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公開番号2024012991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-31
出願番号2022114872
出願日2022-07-19
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人個人
主分類E06B 7/23 20060101AFI20240124BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】縦枠の中空部の小口に止水キャップが装着される建具において、止水キャップによる中空部の小口の止水性を向上させる。
【解決手段】中空部30は、室外面部33と、左右の側方面部35を有する。止水キャップ6は、室外面部33及び左右の側方面部35を含む中空部30の室外側部30Aで中空部30の小口32内に配置される蓋部51と、左右の側方面部35の間で中空部30の小口32内に垂設された壁部53と、壁部53に設けられ、左右の側方面部35に止水キャップ6を固定するビスを受容するビスホール部54と、中空部30の小口32内で蓋部51と室外面部33の間に挟まれる水密材60を有する。ビスホール部54は、壁部53の室内側に設けられ、かつ、室内側に向かって開口する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
中空部を有する縦枠と、前記中空部の小口に装着される止水キャップと、を備えた建具であって、
前記中空部は、室外面部と、室内面部と、前記室外面部及び前記室内面部に連なる左右の側方面部と、を有し、
前記止水キャップは、前記室外面部及び前記左右の側方面部を含む前記中空部の室外側部で前記中空部の小口内に配置される蓋部と、前記左右の側方面部の間で前記中空部の小口内に垂設された壁部と、前記壁部に設けられ、前記左右の側方面部に前記止水キャップを固定するビスを受容するビスホール部と、前記中空部の小口内で前記蓋部と前記室外面部の間に挟まれる水密材と、を有し、
前記ビスホール部は、前記壁部の室内側に設けられ、かつ、室内側に向かって開口する建具。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
請求項1に記載された建具において、
前記止水キャップは、前記室外面部に当接して、前記ビスを中心とする前記止水キャップの回転を止める回転止め部を有する建具。
【請求項3】
請求項2に記載された建具において、
前記回転止め部は、前記水密材から前記縦枠の長手方向内側に離隔して、前記室外面部と対向して配置される建具。
【請求項4】
請求項2又は3に記載された建具において、
前記回転止め部は、前記ビスを中心に前記室外面部に向かって移動して、前記室外面部に当接する建具。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれかに記載された建具において、
前記止水キャップは、前記蓋部から前記縦枠の長手方向外側に向かって突出して、前記蓋部に沿って室内側に向かう水を止める水止め部を有する建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦枠の中空部の小口に止水キャップが装着された建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
建具の縦枠は、建具の枠体に設けられて、建物の外壁に設置される。また、中空部を有する縦枠では、中空部が縦枠の端面で開口する。そのため、建物の外壁で、止水キャップを中空部の開口した小口に装着して、中空部の小口の止水性を確保することがある。従来、このような縦枠の中空部の小口の止水構造として、止水キャップであるふさぎ具により、縦枠の中空部の端部を覆う縦枠上部ふさぎ構造も知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の縦枠上部ふさぎ構造では、ふさぎ具は、中空部内に差し込まれて、中空部の小口に取り付けられる。ところが、中空部の小口における室外側の箇所では、ふさぎ具と中空部の間に水が浸入する等して、中空部の小口の止水性に影響が生じる虞がある。また、例えば、ふさぎ具が変位することで、ふさぎ具と中空部の間に隙間が生じて、中空部の小口内に水が浸入することも懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公昭62-43104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、縦枠の中空部の小口に止水キャップが装着される建具において、止水キャップによる中空部の小口の止水性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、中空部を有する縦枠と、前記中空部の小口に装着される止水キャップと、を備えた建具であって、
前記中空部は、室外面部と、室内面部と、前記室外面部及び前記室内面部に連なる左右の側方面部と、を有し、
前記止水キャップは、前記室外面部及び前記左右の側方面部を含む前記中空部の室外側部で前記中空部の小口内に配置される蓋部と、前記左右の側方面部の間で前記中空部の小口内に垂設された壁部と、前記壁部に設けられ、前記左右の側方面部に前記止水キャップを固定するビスを受容するビスホール部と、前記中空部の小口内で前記蓋部と前記室外面部の間に挟まれる水密材と、を有し、
前記ビスホール部は、前記壁部の室内側に設けられ、かつ、室内側に向かって開口する建具である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、縦枠の中空部の小口に止水キャップが装着される建具において、止水キャップによる中空部の小口の止水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の建具を示す正面図である。
本実施形態の建具を示す縦断面図である。
本実施形態の建具を示す横断面図である。
本実施形態の縦枠の端部の構成を示す斜視図である。
本実施形態の縦枠の端部の構成を示す斜視図である。
本実施形態の縦枠の端部の構成を示す斜視図である。
本実施形態の縦枠の端部と止水キャップを示す縦断面図である。
本実施形態の縦枠の端部と止水キャップを示す縦断面図である。
本実施形態の縦枠の端部と止水キャップを示す縦断面図である。
本実施形態の止水キャップの他の例を示す図である。
本実施形態の止水キャップの他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の建具では、止水キャップにより、縦枠の中空部の小口を止水する。以下では、建具が引き違い窓である場合を例にとり、本実施形態の建具について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態の建具1を示す正面図であり、建物10に設置された建具1を室外側からみて示している。図2は、本実施形態の建具1を示す縦断面図であり、図3は、本実施形態の建具1を示す横断面図である。図2、図3は、建具1が設置される建物10の一部の断面を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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