行モータとその制御を行う走行インバーターとを有し、
前記作業アクチュエータは、少なくとも作業モータとその制御を行う作業インバーターとを有し、
前記制御装置は少なくとも前記作業アクチュエータの前記作業インバーターを制御する、ことを特徴とする管理機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記機体が後進するように、前記走行アクチュエータの前記走行モータが回転する場合は、前記制御装置は、前記作業アクチュエータの前記作業モータを停止させるように前記作業インバーターを制御する、請求項1記載の管理機。
【請求項3】
前記バッテリーは、少なくとも前記走行装置を駆動し、
前記バッテリーケースの上方に、所定の間隔をおいて上方カバーが設けられ、
前記バッテリーケースが載置されるフロントフレームが設けられ、
前記バッテリーケースの底面は開放されるとともに、前記フロントフレームの、前記バッテリーが載置される平板部にはスリットが形成されている、請求項2記載の管理機。
【請求項4】
前記バッテリーケースの前面は、上下方向に回動可能に軸支された前カバーで構成され、
前記前カバーは垂直状態と水平状態とが選択可能であり、水平状態に位置した状態では、前記バッテリーが前記前カバーの上を摺動可能になっている、請求項3記載の管理機。
【請求項5】
前記前カバーは、その主面に風通しを良くするための複数のスリット部が設けられ、さらに、その主面の左右両側には左右壁が立設し、その左右壁には複数個のベアリングが回動可能に取り付けられており、
前記バッテリーは前記複数個のベアリングを利用して前記前カバーの上を摺動可能に移動できる、請求項4記載の管理機。
【請求項6】
前記作業装置は耕耘装置であって、
前記機体、前記バッテリー、前記走行インバーター、前記作業インバーター及び前記耕耘装置を含む管理機全体のバランスをとるためのウェイトが、前記機体における前後方向に移動可能に、前記機体に装着され、
前記ウェイトを前記前後方向に移動させるためのウェイトアクチュエータが設けられ、
前記制御装置は、前記機体が圃場を直進する際には、前記ウェイトアクチュエータによって前記ウェイトを前記機体の所定位置に位置させ、前記機体が圃場を旋回する際には、前記ウェイトアクチュエータによって前記ウェイトを前記機体の前記所定位置より前記機体における前側方向に所定量移動させる、請求項5記載の管理機。
【請求項7】
前記機体の前記所定位置は、管理機全体の重心よりも後側の位置であり、
前記所定位置より前側へ移動させる場合は、前記管理機全体の重心よりも前側の位置まで移動させる、請求項6記載の管理機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耕運機などの管理機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、バッテリーからの電力供給によってモータを駆動し、モータから耕耘装置等の作業装置に伝動し、圃場を管理する電動式の歩行型管理機は公知となっている。
【0003】
先行技術に示す電動管理機は、耕耘装置を駆動するモータと、走行装置を駆動するモータを備え、1つのバッテリーと制御装置を備えている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5785734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、そのような従来の技術では、バッテリーからの電力で直にモータを駆動しているため、モータの回転数の制御が極端になりがちであった。
【0006】
本発明では、そのような従来技術の課題を考慮し、モータの制御が円滑に出来る管理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明は、
機体を走行させる走行装置と、
前記走行装置を駆動する走行アクチュエータと、
前記機体に装着され、所定の作業を行う作業装置と、
前記作業装置を駆動する作業アクチュエータと、
前記機体に取付けられたバッテリーケースに収納されたバッテリーと、
制御装置と、を備え、
前記走行アクチュエータは、少なくとも走行モータとその制御を行う走行インバーターとを有し、
前記作業アクチュエータは、少なくとも作業モータとその制御を行う作業インバーターとを有し、
前記制御装置は少なくとも前記作業アクチュエータの前記作業インバーターを制御する、ことを特徴とする管理機である。
【0008】
第2の本発明は、
前記機体が後進するように、前記走行アクチュエータの前記走行モータが回転する場合は、前記制御装置は、前記作業アクチュエータの前記作業モータを停止させるように前記作業インバーターを制御する、第1の本発明の管理機である。
【0009】
第3の本発明は、
前記バッテリーは、少なくとも前記走行装置を駆動し、
前記バッテリーケースの上方に、所定の間隔をおいて上方カバーが設けられ、
前記バッテリーケースが載置されるフロントフレームが設けられ、
前記バッテリーケースの底面は開放されるとともに、前記フロントフレームの、前記バッテリーが載置される平板部にはスリットが形成されている、第2の本発明の管理機である。
【0010】
第4の本発明は、
前記バッテリーケースの前面は、上下方向に回動可能に軸支された前カバーで構成され、
前記前カバーは垂直状態と水平状態とが選択可能であり、水平状態に位置した状態では、前記バッテリーが前記前カバーの上を摺動可能になっている、第3の本発明の管理機である。
(【0011】以降は省略されています)

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