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公開番号2024034425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138651
出願日2022-08-31
発明の名称ブラインドボックスの設置構造
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 9/323 20060101AFI20240306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】柱に隣接する窓を覆うブラインドを柱に干渉させることなく取り付けることが可能なブラインドボックスの設置構造を提供することである。
【解決手段】上下方向に対して傾斜して延びる窓5aと窓5aに沿って上下方向に対して傾斜して延びる柱8とを有し、窓5aが、柱8に対して、一部が柱8の下方側に位置するように隣接する建築物1におけるブラインドボックスの設置構造であって、窓5aに隣接する内壁9と柱8との間に、少なくとも窓5aの上端の高さから下端の高さにまで延びる隙間20を設け、ブラインドボックス10の一部を隙間20に配置したことを特徴とする、ブラインドボックスの設置構造。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に対して傾斜して延びる窓と前記窓に沿って上下方向に対して傾斜して延びる柱とを有し、前記窓が、前記柱に対して、一部が前記柱の下方側に位置するように隣接する建築物におけるブラインドボックスの設置構造であって、
前記窓に隣接する内壁と前記柱との間に、少なくとも前記窓の上端の高さから下端の高さにまで延びる隙間を設け、
前記ブラインドボックスの一部を前記隙間に配置したことを特徴とする、ブラインドボックスの設置構造。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
外壁及び前記内壁が傾斜しており、
前記柱が前記内壁に沿って傾斜しており、
前記隙間が、前記ブラインドボックスが配置された高さから前記窓の下端の高さまでの間において、前記ブラインドボックスに取り付けられたブラインドに干渉しない厚みを有する、請求項1に記載のブラインドボックスの設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の窓の内側に設置されてブラインドが取り付けられるブラインドボックスの設置構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えばオフィスビル、商業ビルなどの建築物では、太陽光や外部からの視線を遮るために、窓の内側にブラインドが取り付けられる。ブラインドとしては、例えば、多数の横向きの羽根(スラット)を備えて上下に開閉するベネシャンブラインド、多数の縦向きの羽根(ルーバー)を備えて左右に開閉するバーチカルブラインドなどが知られている。
【0003】
上記のような建築物においては、窓の内側の天井ないし壁の張り出し部分に、ブラインドを取り付けるためのブラインドボックスが設置されるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-000526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
外観上のデザイン性を高めるために、建築物を、上下方向に対して傾斜して延びる窓と、窓に沿って上下方向に対して傾斜して延びる柱とを有する構成とすることが考えられる。この構成では、柱の左右方向の一方側に隣接する窓は、傾斜する柱に対して、その一部が柱の下方側に位置するように隣接し、柱の左右方向の他方側に隣接する窓は、傾斜する柱に対して、その一部が柱の上方側に位置するように隣接することになる。
【0006】
しかし、このような構成の建築物では、窓の形状は上下方向に対して傾斜して延びる平行四辺形となり、これに対してブラインドは上下方向に沿って延びる矩形形状であるため、傾斜する柱に対して、その一部が柱の下方側に位置するように当該柱に隣接する窓においては、柱が邪魔になり、窓の全体を覆うことができる位置にブラインドを取り付けることができるようにブラインドボックスを設置することができない、という問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、柱に隣接する窓を覆うブラインドを柱に干渉させることなく取り付けることが可能なブラインドボックスの設置構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のブラインドボックスの設置構造は、上下方向に対して傾斜して延びる窓と前記窓に沿って上下方向に対して傾斜して延びる柱とを有し、前記窓が、前記柱に対して、一部が前記柱の下方側に位置するように隣接する建築物におけるブラインドボックスの設置構造であって、前記窓に隣接する内壁と前記柱との間に、少なくとも前記窓の上端の高さから下端の高さにまで延びる隙間を設け、前記ブラインドボックスの一部を前記隙間に配置したことを特徴とする。
【0009】
本発明のブラインドボックスの設置構造は、上記構成において、外壁及び前記内壁が傾斜しており、前記柱が前記内壁に沿って傾斜しており、前記隙間が、前記ブラインドボックスが配置された高さから前記窓の下端の高さまでの間において、前記ブラインドボックスに取り付けられたブラインドに干渉しない厚みを有するのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、柱に隣接する窓を覆うブラインドを柱に干渉させることなく取り付けることが可能なブラインドボックスの設置構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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