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公開番号2024019877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122622
出願日2022-08-01
発明の名称プレキャストコンクリートブロックの製作方法
出願人五洋建設株式会社
代理人個人,個人
主分類E02D 27/12 20060101AFI20240206BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】製作ヤードにおける作業を簡略化し、効率よく製作可能なプレキャストコンクリートブロックの製作方法の提供。
【解決手段】このプレキャストコンクリートブロックの製作方法は、鉄筋取付板7,7に複数の鉄筋8,8…の先端部が予め固定されてなる鉄筋組立体20を形成しておき、鞘管6を型枠底面部40に所定の位置及び姿勢で設置した後、鉄筋取付板20を鞘管6の外周面に溶接して固着し、しかる後、型枠42内にコンクリートを打設して鞘管6に複数の鉄筋8,8…が固着されたコンクリートブロック5を形成する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
杭頭部が挿入される鞘管を備え、該鞘管に互いに間隔をおいて平行配置された複数の鉄筋が固着されてなるプレキャストコンクリートブロックの製作方法において、
鉄筋取付板に前記複数の鉄筋の先端部が予め固定されてなる鉄筋組立体を形成しておき、
前記鞘管を型枠底面部に所定の位置及び姿勢で設置した後、前記鉄筋取付板を前記鞘管の外周面に溶接し、前記鉄筋組立体を前記鞘管に固着し、
しかる後、前記鞘管及び前記鉄筋組立体を囲むように設置された型枠内にコンクリートを打設して前記鞘管に前記複数の鉄筋が固着されたコンクリートブロックを形成することを特徴とするプレキャストコンクリートブロックの製作方法。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
互いに所定の間隔をおいて配置した複数の鞘管を所定の姿勢に調整して前記型枠底面部に設置した固定具を介して固定した後、
前記複数の鉄筋の両端がそれぞれ前記鉄筋取付板に固定された鉄筋組立体を隣り合う前記鞘管間に配置し、前記鉄筋取付板をそれぞれ前記鞘管の所定の位置に溶接して隣り合う前記鞘管間に前記鉄筋組立体を架設する請求項1に記載のプレキャストコンクリートブロックの製作方法。
【請求項3】
前記鞘管の底部内周面に周方向に間隔をおいて複数の高さ調整部材を設置し、
該複数の高さ調整部材をそれぞれ調節して前記鞘管を所定の姿勢に調節する請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリートブロックの製作方法。
【請求項4】
前記鉄筋組立体を前記鞘管の上下複数段に配置して固着する請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリートブロックの製作方法。
【請求項5】
前記鉄筋組立体を前記鞘管の上下複数段に配置して固着する請求項3に記載のプレキャストコンクリートブロックの製作方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、桟橋等の杭支持構造物の上部工を構成するプレキャストコンクリートブロックの製作方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドルフィンや桟橋等の杭支持構造物1は、図13、図14に示すように、水底地盤2に打設された複数の鋼管杭3,3と、鋼管杭3,3に支持されたコンクリート製の上部工とを備えている。尚、図中符号4は水面である。
【0003】
この種の杭支持構造物1の構築は、人手不足の解消、海上作業の安全性向上、上部コンクリートの品質向上等を目的として、上部工を構成するプレキャストコンクリート部材(以下、PCa部材5という)を別途陸上ヤード等で製作しておき、このPCa部材5を鋼管杭3,3の杭頭部に接合させる工法が広く用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
この種のPCa部材5は、杭頭部が挿入される鞘管6と、鞘管6の外周面に溶接によって固定された鉄筋取付板7と、鉄筋取付板7に先端部が溶接によって固着された鉄筋8,8…とを備え、鉄筋コンクリート造のブロック状に形成されている。
【0005】
従来、このPCa部材5は、製作ヤードの型枠底面部に鋼管杭3,3の間隔に合わせて鞘管6を配置し、位置調整をした後、鞘管6に固着された鉄筋取付板7間に各鉄筋8,8…の先端部を溶接によって固着させるようになっている。
【0006】
その際、各鞘管6の位置は、実際に打設された鋼管杭3,3間の距離に合わせて配置されるため、鉄筋8,8…を鞘管6が配置された後に鉄筋取付板7に固着させる際の溶接長によって、水平方向の位置ズレを調整するようになっている。
【0007】
そして、鉄筋8,8…の配置が完了したら、鞘管6及び鉄筋8,8…の周囲に型枠を設置し、型枠内にコンクリートを打設する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2001-288725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述の如き従来の技術では、製作ヤードにおいて、複数の鞘管が配置された状態で鞘管に固着された鉄筋取付板に各鉄筋の先端部を一本ずつ位置を調整しながら溶接しなければならないため、溶接作業の回数が多く、作業が煩雑であるという問題があった。
【0010】
また、鉄筋が上下方向に複数段に亘って配置される場合には、鉄筋を鉄筋取付板に溶接する際、他の段の鉄筋が既に溶接されている場合、当該既に固着された鉄筋が邪魔となり、作業効率が悪いという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)

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